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No Name's Dynasty  作者: 大道福丸
継承拳武
139/163

進化した聖王覇獣拳

「師匠の息子だって……!?」

 衝撃の事実を打ち明けられたリンゴは改めて玄允の顔をまじまじと観察した。

(師匠に似ているといえば、似てる気がするけど、そうでもないと言われれば、そうでもない気がしないでもない……けれど、この感覚は間違いなく……)

「感じるか?父の面影を」

「!!?」

「目鼻立ちはどちらかというと母親似なんでな。そこまで父と似ているとも思えない。けれども、何故かどことなく玄羽を感じてしまう……それが羅昂様がおれを見つけた時の感想だ」

(自分と全く同じ……!!)

 この戦いの黒幕というべき相手と同じ発想に至ったのが悔しかったのか、はたまた玄允を敬愛する師匠の血統だと認めたくないからなのか、リンゴ自体もわからないが、ただただ悔しく、思わず歯噛みをした。

「おれと我が師、羅昂との出会いは偶然だった。自分の身体を治す手段を探すために、訪れた小さな村で母を亡くしたばかりのおれを見つけた」

「お母さんを……」

「母は生前、父のことを一切話さなかった。別におれも興味なかったし、どうでも良かったから気にしたことがなかったが、羅昂に玄羽の息子かと問われた時に、思い出した……昔一度だけ、母がこの村に拳聖が尋ねて来たことを嬉々として語っていたのを……」

 母の顔を思い出し、ずっと無表情を決め込んでいた玄允が寂しげな笑顔を浮かべた。

「……それだけで、お前は自分が師匠の息子だと思い込んでいるのか?」

 玄允の話を聞いて、リンゴは冷静さを少しだけ取り戻していた。今の彼の話が本当なら拳聖玄羽と血が繋がっている客観的な証拠はないのだから。

 一方で心の片隅で彼と師匠を重ね合わせ、胸騒ぎはずっと持続していた……。

「お前が信じられないのも無理はない。おれ自身、羅昂様に初めてそう告げられた時は、半信半疑だった」

「なのに、何故お前はそんな風に真顔で玄羽の息子だと名乗れるようになったんだ?」

「さっきその身をもって体験しただろ?」

「……え?」

「このおれの父親譲りの武の才を」

「!!?」

 狻猊の鮮やかな緑色の装甲は先の業天馬との聖王覇獣拳の打ち合いで見るも痛々しい傷だらけになっていた。まさにそれこそ決して否定できない玄允の才能の証明であった。

「羅昂様に教えられた技をおれはすぐに再現できた。むしろ遺伝子の奥底で眠っていたものを思い出したと言った方がしっくり来る。それほど羅昂様が調べ上げた聖王覇獣拳の技を難なく習得できたんだ」

「だから自分は間違いなく拳聖の子だと」

「あぁ」

(この立ち振る舞い……やはり師匠に似ている……だが!だとしたら!!)

 確固たる自信をもって、そう返事をする玄允を見て、再び師匠の影を感じた。すると同時に沸々とやりきれない怒りが沸き上がって来た。

「いいだろう……百歩譲って、お前が師匠の息子だってのはとりあえず認めてやってもいい……いいが!それなら!玄羽の息子なら!何故、あの人の敵であった羅昂につく!?何故、その拳を猛華を混乱させるために使う!?」

 リンゴは許せなかった。類い稀なる才能を持ちながら、それを人を不幸にするために使うことを。仮に玄羽の血筋だとしたら、彼のように人々の平穏のために拳を振るうべきだと憤った。

 それに対し、玄允の答えは……。

「世俗のことなど興味ない。おれはただ昨日の自分より強くなりたいだけだ」

「!!?」

 その瞬間、リンゴの玄允と玄羽の面影がぴったりと重なった。

(こいつは強さへの渇望をより凝縮した師匠だ……師匠が倫理観でセーブしていたものを解き放った純粋なる武の化身、玄羽の奥底にあった狂信的な意思を継いだ存在なんだ……!!)

 リンゴはこの瞬間、心の底から認めた……玄允が玄羽の息子だと。

 そしてだからこそ……!

「わかった……お前は師匠からいい面も、そして悪い面も色濃く継承している。きっと師匠が生きていたら、その危うさを諭し、正しい道に戻したはずだろう。だが、師匠はもういない……なら、一番弟子であるこの林江が、聖王覇獣拳の正しき使い方を示してやる!!」

 消沈していた闘志が再び激しく燃え上がる!それに呼応し狻猊の装甲も静かに、だが確かに熱を帯び、空気中の水分を蒸発させた。

「高々一番弟子程度に聖王覇獣拳の真なる後継者であるおれが教えてもらうことはない。むしろこのおれがお前に教えてやろう……聖王覇獣拳のその先を……!!」

 玄允も仮面を着け直し、再度完全な戦闘態勢に。昂る感情を愛機、特級骸装機の業天馬に巡らせた。

「完全適合か……!!」

「父がおれの存在を把握していたかどうかは今となってはわからんし、どうでもいい。ただ父親として何もしてくれなかったのなら、せめて遺産の一つや二つ残してもらわないと」

「それが聖王覇獣拳だというのか……!そんなことで後継者を名乗るなんて……!!」

「安心しろ。そう名乗るからにはしっかりと後継者として仕事はする。技を受け継ぐということは、先人の開発したものをただ模倣するだけではない。さらに進化させてこその後継者だ」

「お前にはそれができるというのか……?」

「できるではなく、すでにできている。思い知らせてやろう、ただ真似するだけの弟子と、真なる後継者の覚悟の違いを……!!」

 業天馬は構えを取ると同時に一気に距離を詰め、足を上げた!

(この技は……)

「聖王覇獣拳……」

(巨星震脚!さっきの意趣返しのつもりか!?だが、その技の対抗策は当然知っている!!)


ピョン!


(地に足を着けてなければ、その技の効果はない!)

 狻猊は後ろに跳躍。空中に逃れることで局地的な地震に対処しようとした。

 それが彼の知っている聖王覇獣拳なら、彼の知っている巨星震脚ならその行動は何ら間違っていない。けれど……。

「チョウジュウの型」

「……は?」

「巨星重震脚」


ズンッ!ゴゴゴッ!!


「――何ぃッ!!?」

 残念ながら、その技は彼の知っているものとは似て非なるものだった。

 空中に逃げるはずが何らかの力により地面に強制的に下ろされた狻猊はもろに業天馬の踏み込みが起こした揺れをもろに受け、体勢を崩してしまう。

(なんだ今のは!?まるで上から手で押さえつけられたみたいに!!?そのせいで空中に逃げられ――)

「聖王覇獣拳」

「――ッ!!?」

 頭の中の整理が終わるのを待ってくれるわけもなく、業天馬は追撃に移っていた。狻猊に青い背中が迫る。

(山崩し!!どこまでもさっき自分の連携をトレースするつもりか!!)

 その挑発的な意図に苛立ちを覚えながらも、身体は冷静にガードポジションを取る。しかし……。

「チョウジュウの型……天山崩し」


ドオッ!!


「――ッ!!?」

 無慈悲にその防御態勢を崩される!業天馬の技の破壊力はリンゴの想定を遥かに超えていたのだ!

(なんだこの威力は!?なんだこの身体の芯まで響く重さは!?こいつの技は何かが違う……本当に聖王覇獣拳を進化させたというのか!!?)

「フッ」

「!!?」

 驚愕する狻猊の目の前で業天馬が拳を振り被った。先ほどとは真逆の構図だ。

(さっきはカウンターをカウンターで返された……こいつにできることならオレだって!!)

「はあッ!!」

 狻猊は拳を振り抜く……素振りを見せた。

「ふん」

 それに対し業天馬はリンゴの思惑通り、カウンターのパンチを繰り出す。

「今だ!!」


バッ!!


 瞬間、狻猊は握っていた拳を開き、業天馬の手首を掴もうとした……が。

「愚かな」


バッ!!ガシッ!!


「!!?」

 それを読んでいた業天馬は回避と同時に、逆に狻猊の手首を掴んだ。

「下らん意地を張って……さっきも言ったが、考え自体は良くともそれを実現する動きのキレが貴様にはない」

「くそぉ!!」

 慌てて手を振りほどきにかかる若獅子。しかし……。

「聖王覇獣拳・チョウジュウの型、重流投げ」


クン!


「――ッ!?」

 狻猊は自らの肉体から重さの概念が無くなったかの如く、羽毛のようにフワリと空中を舞った。

「はあッ!!」


ドゴオォォォォォォォォン!!


「――がはあッ!!?」

 そこからまさに急転直下!また突如重さが戻るどころか、倍増したように感じたと思ったら、おもいっきり地面に叩きつけられた。

(オレは今何を……)

 あまりの衝撃に意識が朦朧とし、視界が歪んだ。

 その霧のようなモヤがかかった視界の中に鮮やかな青い天馬がカットイン!

「――うっ!?」

「聖王覇獣拳・チョウジュウの型……烈掌隕石!!」

 業天馬は倒れる狻猊に容赦も躊躇もなく掌底を撃ち下ろした!


ドゴオォォォォォォォォン!!


 放たれた掌底は粉々に砕いた……大地を。

「ちいっ!間一髪……!!」

 ギリギリのところで意識を取り戻した狻猊は地面を転がり、攻撃の影響外に退避していた。

(つーか、なんて威力だよ……!!)

 起き上がりながら業天馬が掌底で作り出したクレーターを見て、改めて肝を冷やす。もしあれを受けたらなんて、想像もしたくなかった。

(あれがチョウジュウの型とやらの力なのか……!?なんにせよ奴の力がわからない今、安易に接近戦を挑むのは危険だ。聖王覇獣拳同士の戦いから降りたみたいで癪だけど……ここは狻猊の炎で!!)

 悔しさをぐっとこらえながら、その複雑な感情をエネルギーに変換、緑色の獅子はその体表と同じ美しい翠色の炎を手のひらに灯した。そしてそれをすぐさま……。

「喰らえ!!」


ボオォォォォォォォォォッ!!


 業天馬に向けて、噴射する!その熱量と輝きに早朝の空が、大地が、寺が微かに緑色に染まった!

「マシンのスペックに頼るか……別に否定はせんが……それだけではおれと業天馬は倒せない」

 先ほどの狻猊のように、その瞬間業天馬から重さという概念が消失した。

「聖王覇獣拳・チョウジュウの型、無重滑り」


ヒュンッ!!ボオォォォォォッ!!


「何!!?」

 業天馬は地面の上を滑るように、高速移動!そのスピードと独特の挙動でいとも簡単に炎を躱した。

「ただ炎を出すだけの奴に遅れはとらん」

「その自信ごと焼き尽くしてやる!」

 狻猊は懲りずにさらに炎を噴射し続ける……が。


ヒュンッ!ヒュンッ!ヒュンッ!!


「――ッ!!?」

 焼き尽くすどころか、身体の先を焦がすことさえ、ターゲットに熱さを感じさせることさえできなかった。

(これは大地滑りなのか!!?オレのよりも遥かに速く、かつ縦横無尽だ……下手したら師匠よりも……!!)

「そろそろまた攻めさせてもらうぞ」

「!!?」

 業天馬は不敵な宣戦布告と同時に一瞬で獅子の懐に潜り込み、拳を……。

「聖王覇獣拳!五月雨拳骨!!」

 そうはさせまいと狻猊は先んじて拳のラッシュを繰り出した!停止状態から一瞬でトップスピードまで拳が加速する!

「チョウジュウの型、重刀封(じゅうとうほう)


バシッ!バシッ!!


「ぐっ!?」

 だが、軽く振られた手刀によってあっさりと捌かれてしまう。

(ただの手刀がなんて威力!!さっきからモーションの大きさと破壊力が全く釣り合っていない……一体どうやって……なんて考えてる場合じゃない!!)

 狻猊は疑問を脳内の片隅に追いやると、前蹴りを放った!

「でやあっ!!」


ピョン!ヒュッ!!


「惜しかった……とも言えないか」

「くっ!?」

 業天馬は軽やかな跳躍で回避。さらにそのまま獅子の頭上から……。

「聖王覇獣拳・チョウジュウの型、猛爪重連脚」


ガンガンガンガンガンガンガンガン!!


「――ぐうっ!!?」

 踏みつけ!踏みつけ!踏みつけ!まるで豪雨のように蹴りを浴びせかけた。

 これには狻猊は身体を丸め、腕でなんとか急所を守るくらいしかできない。

(これも自分の猛爪連脚よりも遥かに威力が上……それどころか、さっきこいつ自身が放った時よりも強くなっている……底が……こいつの強さの底が見えない……!!)

 それは肉体以上にリンゴの心を踏みにじった。圧倒的な強さを目の当たりにして、ついにリンゴは……。

(だからどうした!自分より強い奴がいるなんて、嫌というほど知っているだろ!!)

 リンゴは折れなかった。彼の中にある強者の記憶が彼の心を支えてくれたのだ。

(セイさん、ラクさん、カンシチさん、ジョーダンさん、そしてシュガさんに師匠!オレが目指しているのは心技体、全てが揃ったあの人たち!いくら力と技術が凄くても、心が伴っていないこんな奴には負けるわけにはいかない!!)

 リンゴの想いが狻猊に迸り、限界を超えた力を発揮する!

「聖王覇獣拳!旋風ゴマ!!」

「そう来るよな、お前は」


ダッ!!ブオォン!!


「――なっ!?」

 回転の風圧で吹き飛ばそうとした狻猊だったが、その考えは読まれていた。業天馬は直前で獅子の腕を踏み台にして、風の外へと逃げ出した。いや……。

「聖王覇獣拳・チョウジュウの型」

 業天馬は空中で一回転しながら、足を伸ばす!そしてそのまま落ちて来た!

「この技は!!?」

「闘魂砕き」

「炎よ!!」


ボオォォォォォォッ!!ドゴオォォォォォォン!!


「ッ!?」

 地面に炸裂した業天馬の踵落としは今までで一番大きなクレーターを作り、その際に弾けとんだ砂利が、炎を噴射することでかろうじて離脱した狻猊の金色の鬣にコツコツとぶつかった。

「フッ……炎を攻撃のためではなく、推進力として利用するか。そういう発想がもっとできていれば、もう少しまともな戦いができていただろうに……残念だ」


ヒュンッ!!


「速い!!?」

 結構な速度で動いていた狻猊の目の前に業天馬は瞬時に移動。拳を引いた。

[くそ!!この距離じゃ避けられない!!」

 経験則から回避は不可能と判断した狻猊は炎の噴射を中断し、両腕でガードを固めた。

「聖王覇獣拳」

(次はどんな技を……!?)

「骸装通し」

「え?」


ボンッ!!


「――がはっ!!?」

 打撃の衝撃は防御を通り抜け、さらには骸装機自体の装甲さえ貫通、それどころかリンゴの皮膚や筋肉、骨さえ超えて、内臓に大きなダメージを与えた。

 そして、何より彼の心に……。

「が、骸装通しだと……!?」

「まさか使えないと思っていたのか?当然、習得している。この技こそ拳聖を拳聖足らしめている絶技だからな」

「ぐうっ!!?」

 狻猊は膝から崩れ落ち、頭を垂れた。その姿はまるで許しを乞うているような惨めなものだったが、それでも彼は決して地面に倒れようとしなかった。

「素直に寝ていればいいものを」

「そんなわけにはいかない……オレは……師匠の弟子として……聖王覇獣拳を悪事になんて……!!」

「心意気は買うが、お前はともかくマシンはもうギブアップのようだぞ」

「!!?」

 刹那、狻猊は光の粒子に分解、そこから札のような形に再構成されると、リンゴの目の前にひらひらと落ちた。

「バカな!?骸装通しはオレ自身のダメージこそデカいが、狻猊にはそこまで……」

 その時、この戦いが始まる前に見たディスプレイの映像がフラッシュバックした。

「完全適合が解かれたことで、それで賄っていたエネルギーが使用できなくなり、稼働維持できなくなったのか……!!」

「まだ自己修復が終わっていなかったのか。けれど、決して思い違いをするなよ。仮にお前が万全の状態であったとしても、勝負の結果は変わらん」

「そんなこと……わかっているさ……!!」

 それは今しがた玄允と業天馬の力を理解させられたリンゴが一番良くわかっていた。散々戦闘中に言われ続けた自分とこの男の差は、ちょっとやそっとで覆るものではないと嫌というほどその身体に屈辱とともに教え込まれたのだ。

「わかっているなら、聖王覇獣拳を捨てろ。お前のような弱者が使っていい拳法ではない。それさえ約束してくれるなら、命だけは助けてやろう」

 羅昂に武道のなんたるかを教えられた玄允は力とは選ばれた存在が使ってこそ価値があるという選民思想に染まっていた。

「違うだろ……」

「ん?」

「弱い者にこそ武が必要なんだ……武とは弱者が強者から自分の大切なものを守るための存在でもある!強き者が更なる強さを求めるための拳法と、弱者が護身のために身につける拳法は両立する!その両輪が揃ってこその聖王覇獣拳だ!!」

 対して、玄羽やシュガ、ジョーダン達を見て来たリンゴの武道に対する考えは対照的なものであった。

 彼は信念を瞳に灯して、こちら見下ろす業天馬を睨み返した。

「そうか……とことん相容れないようだな、おれ達は……!!」

 説得は無理と判断した業天馬は拳をゆっくりと振り被った。

「せめてもの情けだ。貴様は聖王覇獣拳では殺さん。ただの純然たる暴力で終わらせてやる」

「くっ!?まだ身体が……!!」

 なんとかその場から離れようとするが、骸装通しのダメージによって、立つことすらままならない。

「さらばだ、拳聖の一番弟子よ」

 そんなリンゴに容赦なく、業天馬の鉄槌が下される!

「やらせはせんさ」


ゴオォォォォン!!


「――な!?」

「に……!!?」

 突如、リンゴの前の大地が競り上がり、鉄や鋼と見紛うほどの強度の土壁が彼を凶拳から守った。

「これはまさかラクさんの麒麟……いや、違う……!!」

「あぁ、違う……これは獣然宗のトップ……!」

「そう、この儂、慧梵の愛機『元始天尊(げんしてんそん)』の力じゃ」

 獣然宗の最強戦力、降臨!


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