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作為的かつ不幸な共謀

次に気付いた時、まず自宅のベッドに似たふかふかの感触と太陽の光をよく吸収した白く眩しい香りを感じた。目を開けてみると、果たして予期していた通り、柔らかいマットレスの上に私は寝そべっていた。驚いた、どうやら死後の世界と言うのは実在するらしい、しかもそれはベッドの上らしい、と思ったのもつかの間だった。まだ醒めぬ酔いが電流のように走って前頭葉を刺激した。そこまで来て私は自分が死んだのではないという事が分かった。辺りを見回せば、そこはどう見ても六畳一間のアパートの一室。事故の瞬間に出血していた頬骨のあたりや足の部分には、ガーゼや湿布が貼り付けられ紙テープでとめられており、右手足には包帯が、強い力で固定具のように巻かれていた。

「あ……」

 ベッドの下から突然声がして私は驚いて体を強張らせた。現れたのは見たことのない、妙に背が高く屈強な男だった。着衣の上からでもわかる肩の筋肉の盛り上がりが異様で、常に人を見上げる立場にある私からすれば、その体躯はそれこそ山のように感じられる。その癖、髪はぼさぼさで、表情は弱々しいのに変に引き攣って、妙にかわいらしいところがあった。顔だけ切り取って女体の写真に張り付ければ、ちょっとボーイッシュな女の子、で通りそうなくらいの整い方である。この人物、肉体と顔が酷くアンバランスだった。ふと、私の中にある美的センスが首をもたげ、男の癖に妙な顔つきだ、と心の中で言いだした。

 彼は私の方を一瞥して、緊張した面持ちで顔を背けた。が、もう一度私の方をちら、と見て何か言いたげにしている。何だこいつは、と私が思っていると一言、

「お、起きた」

と呟いて口をもごもごと動かしていた。訳が分からない。

「おい、あんた」

 私は彼の様子が癇に障ったので自分から声を掛けることにした。彼はひっと息をのんであからさまに怯えた様子で私を振り返った。体が大きいのに変に緊張して縮こまっているせいで、全体として放つオーラに全く貫禄がない。

「ここ、あんたんちかい」

「あ、あ、あ、あ」

「はっきり答えろ」

「あ、はい、そ、そ、そうです。ごめんなさい。ごめんなさい、謝りますから通報とかしないでくださいごめんなさい」

 通報、と聞いて、私は何か繋がりそうなものが得られそうな気がしたが、あまりにも彼が肩をすくませてガタガタ震えるものだからそちらに気を取られて一瞬何のことを言われているのかわからなかった。しかし、よくよく状況を整理してみると確かに通報出来そうな要素はいくらでもある。彼が言っているのはおそらく私を部屋に無断で連れ込んでしまったことだろう。気が小さそうだから差し詰め誘拐と訴えられたら勝てない、と思い込んでいるのではないだろうか。そうして考えていくうちに、ここに連れて来られるのに最も正当な理由があるのに気付いた。私は彼に「おい」と声をかける。彼はまたびくっとして息を呑む。

「駅前の交差点の近くで事故があったのを知らないか」

「あ……」

「確かあの場にいたのは私と、バイクで突っ込んできた奴だけだったはずなんだがなあ」

その他に人気はなかった。横断歩道は、静かだったのだ。この男が事故のあとにわざわざやってきて、怪我の手当てをするためだけにこんなところに私を連れてくるとも考えにくい。端的にいえば、私はこいつが犯人なのではないかと疑っていた。軽く突き放すように言ってやると彼はひどく狼狽した様子で天井の方を見たり床の方を見たりと視線をせわしなく動かした。どうやら私の予想は図星らしかった。思いっきり笑ってやろうかと思ったが知らない間に手当てしてもらった手前、さすがにそれは失礼か、と思い、代わりにはあ、とため息をついた。

「こう言っちゃなんだが、どうして気付かなかったんだ。結構見通しだってよかっただろうに」

「あ、えと」

「まあ、酒飲んで足元ふらついてたこっちも悪かったとは思うがね、しかも未成年で」

両手を大仰に広げようとして右手に痛みが走った。声にならない声をあげて、思わず手を引っ込める。

「あ、だいじょう……ぶ?」

私は息を詰めたまま首を縦に一度振った。なぜこいつはこんな時に限って話し掛けることが出来、肝心なときに口を割らないのだ、恨めしい。私は痛みのない方の手でベッドの上のシーツを握りしめ、歯を食いしばり「いいから答えろ」と彼に催促した。彼はまだ心配そうな面持ちでこちらを見たまま、少し詰まってようやくまともに喋った。

「その、実は、僕も、君と一緒、なんだよね」

「はあ?」

「あ、その、飲酒、の話。未成年」

 驚いた、この男も未成年だったのか。体格差がありすぎて全然分からなかった。しかしそこで先ほどのやりとりを顧みて、その証言の異様さに気付く。

「おい待て。今は事故の話をしてるんだ。飲酒の話は関係ない。あんたが私にバイクで突っ込んできたんじゃないのか」

 そう問い詰めると彼は一際大きく背をのけぞらせてひいっ、と怯えてみせた。そして二口目には、ごめんなさい、ごめんなさい、と謝る。もう謝るのは良いからさっさと話してくれ、と私が内心溜まりつつあった気だるさを何とか押し殺して丁寧に言うと、彼はほとんど泣きそうな瞳で私を見上げて、心底申し訳なさそうに呟いた。

「その、飲酒運転、だったんだ。サークルで、すごい飲まされちゃって。でも僕、一年生だから。泊めてもらうような人もいないし……住んでるところまでは、歩きだと、ちょっと距離があるし、夜だから、人も少ないと思って、それで」

 それで結果同じく未成年で酩酊するまで飲酒してふらついていた私に、バイクで突っ込んで事故を起こした、ということらしい。彼は事故を起こした際はとにかく気が動転していて、そのまま逃げ去ってしまおうか、とも考えたらしいが、擦り剥けた顔から血が出ているのを見て、自分が見捨てればこの人はこのまま死んでしまうのではないか、と思った。そのとき彼の中には私を何とかして助けなければならない、という思いと、自分はとんでもないことをしてしまったが何とか上手く隠せないだろうか、という二つの思いが交錯していた。私を助けるには救急車や警察を呼べば良いだけの話だが、それでは事故を起こした彼の方が未成年酒気帯び運転並びに業務上過失傷害(もしくは致死)という仰々しく膨大な罪を背負わなくてはならない。また、私を見捨てれば私が死ぬ可能性は大いにあり得るし、もし助かって事故の記憶を詳細に話されなどしたら、自分が事故を起こしたことが分かってしまう恐れもある。

そこで彼は手荒いが、最も大胆かつ確実にその両方を取れる方法を選択することにした。すなわち、事故の怪我で全身から力の抜けた私を、自宅で引き取って様子を見ることにしたのである。幸か不幸か、私は体が小さかったため、事故の衝撃でバイクのライトやミラーが破損することはなかった。それどころか、私をバックに乗せて二人乗りをすることが出来た。血は流れていたが、周りに車体が壊れた跡もなし、目撃者もいないことから交通事故と断定するには証拠不十分になる、と彼は思ったらしい。

なかなか口を割ろうとしなかったのは最初に被害者に対してこのような話をするとまず通報されるだろうと考えたためであった。しかし、私も未成年で飲酒をしているとわかり、もし通報するとしたら私も同罪であると考えたからこそ、ようやく事のあらましを話す決心が出来たのだと言う。それを聞いて私は「赤信号、皆で渡れば怖くない」という言葉を思い出した。おそらく今の状況で彼の心理を言いあてるとしたらこれが最もしっくりくるのではないだろうか。そしてそれ自体が、何ともおどけたこの男らしい。一人では、罪をまともに背負って生きていけないのだ。しかも、これでおそらく自分では完璧に事故を隠し通したつもりになっている。だが詰めが甘い。昨日の宴会からはそれなりに時間も経っている。私の未成年飲酒はこちらが否定をすれば証拠もなく隠蔽出来てしまえるのに対し、男の未成年飲酒運転過失傷害はこちらに傷という決定的な証拠があり、私が訴え出ればいくらでも男は捕まりうる。この点を見逃して私に真実を口にしてしまったことに、この男の浅はかさが見え隠れする。

ところがその時の私はその点を男に指摘するつもりはまるで起きなかったし、これに付け込んで男を警察に突き出す気も全くなかった。仮にも命を助けてもらった恩がある上、彼の言うとおり一応私も未成年飲酒を犯していたためである。警察に名乗り出て男を出し抜くことなどおそらく造作もなかっただろうが、私もそこまで鬼ではない。そして何より一番の理由は、恩や罪の意識の外にあった。

「おい」

 真実を聞いて呆然とする私は、ひとまず思考を整理してまた男に質問した。

「警察に連絡してないなら、病院にも行ってないんだな」

「え、ああ、うん」

 男は頷き返して座り直したベッドの下から私を見上げた。やはり、と思いながら、私は首を曲げて自分の全身を見渡す。

「じゃあ、この手当はあんたがしたのか、随分と本格的だな」

 男は「そうかな」とやや照れくさそうに顔を背け、なぜか私から視線を逸らした。それから「まあ、体育会系の学生ならこのくらいの応急処置は、自分で出来ないと困るし」と付け加えた。この時点で私はこの男がもしかしたらうちの大学の体育科ではないかという可能性に気付き、かつそのことを確かめようとベッドから起き上がろうとした。だがその瞬間、右腕と右足に激痛が走り、電流にでも触れたかのように不意に動きが止まる。

「い……」

「ああ、まだ起きちゃ駄目だ」

 男が珍しくはっきりした声で私に言って、包帯の巻いてある右半身を一通り眺める。私はキッと、男を見上げる。男はまた視線を逸らす。

「ま、まだ、駄目だ。この分だと、右腕と右足の骨にヒビが入っているかもしれない。へ、下手をしたら、骨折、してるかも」

 それを聞いて私は気分が一気に暗転した。目を見開いて、え、と呟くと、彼はもう一度言う。

「これじゃあ、暫く、動けないと、思う。多分右手足、骨折、してるから。痣もいろんなところに残ってる。肋骨は、折れてない。肺は無事だから安心して」

 聞き間違いではなかった。彼ははっきりと、右手足が骨折しているかもしれない、暫く動けないだろう、と言った。彼は医者ではない。実際に折れているかどうかは分からないし、永久に動かなくなるわけではない。だがその言葉は、今まで美術に傾倒し続け、絵を描き続け、これから大学で彫刻を制作していこうという強い意志を持った私にはまるで死亡宣告のように聞こえた。手足が、暫く、動かない。動かないと言うことはつまり、これから大学に行くことすら困難になるかもしれない。授業開始より前にこのような事態に見舞われる新入生など、果たして全国に何百何千何万といる大学生のうちの、一体何人いるというのだろう。しかも、加害者は同じ大学の同じ学年の人間であり、自分と同じく未成年飲酒を犯した。つい昨日までは顔も知らなかったはずの人物が、こうして今私の運命に一つの影響を及ぼし、事の次第によっては私の今後にさえ影響を与えようとしている。そのあまりに残酷な、それでいながらあまりに予想外の出来事に、私が先ほどまでこの男に抱いていた印象は大きく覆った。事故隠蔽の欠陥に気付かない愚かな人物という彼の臆病な背中は、このときまた酷く大きく見えた。

 私はなすすべなく男の言葉を受け入れるしかなかった。立て続けに質問を浴びせ罵倒してやりたい気持ちになったが、それよりもひたすらに絶望感が勝った。男は絶句する私に対し、まだおどおどと落ち着かない様子で頭を掻いていた。「ごめん」と謝ったがその言葉は虚しく部屋に響くばかりで、まるで意味を為していないように思えた。私は一気に襲ってきた虚脱感に苛まれてそれに対して「ああ」と気のない返事をした。男は黙った。私も黙るしかなかった。何者かを葬るような長い沈黙が私たちを取り囲み、先ほどまで共有していた慣れ合いの空気が嘘のように、重く苦しく堆積して行った。

「あ、あの」

 やがて沈黙に耐えられなくなった男が、ぼそりとその重さを払いのけようと控えめに言葉をかけた。私は尚もショックから立ち直れずにぼんやりと男を見た。彼はいつの間にか床から立ち上がっていて、私をかなり高い位置から見下ろしていた。

「あの、えと、僕、その、こんな事故、起こしちゃって、すごく、怖くて、その」

 言いたいことが全くまとまっていない。何度も指示語を多用しながら彼はどうにかして私に何かを伝えようとしていた。私は今更何を言われても許してなどやるものか、と完全に心を閉ざして彼の言葉を流し聞きしていた。彼はさらに続けて「それで」と言い、一度深呼吸してからひねり出すようにして、極めて苦しそうに、口を開いた。

「こんなことにしたからには、責任は、取ります。少なくとも、君の怪我が治るまでは、いや、もっとずっと先でも。君の気が済むまで、その」

 一端、そこで言葉を切った。

「これでも、体力だけは、自信、あるから、何かあったら、頼って……?」

 涙を溜めた瞳を泳がせつつ何度もつっかえ、顔を真っ赤にしながら笑顔を作り言う男。筋肉質の巨体に似合わないどこか乙女のようなその仕草に、私は異様な気味悪さを感じつつも苦笑を漏らさずにはいられなかった。男はどうやら無意識だったらしく私の苦笑を見ると、またさらに緊張して、口を何度ももごもごと動かした。照れているのか、人と話すのに慣れていないのか、あまりにてんやわんやする男を見、私はこの男がもっと慌てている姿を見てみたくなった。

「あんた」

 と声をかけて私は気付いた。そういえばこれだけ情報をやり取りしているにも関わらず、まだ名前を聞いていなかった。だが今更お互いに自己紹介をするのも変によそよそしくなってしまって気が引ける。何とかこの空気を壊さずに彼を呼ぶ方法はないか。私は少し考えてまず自分の名を名乗り、おそらく同じ大学の美術科に通っていること、おそらく同い年であること、一人暮らしでまだ友人も碌々いないことを、ほぼ一方的に早口で彼に告げた。一言一言言う度に彼の顔色がどんどん悪くなっていくのを面白かったが本意はそこではない。私は最後にとどめとばかりに、小さい頃から美術に傾倒しており、両親にも期待されていたのに今になって右手足が暫く使えないのは非常に困るということを述べてやった。そしていかにも手助けが必要であるように話をでっちあげ、「あ」と彼が何か言いたげにしているのをあえて遮って、一言付け加えた。

「アドレナリン」

「え」

「私はあんたのことを、アドレナリン、って呼ぶ」

 男は何事かと、とても不服そうに目を丸めてこちらを見ていた。

「あんたの名前は、聞かない。そうすれば私は、あんたのことを通報出来ない」

 正直理由は何でもよかった。だが私は彼にはこの名前が丁度いい、と思った。アドレナリン。人と話すときに常に緊張している男が、常に出しているであろうホルモン。なぜそんな言葉をあだ名にしたかったのかは自分でも良く分からないが、とりあえずぱっと思いついた単語で彼に合いそうなものがそれだったのだから、という理由で深くは考えないことにした。彼は今日から、アドレナリン。人間の名前どころか、生き物の名前ですらない。それが今、このときからの、彼の名前だ。

アドレナリンは私の唐突な発案に対してその場で文句を言うことは控えた。代わりに先ほど立て続けに述べた私の現状がなかなか応えたらしく、またしきりに謝罪の言葉を列挙した。私はもういいから、と言ってそれを制そうとしたが、アドレナリンは、いや、事故の責任は取らせてもらう、といって聞かない。言いあいをしているうちにアドレナリンは、そうだ、と何か思いついたように声をあげた。

「さっき君、一人暮らし……って」

 私を指さすアドレナリン。私はそれがどうした、と言い返す。

「ここから、一人じゃ、帰れない。その体で、一人で、暮らすのも、無理」

「あ」

 考えてみれば当然のことだった。歩くどころか動くことすらままならない体で、一人で暮らせるはずがない。誰かを呼ぶにしても、まずこの体を見られたら何を言われるか分からない。一番先に訊かれるのは、なぜそんな怪我をしたのか。そして素直に説明をしたとして次に聞かれるのは、なぜ病院に行かないのか。親に連絡するにしても、事もあろうに怪我をした部位が右手足であることから、美術に取り組めなくなったことを説明しなくてはならない。そんなことをすれば、私は親から、特に母から、どんなに屈辱的な視線を浴びせられることになるか分からない。それだけは、私のプライドに誓って、何としてでも避ける必要があった。

母の期待を、こんな事故程度で裏切る訳にはいかない。

 分かった、と次に出たのは最も口にしたくない言葉だった。私はアドレナリンに、止むを得ず生活介助を願い出した。ここまで計算に入れていたなら何とも意地汚く計算高い奴だ、と思ったが、彼は純粋にこれで事故の責任を取れる、と喜んだ。だからどうやら事故そのものは偶然であり、私と生活を共にすることになったのも、たまたまであるらしい、とわかった。世の中には事故の責任を逃れたい者の方が多いであろうに、アドレナリンはなぜかそれに自ら突っ込んできたのだった。

こうして私は奇妙な縁から普通に過ごしていればほとんど接点がなかったであろう体育科の男子と行動を共にすることとなり、以後事あるごとに、自分の話をする際に彼を話題にせざるをえなくなる。さて、ところで私にとって彼とは何者なのか。君も気になるところであろうが、それは正直、私自身が今となってもよく分からない。ただ、きっかけとしては事故の被害者と加害者であったということが分かれば、今のところは正解だ。そしてこれからする話を聞いて、それがなお揺らがないのであれば、それはそういうことなのだろう。だがおそらく君はそうではないと思うようになる。そして話を聞き終えたら、出来れば君が私に、彼が何者なのか教えてくれないだろうか。

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