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No Name's Dynasty  作者: 大道福丸
林江漫遊記
110/163

国の危機を救おう!②

「な、なんだと……!?」

 是の出兵の報を聞いた朱公英の動揺は凄まじかった。

(ワタシという存在を天が否定しようとしているのか!?若き戦士の言葉に耳を貸さなかったことの罰なのか!?ワタシはどこまで……!!)

「朱公英様……!?」

「はっ!!」

(ワタシは何をやっているんだ!ワタシはこの泰宿の領主!自分を蔑むよりも先にやるべきことがあるだろうに!!)

 それでも不安に押し潰されそうな兵士の声と顔を見ると、彼は領主に戻った。皮肉にも、この極限状態が彼にかつての覇気を取り戻させたのだ。

「すぐに兵を集めろ!指揮は『趙長超 (ちょうちょうちょう)』に全て任せる!!とにかく城内にだけは是の奴らを入れるな!!」

「はっ!!」

 そこからの泰宿の動きは早かった。

 警備中、待機中、休暇中、城内の全ての兵士が迅速に集まると、城の外に飛び出す。

 しかし、是の進軍もまた神速を誇っていた。灑が布陣を始めた頃には、遠くに土煙が立ち上っているのが見えた……。



「あれが本物の軍……!!」

 迫り来る是軍を見て、城壁の上のバンビは思わず生唾を飲み込む。従軍経験の無さがここにきて顔を出したのだ。

「速いですが……」

「数はそこまで多くないですね」

 対照的にリンゴとアンミツは全く表情を崩さず刻々と近づいて来る是軍を冷静に見定める。

「進軍速度を重視したみたいですね」

「ええ、数ではこちらが勝っています。しかもこちらは防衛戦。普通に考えたら、圧倒的にこちらが優位」

「将軍の典優という男はそんなこともわからない愚劣な男なのか、それとも……」

「何か勝機があってのことか」

「そもそも戦うつもりがないのかもしれないぜ?こっちの兵を殺したことを詫びに来たのかも」

 そう言うと、キトロンはニカッと意地悪そうに笑った。

「キトロンくん……あなたの鋭敏な感覚なら、相手が敵意を持っているかどうかわかるでしょうに」

「ははっ!バレてたか。お察しの通り、あいつらやる気満々だぜ。間違いなく戦闘になる」

「だったら最初からそう言ってくれれば……」

「悪い悪い。だけど、緊張が解れるかなと思ってな。柄にもなくビビり散らかしてる奴がいるから」

 キトロンは視線をバンビの方に動かした。

「……ん?オレのことを言ってんのか?」

「逆に誰がいるんだよ」

「オレは別にビビってなんか!!」

「ビビって当然だぜ」

「え?」

「おれっちも盤古門での戦いで、大役を任せられた時は逃げ出したい気持ちで一杯だった」

「キトロン……」

「むしろこんだけたくさんの人間が生きるか死ぬかって時に、怖く思わない方が異常なのさ。だから何も恥じることはねぇよ」

「……そうだな、その通りだな」

 キトロンの言葉はバンビの心の芯まで染み渡り、彼に落ち着きを取り戻させた。背筋が伸び、目の奥に光が灯る。

「ありがとよ。大分マシな精神状態になったぜ」

「そりゃあ良かった。どうせくたばるなら、全力出してくたばった方が心置きなく地獄に行けるってもんだ」

「縁起でもねぇこと言うなよ!あと何でオレが地獄に行く前提なんだよ!!」

「冗談冗談!これも緊張を解きほぐすためのブラックジョークよ」

「ったく、これ以上話してるとまた心が乱れそうだ。アンミツさん、オレらも早く下に下りましょう」

「はい」

 すっかりいつも通りに戻ったバンビは踵を返し、アンミツと共に階段を……。

「アンミツさん!!」

「……はい?」

 階段を降りようとした瞬間、リンゴが必死な形相で引き止めた。

「やっぱり自分も行きます!」

「リンゴくん……今さっき話したばかりでしょ?典優が目の敵にしている狻猊は一先ず出さないでおくべきだって」

「わかってますよ!だから余っている鉄烏あたりを使って!」

「慣れないマシンで出せる戦果なんてたかが知れています」

「うっ!?」

「それにいざ狻猊の力が必要な時に体力を消費して、疲れ切っていたなんてことになったら、アホ過ぎるでしょうが」

「ううっ!!?」

「というわけでリンゴくんはここで待機。弓兵の皆さんの邪魔にならないように大人しくしていてくださいね」

「……はい」

 完璧にやり込められたリンゴは結局二人を黙って見送ることしかできなかった。



 灑軍の布陣が終わったところで、是軍も到着。お互いの兵士が敵意剥き出しでにらみ合う中、マウに乗った代表者が前に出た。

「私はこの泰宿の防衛を任せられている趙長超!!是軍よ!何用か!!」

「「「………」」」

 灑の総大将は良く言えば品のいい、悪く言えば戦士としての迫力には欠ける人物であった。是軍の者達は彼に恐れなど感じてないようで全く微動だにしなかった。対して……。

「何用かだと!!この典優の前でよくそんな寝惚けたことを抜かせるなぁ!!!」

「「「ううっ!!?」」」

 対して是の典優は真逆の戦士とは斯くあるべきというべき荒々しさを具現化したような男で、口を開けば、大気を、そして灑の兵士達をその迸る威圧感で震わした。

「くっ!?寝惚けたことだと!?それは貴様の方だろ!!何を血迷ってこんなことを!!!」

 なんとかペースを取り戻そうと趙長超はできる限り乱暴な言葉使いで対抗したが……。

「ごちゃごちゃうるせぇ!!!」

「ッ!!?」

(趙長超様……)

 やはり本物には勝てない。典優に一喝され、遂に総大将まで黙らされてしまった。

 これには灑軍の士気もだだ下がりだ。

(まずいな……私を含めて典優一人に気圧されてる。一刻も早く立て直そう。そのためには……)

「いいから朱公英の奴を出せ!!今日のところはそれで帰ってやるからよ!!!」

「そんなこと……できるわけないだろうが……!」

「なら、強引に連れて行く……それでいいのか!?」

「この軍勢を見て、よくもそんなのんきなセリフが吐けるな!!この数!我らの方が圧倒的じゃないか!!!」

(そ、そうだ!!)

(数は我らが勝っているんだ!!)

(典優がいくら強かろうが、なんてことない……!!)

(よし!!我が言葉が届いた!!)

 趙長超の言葉で自分の優位さを思い出した灑軍の士気が上がる。

 それは典優から見ても明らかで、急に強気になる敵の姿を見て彼は……嗤った。

「はっ!さっきまで縮こまっていたのに、ちょっと自分達の方が多いってのを思い出しただけで、いい気になりやがって!!完全に情けない雑魚のメンタルだな!!」

「戦いにおいて数は絶対だ!!その程度のこともわからないほど愚かなのか!是の将軍というのは!!」

「口だけは達者だな!いいぜ!そっちがその気なら、こっちも!!『関敦 (かんじゅん)』!!」

「はいはい。指揮はワタシがやっておきますので、お好きにどうぞ典優様」

 上司の身勝手さに辟易しながら、彼の隣に控えていた副将の関敦は指揮権を受け取った。するとさらに典優の口角がつり上がる。

「んじゃ!お言葉に甘えて好き勝手やらせてもらうぜ!!結局、おれにはこれしかできねぇからな!!」

「ひひん!!」

 マウの腹を蹴り、典優単身突撃!

「戦いのゴングをおれ達で鳴らそうぜ!!ちょうちょうちょちょちょう!!」

「趙長超だ!!その申し出!受けさせてもらう!!」

「ひひん!!」

 趙長超もまた前進!猛スピードで走りながら、ブレスレットの嵌めた腕を顔の前に翳す。そして……。

「起動しろ!水晶孔雀!!」

 各部にクリスタル状のパーツの付いた桃色のマシンを装着した!

「敵国の骸装機を使うか。貪欲だね~。確かに悪いマシンじゃねえが、おれのほどではない!!」

 典優もまた指輪をつけた手を高々と掲げる。

「喰らえ!啜れ!突き殺せ!『土螻 (どろう)』!!」

 指輪は光の粒子に分解、そして茶色い毛に覆われた機械鎧に再構築、典優に装着されていった。

 ふわふわモコモコ……戦場には似つかわしくない形容詞だが、土螻を表現するにはこれ以上の言葉はないだろう。けれど、そのブラウンの毛で覆われたそのマシンはどこかぬいぐるみのような愛らしさを感じさせる姿とは対照的に、その頭に生えた四本の角は猛々しく、その鋭い眼光は一流の戦士のそれだった。

「情報通り、特級使いか……だが!この水晶孔雀も負けていない!水晶戦斧!」

 桃色の孔雀は半透明の美しい刃を持つ斧を召喚。

「そんなガラス細工……おれが叩き壊してやるよ!!」

 対する土螻は頭部の四本角を模した、四つの刃が複雑に絡みつく槍を呼び出す。

 そして両者がスピードを一切緩めることのないまま、お互いの間合いに入った。

「はあぁぁぁぁっ!!」

「でやあぁぁぁぁっ!!」


ガギィィィィィィィン!!


 火花を散らしぶつかり合う斧と槍!その衝突音が響き渡り、戦いの火蓋を切る合図となった!

「「「鉄烏!!!」」

「「「撃猫!!!」」」

 灑は剣を抜き、黒きマシンを装着!

 是はマウから飛び降りながら手甲を嵌めると同時に灰色の装飾の少ないシンプルな鎧を纏い突撃!

「「「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」」」


ガギィィィィィィィン!!


 両軍正面から衝突!各所で戦闘が開始された。

「わたし達も行きますかね」

「は、はい……!」

 最後方で待機していたバンビであったが、視界一面で行われる戦闘に、再び顔を青ざめさせていた。

(また緊張に飲まれている。こんな大規模戦闘は初めてでしょうから、当然と言えば当然ですよね。ここまで来たら、言葉は逆効果になりかねない。彼自身の力でこの状況に適応するしかない。わたしができることは……)

 静かな覚悟を決めたアンミツが剣を抜いた。

「数を少しでも減らすこと!やるぞ!錫鴎!!」

「アンミツさん!!」

 錫鴎が是の群れに突入!すぐにバンビの視界から消えていなくなった。

「くっ!オレも……鋼梟!!」

 バンビも一足遅れて完全武装。意を決して初めての大規模戦闘に飛び込んで行った。



「はあっ!!」

「ふん!」


ガチ!バチィィィィィッ!!


 撃猫の拳を錫鴎は片方の剣で受け、軌道を逸らした。刃と装甲が擦れ、火花が両者の間に舞い散る。

「くそ!!」

「遅い!!」


ザンッ!!


「――ぐはっ!!?」

 体勢を立て直す前に、錫鴎が一閃!早速一体撃破!しかし……。

「よくもやりやがったな!!」

 矢継ぎ早に二体目!仲間をやられた怒りを込めて、飛び蹴りを放つ!

「雑ッ!!」


ヒュッ!ザンッ!!


「――がっ!?」

 しかし錫鴎はそれをあっさりと回避しながら、すれ違い様にまた一閃!けれど……。

「野郎!!」

「こいつ強いぞ!!」

 灰色の猫は次から次へとわいて来る……。

(ヤバいな……思ったよりも是の兵の士気と練度が高い。一気に乱戦に持ち込んで、弓の援護も無効にされたし、このままだと押し負ける可能性も……)

 マスクの下、アンミツの頬を冷や汗が伝った。



「こいつ!!」

「ちっ!!」


ガァン!!


「――ぐはっ!?」

 飛びかかって来た撃猫を鋼梟は槍ではたき落とした。今までだったら、その一撃で終わっていたはずだが……。

「痛い……じゃねぇか!!」

 撃猫はすぐ様起き上がり、懲りずに向かって来る!

「しつこい!!」


ゴォン!!


「――げはっ!!?」

 けれどこれも鋼梟は槍の石突で首もとを突くことで対処。意識を断ち切った。

「てめえ!」

「一人やったくらいでいい気になってんじゃねぇぞ!!」

 だが、一難去ってまた一難。間髪入れずに新たな撃猫が補充される。

(盗賊の奴らと違う。あいつらは仲間がやられるところを見れば、わずかに怯むこともあったが、こいつらはそれがない……!むしろグモンダに近い感じだ……ここまで戦いに没頭できるなんて……!!)

 バンビは狂気を滾らせる撃猫の群れに背筋が凍った。敵を倒したはずの彼の方が怯んでしまった。

「はっ!さてはてめえ、ビビってんな!!」

「――ッ!?違う!!」

「違わねぇよ!!つーか、典優様に鍛えられた俺達にビビらねぇ奴はいねぇんだよ!!」

「くそ!!」

 撃猫踏み込む!鋼梟は迎撃しようと槍を繰り出す!


ヒュッ!!ガァン!!


「――がっ!?」

 結果は撃猫の勝ち!槍を避け、見事拳を叩き込んだ!

「もう一発!!」

 さらに姿勢を崩した鋼梟に追撃!頭部めがけて、蹴りを放つ!

「くっ!!好き勝手してんじゃねぇ!!」

 刹那、回避は不可能と判断した鋼梟はあえて頭を撃猫の足に向けておもいっきり動かした!


ゴォン!!


「――ぐあっ!?」

「――ッ!!」

 カウンターの頭突き炸裂!猫の脚と梟のマスクに亀裂が走り、破片が飛び散る!

「てめえ……よくも!!」

「うるせぇ!この野郎!!」


ドゴッ!!


「――がはっ!!?」

 さらに鋼梟は槍を横に薙ぎ払い、撃猫の脇腹に柄を叩き込んだ!衝撃で灰色の猫は装甲を撒き散らしながら、吹っ飛ぶ!


ビキビキ……


「ッ!?」

 そして、渾身の力で振るわれた槍にも、そしてそれを握る腕にも稲妻のようなひびが……。

(身体を動かしているうちに心の方は大分マシになったが、鋼梟が早くも……とはいえ、手加減できる相手でもねぇし、どうすりゃいいんだ、オレ!!?)



「はあぁぁぁぁっ!!」

「ふん!」


ガギィィィィィィィン!!


 この軍のトップである桃色の水晶孔雀と土螻はマウを器用に操り、何度も何度も得物をぶつけ合っていた。

「やるな!この私とここまで切り結ぶとは……我が国まで届くそなたの勇名は嘘ではなかったということだな!!」

 自分と互角に立ち回る典優を趙長超は素直に褒め称えた。

「………」

 片や典優は何も感じない。当然だ、格下相手に上から目線で褒められても不快なだけだ。

「はあ……おれはがっかりだぜ、ちょうちょうちょちょちょう。国境を挟んでおれに睨みを効かしていた奴が、相手の力量すら理解できない無能だとはな」

「なんだと!!」

「お前は悪くもないが、良くもない!!」


ガッガギィィィィィィィン!!


「――ぐあっ!?」

 土螻の槍が斧を砕き、さらには水晶孔雀自体をマウの上から吹き飛ばす!

 桃色の孔雀は身体を土埃で汚しながら、地面に仰向けになって倒れる。そこに……。

「ここまですりゃ、てめえも力の差がわかるだろぉ!!」

 槍を構えた土螻が真上から落ちて来た!

「させるか!!絶対防御気光!全開だぁ!!」

 孔雀の各部に付いている青みがかった水晶が黄色に変化し、全てを防ぐ力場を形成した!


ガギィィィィィィィ!!


「フッ……!」

 孔雀を覆う黄色黄色い膜は土螻の槍を受け止め、マスクの下で安堵から趙長超は笑みを浮かべた……が。


ビキッ……


「……え?」


ビキビキバキィィィィン!!


「なにぃぃぃぃぃぃぃっ!?」

 止められたのは一瞬だけ!槍は光の膜をその力で粉々に破砕した!

「こんなおもちゃでおれを止められると思ったか?ちょうちょうちょちょちょう!!」

「私は!私はぁぁぁぁぁッ!!」

「趙長超だろ?わかってるよ」


ドゴオッ!!


「……ぐはあぁぁぁっ!!?」

 土螻の全体重と重力を一点に集めた槍の石突が水晶孔雀に直撃!自慢のクリスタルを全て砕き、趙長超の意識を深い闇の底に沈めた。

「てめえにも聞きたいことがあるからな。今は命は獲らないでいてやる」

 そう言うと、見るも無惨な姿に成り果てた水晶孔雀に手を伸ば……。


「待て!!」


「……あ?」

 突然声をかけられ、土螻は動きをストップ。不機嫌そうにそちらを向くと、そこには体格こそ立派だが、顔にまだあどけなさを残した青年がこちらをじっと睨みつけていた。

「……おれはガキをいたぶる趣味はない。見逃してやるから、とっとと失せな」

「そんな邪険に扱わないでくださいよ。自分に会いたかったんでしょ?」

「おれがお前に?はっ!何を訳のわからんことを。イカれてんのか?援軍が来るまでの時間稼ぎをしたいなら、もっと面白い話をしてくれよ」

 典優は青年の発言を鼻であしらった。下らない挑発だと。しかし……。

「いえ、あなたは自分に興味があるはずです。こいつの今の所有者である自分に」

「だから何を………ッ!!?」

 青年が懐から取り出した札のようなものを見て、マスクの下の典優の表情は一変した。驚きと戸惑い、そして僅かに喜びをはらんだ複雑な表情に。

「てめえ、それは……つーことはお前が……!?」

「はい」

 札は青年の心に呼応し、光に、そして機械鎧に変形、彼の全身を覆っていった。

「緑色の体躯に、黄金の鬣……お前がそうなのか……?」

「ええ、是の国出身の拳聖玄羽の聖王覇獣拳と慇の四魔人、花則の愛機、狻猊を受け継いだ自分が!灑の国、慄夏出身!林江だ!!」


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