怖=生>死
昔なぜか死ぬことを考えて泣いた夜があった
何が原因かはわからない
漠然とただ
ただ怖いって思った。
先が見えないことが
暗闇が広がってる部屋の隅っこ
それがどこまでも続く
不安が可視化されてそこにある。
今思えばあの時が一番
生に希望を持っていた。
年々薄弱になる『生きていく』という思い
あの時と逆になることがある
生きることを考えて泣く夜
暗闇が広がっている部屋の隅っこ
収縮されていく意識
見えないものを探していた。
時間で摩耗していく心
そこにはレンズがあって
ひどくゆがんで視界の悪くなった世界が映りだされる
平等だとか愛とか平和とか
絶対的な善な言葉を吐く
そんな戯言が
いつの間にかきれいごとに。
自分を蔑んでは価値を落としていく
愛されたいと願っていたのに
そんな自分が
いつの間にか一番嫌いに
自分を愛せない人は誰にも愛されませんか?
結局人は一人で孤独で
他人は他人でしかない
違う考え方の集合体がこの社会を形成しているのなら
自分の理解できるのは自分のはずなのに
それすらできないのだから
沈んでいくんだ
人の波のほんの隙間に
誰もいないそんな隙間に
時間で摩耗していく心
そこにはレンズがあって
ひどくゆがんで視界の悪くなった世界が映りだされる
平等だとか愛とか平和とか
絶対的な善な言葉を吐く
そんな戯言が
いつの間にかきれいごとに。
自分を蔑んでは価値を落としていく
愛されたいと願っていたのに
そんな自分が
いつの間にか一番嫌いに
自分を愛せない人間はいつか・・・きっと・・・