表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『中堅教師やらかし列伝』  作者: のがみつかさ
8/8

第8話『決戦当日!二人して何やってんの?』の巻

 お茶漬けがそのお店の看板商品、即ち名物、一押しだと主張する女将さん(?)…らしき女性の発言にイマイチ納得がいかないツカレタロウ!「お茶漬けとは、つまり❝締めの一品❞であり、卑しくも❝お通し❞として振舞うべきでは無いとの持論展開の下、校長先生相手に師弟漫才(?)に本領発揮の主人公!でも驚く勿れ!作者でさえ知らなかった事実が判明したことを!先日の某国営放送で流れたローカルニュースで埼玉県の越谷市では、実際❞お茶漬け❞通して町興ししよう!と頑張ってらっしゃる方々が居るって話!紛れも無い事実なのである!故に太郎の主張は、単なる偏見に過ぎなかった!もはやお茶漬けは、至る所で市民権を得て、これからもずっと地元名産、郷土料理の一品として輝き続けることだろう!❝締めの一杯、お茶漬けサラサラ!❞なんて軽口叩くんじゃねぇーぞ―太郎!じっくり腰を据え、よ~く味わって食べるのじゃ!「そう言う、のがみさんさぁ!夜食に一体何食べてんの?」BY 編集長!「お茶漬けで~す!サラッとサッサッサ!」って…「オイッ!(怒)」

 前話では、丸で酔い潰れたかのように見えた校長がいきなり突然不意を突くかの如く顔を上げ、平然と話しかけて来るもんだから、太郎は思わずびっくりして腰を抜かさんぐらい驚く始末!


「それにしても先方さん、遅いですね!聞く所に因ると時間には、かなりうるさいくらい几帳面なお方だと伺ってはおりますが…!」

「えぇ、確かに!…という前に校長先生!さっきまで居眠りされてませんでした?これだと読者さん達、皆“夜の飲み会?”って勘違いされますよ!まだお昼時ですからね、あくまでも朝の午前10時ぐらいの設定でお願いします!良ろしいですか、❝お醤油飲み❞名人のダンナ?」

「当た棒よ!こちとら狸寝入りと来りゃ、誰にも負けやしねぇよ!すっとこどっこい!へっへっへ!…って何言わせるんですか、先生?時代劇の八っあん、熊さんの会話じゃないんだから…そこのところは、ぜひともおフザケご遠慮願いたい!これでも教育者の端くれとして…!」と言うが早いか、いきなりバーン!と(ふすま)が開いて客人が登場!正に“待ち人来たり!”と太郎も校長先生も思わず、割りばし投げ捨て大絶叫!宙を舞う刺身!両者お互いお茶を顔面に…?おっと、その前に本来ならば、以下の台詞回しが予想された筈…!


「やぁ、ど―も、ど―も!随分とお待ちしておりましたよ!さぁ、ど―ぞ中へ!」BY校長

「何かトラブルでもあったんスか?もう待ちくたびれて…待ちくたびれて屁が出そう!」BY太郎


 …と各々が労う場面すら皆無な訳で…何故かここでも2人してハモネプ状態?Oh,fantastic!


「う、うわ―――――――――――――――――――――――――――っ!」


 …とまぁ早い話が悲鳴轟くジェットコースター乗車中のお客さんの精神状態そのもので…!それもその筈、いやはや驚くのも無理もない話で開いた襖から登場したのは、何とお見合い相手の女性とは程遠い!程遠いどころか、それをいとも簡単に飛び越えて現れ出でたる客人とは、ズバリ!(いか)つい顔した男衆5人がぞろりとその場で仁王立ちして勢揃い!しかも5人全員がガラの悪い人相の…“顔面凶器の巨匠こと、小沢〇志さん”も真っ青のヤンチャ小僧?…じゃ済まされない黒ネクタイに白のスーツと言うか、背広服姿の面々!ここはVシネマのロケ現場じゃ無いっつーの!とは言え、一瞬で何か不穏な空気を察知した太郎は、小声で…そう蚊の泣くような声で校長へと耳打ち開始!


「あわわわ!こ…校長先生!ま…マズイっス!この方々って絶対…ヤバイっスよ!マジで怒らせでもしたらきっと翌日2人共、東京湾にプカプカ浮いた状態で新聞に載りますって!❝哀れ!無残な教員2名❞って一面写真付きで…?」

「ハ?❝東京湾に2人仲良く素潜り漁❞って見出しで…ですか?それってもしかして…海女〇ゃん?」

「♪タラッタッタッタッタ…♪って違いますって…もう!そんな面白い展開になるわけないじゃないですか、この〇カ!」

「ウ…ウマシカ?今、アナタ、この私のこと、❝〇カ、マヌケ、偏屈、年〇り、イボ痔野郎!❞って言いましたよね、確かに?」

「そんなたくさん言えるワケないでしょう!〇カだけですよ、たったの2文字!」

「ほら、やっぱり言ってるじゃないですか?仮にも上司に向かって何て言い草を…!こりゃ事と次第に因っちゃ、今からでも教育員会へ電話して…!」

「ち、違いますって…誤解しないで下さい!私が言おうとしたのは、「このバあい、状況が違うじゃないですカ?」を省略しただけですって…仮にも校長先生は、この私がそんな酷いことを言える立場とお思いですか?」って太郎が言えば、校長先生は、即答で一言!


「オス コース!」と自信たっぷり、これ見よがしに主張するも何か変な英語?普段の会話ならその場で大笑いするところが危険な香りに包まれ、笑うに笑えない状況のツカレタロウ!


「❝勿論❞って…そんなに信頼されてないんですか、この私って…?」

「❝言わずも…❞アレ?何でしたっけ?この続きは…?」

「❝言わず最上の川遊び❞ってヤツでしょ?校長先生のご専門って確か国語では…?」

「勿論そうですよ!ちょっとアナタを試しただけのこと、余計な揚げ足取りは止めて貰いたい!ハテ?でも、そういう表現って有りましたかね、言葉として…ん?最上〇がさん?」


「あ、あの…?」と客人の1人が話しかけるや否や…サーッと血の気が引いた2人は、一斉に…


「ハイ―――――――――――――――――――――――――ッ!」(←「ウ~ン!お約束とは言え、この絶妙なタイミングでのハモリ?他人事(ひとごと)とは言え、お見事ですなぁ!」)


 …とまぁ、さっきの元気は何処へやら、ネクタイ背広の5人衆でも一番怖そうな人相の男性がこれまた低い声で話しかけて来たから堪らない!冷や汗どころか、思わずオシッ…まで漏らしそうに震え上がる太郎&校長先生!


「お取込み中のところ、大変恐縮なんですが…こちらは、“薔薇の間”でしょうか?」って話しかけて来たのに、なぜか二人には、こう聞こえて来たから始末が悪い!WHY?


「コ、コラぁ~!(ばら)すでぇ!チャカで…!」(←「ホンマかいな?怖っ!」)念の為、もう一度今の場面(シーン)を再現してみましょう!では、皆さん、ご一緒にどーぞ!


「こちらは、バラの間でしょうか?」上手い!ウン!何度聞いてもそう聞こえる!…な訳ないって!


「ば、❝薔薇の間❞じゃないんですね!ここは…え、えぇと…オイッ!竜次(りゅうじ)ィ――ッ!全然違うじゃねぇか!ちゃ―んと確認したのか、てめえ!後輩(こぞう)だからって大目に見ねぇぞ、この世界じゃ――ッ」!

「アチャ~!すんませ~ん、先輩(アニキ)!ちょっとした手違いが有ったようで…アレ?一体何処だったかなぁ?え~と、え~と…??? 」


 するとたまたま偶然、廊下でお膳を運んでいた仲居さんが機転を利かせて咄嗟(とっさ)に一言!


「お客様ぁ~!❝薔薇の間❞でしたら、此処では無くて、まだ先の、そう!もっと奥の突き当りですよ!」

って優しく応対してくれることに…!しかも爽やか笑顔で丁寧に…!すると厳つい面々の5人衆は、全員ニッコリ微笑んで声を揃えて一斉に…

「あ、どうもすみませ~ん!慣れないもんだから、つい部屋を間違えちゃってぇ…!えへへ♡!」と言うと同時に彼女へ深々と一礼を成し、素早くその場を去って行くアニキ達!く~( E )…てかお茶目ぇ!


 それとは対照的に彼女は、何事かとびっくりした様子で気絶している太郎と校長先生の下に駆け寄り、揺り起こして一言!

「お客様!お客様?どうしました?大丈夫ですか?起きて下さいまし、お客様!」

「は?う、うわ~!今度は着物姿の“姐さん”(極妻)…?ボク達、何でもやりますから…どうか命だけは!命だけは…お助け下さ―――い!」って太郎が言うと、その仲居は、キョトンと変な顔して冷静に、こう、のたまうのでした!


「お客様!大変申し訳ございませんが、お部屋のご移動をお願い申し上げます!」っていうと太郎は、口角泡を飛ばし、多少引き攣った怒り顔で、こう即答!イヤ反論、反撃開始!


「そ、そんな事より…この居酒屋(みせ)って…そういう連中の集まる場所(とこ)、なんスか?」

って太郎の言葉に対し彼女は、困惑してこう返事を返して来た!


「そ、そんな連中(かたがた)って一体…?」


「今居たでしょう?この部屋に5人ぐらいで押しかけて来た…ほら、何か体格の良い、プロレスラーが背広着た感じのキンピラゴボウが…?」(←「正装服姿のオカズ野郎?」)

「は?あ~!今の方々ですか?えぇ!ちゃ―んと奥の❝薔薇の間❞へとお通ししましたけど…それが何か?」

「何もクソも有りませんよ!い、良いんですか?ああ言った連中の出入りを許して…風紀上これは如何なものかと…?場合に因っちゃ、とある所へご一報せざるを得ないことも無きにしも非ず…なんですが?飽くまでも一個人の見解として…どうなのかなぁって…?」


「そうです、そうです!事と次第に因っちゃあ、由々しき重大な…それでいて巧妙かつ重大で由々しき問題かと…?」って同じ言葉を繰り返す相棒の…?イヤ失礼!相方…?じゃなくて貫禄のある、如何にも管理職然とした出で立ちに驚く太郎は、嫌味たっぷり、ここぞとばかりにネチネチと…


「アレ?校長先生、いつ起きたんですか?私より先に気絶して於き乍ら、今更になって変な正論おっしゃって…?」

「こりゃ失礼!アナタが仲居さんに文句を言い始めた、大体3行目ぐらいのとこからかなぁ?やっとの思いで意識が戻ったというか、漸く回復しましてね!面倒臭いんで死んだふりして二人のやり取りをじッと聞いてましたよ!面白いったらありゃしない!アハハ!」


「はぁ?」


「あの…どうでも良いんですけど、お客様!今すぐお部屋を移動して頂かないと次のお客様のご迷惑になりますので…ぜひとも素早い、ご移動をお願い申し上げます!」

「ご移動?って…ここは私達が事前に予約した、❝蓮の間❞でしょ?何で移動せにゃならんのですか?」と怒り心頭のツカレタロウ、43歳、独身、暇人歴〇年ってもうイイか?突っ込むのに疲れたんで…!



     すると校長も太郎を助けるかのよう補足説明に終始するも…???


「そうですよ、そう!それは余りにも失礼では?失…礼…?ん?❝蓮の間❞?蓮の間?アレ?何か違いますね、感じが…?いえ、漢字が…?私共(わたくしども)が予約した部屋の名前は、確か4文字だったような?そう、4文字!蓮の間…はすのま…ハスノマ?ハマナス?そうだ!❝浜茄子の間❞でした!こりゃまた失敬、失敬!私ともあろう者が…うっかり七兵衛(?)飛んだ勘違いを…道理でお見合い相手が居ない筈だ!まぁ、でも津彼(ずひ)先生の言葉を借りて弁解するなら❝ハマナスの間❞を略して“ハスの間”ってことで良ござんすね!こりゃまた一本取られましたなぁ!山〇君、座布団1枚持って来て!ってアハハ!〇点?」


「校ォ――――――長ォ―――――――ッ!」(ツカレタロウ、怒りMAX!)


「♪知床の岬に ハマナスの咲く頃♪…って歌知りませんか、津彼(ずひ)先生?」

「知りませんよ、そんな古臭い昭和の歌なんか!森〇何ちゃらさんが歌ってた歌なんて…?」

「よ~く知ってるじゃありませんか?アナタ、とても平成生まれだとは思えませんね!もしかして今流行りの“経歴詐称”ってヤツじゃあ?イヤ❝年齢詐称❞かな?サバ読んでませんカツオ節?」


「読んでません!って…もう…6GGE!アレ?私達さっきから何揉めてたんでしたっけ?え~と、え~と…あ!そうそう、思い出した!さっきやって来た5人の八休さん達ですって!」

「え?一休さんがどうかしました?」って校長先生が不思議そうな顔をすると太郎は、

「一休さんじゃなくて…八休さんですよ、校長先生!如何にもその筋って感じの…ハッキューサンご一行!激ヤバ、激コワ、激オコしてた5人の❝あうとろう❞!ね、仲居さん!」


 すると今度は、正に鬼の形相で目くじらを立てた彼女が冷たく一言!正に激オコ状態で…


「先程のお客様は、❝警視庁凶悪犯〇暴取り締まり係の刑事さん達❞ですが、お望みと有らば、もう一度お呼びしましょうか?何なら、いっそのこと、お二人とも逮捕して頂いても…?」


「ノ――――サンキュ―――――ッ!」と最後までハモる2人なのでした!    

                              (つづく)

 


愈々昨日から嬉しいGW突入ですね!コロナもだいぶ落ち着いて来たのかな、以前みたいな悲壮感がさほど感じられず、薄まったっていう安心感の下、観光やら旅行を十分楽しんで来て下さいね!勿論病原菌自体は、完全消滅してはいないものの、治療薬等が発達したお陰で回復も早いかと思われます!感染を予防するに越したことは無いのですが、マスクしっ放しだと、今度は暑さ対策やら熱中症で苦しい思いするのが難点だけど、そこは賢い皆様方のことですから、私からは❝他言無用❞ってことでLet' enjoy a happy life.です!それじゃ、また!  のがみつかさでした!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ