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110.5 幕間:ベルの追憶1

三章から三人称視点にしましたが、追憶はやっぱり本人視点かなと


 私が封印された宝玉は忌々しい勇者たちの中で、封印の儀に精通していた【姫巫女(メイデン)】と【修道女(シスター)】によって祠に収められ、さらなる封印処理が施された。


 基本的に情報が秘匿されているのでしょうね。


 この国の一部の王族や監視を任されたであろう者しか最初は訪れないもの。


 最初こそは国を滅ぼしかねない魔王の封印だからなのか、鬱陶しいほどに管理は十全に行われていた。


 その脅威を理解しているからこそ、人は怯え、対策を施すのかもしれないわね。


 でも、私が封印されてから数十年が経過したら、その監視の目は当初に比べるとはるかにその質は低下していった。


 別に杜撰な扱いに文句があるわけではないの。むしろ静かな時が多い分、前よりマシとさえ言えるわね。


 何も起きない物を永遠に監視する暇な仕事だもの。気持ちは分からなくはない。私だって暇は嫌いよ。


 こんな仕事、真面目にやるほうがバカらしい。ただ、それをやられるのが自分というのが気にくわないだけ。


 魔王の脅威を身をもって知る者は減り、変わらぬ封印にその任を若い部下に押し付け手を抜く者が現れたようだった。


 そして日に日に減っていく監視の目。ついには部外者に委ねるようになっていた。


 訪れる者は王国の騎士の中でも偉そうな者から若い者へ、使い走りのコレギアらしき者、平民に子供、見るからに事情を知らなそうな者へと代わっていく。


 私の価値ってその程度なのかしら。どんどんと落ちていく様子はむしろ滑稽ね。


 当時の国王がそう指示したわけではないでしょう。基本的にこの国は善政を敷いていたもの。


 いくら封印されているとはいえ、あれだけの被害を出した魔王の封印をこんな杜撰な管理ですませるわけないはず。


 きっと封印の監視を任された者が他者に委ねた報告をそのまま国へと上げているのね。自ら確認することはせず、他者の報告を信じ、怠惰に生きる。


 これは怠惰の悪魔、いえ、魔王たる私に対する挑発なのかしら?


 でも、それも仕方がないのかもしれないわね。実際、それで何の問題もないんだもの。


 勇者の仲間が施した封印はそれほど強力で、簡単に解けるものでは到底なかった。


 まだ他者に委ねているとはいえ、確認しているだけマシかもしれない。私なら放置するもの。むしろ、このまま忘れ去られていそう。


 そんなことを考えていると、日課の時間になったらしい。誰かがやってきた。誰が来たのかを見て私は心の中でため息をついた。


 はぁ、今日からは子供なのね……流石に私もびっくりよ。落ちたものね。


 そんな長きに渡っても私の意識は普通に起きていた。正確には十年を過ぎた頃にはっきりと目が覚めた。それまではうつらうつらと少しの間意識があるだけだった。


 目覚めたといっても、自身の周囲を観察し、少しの思考ができる程度だった。


 封印される前の、普段と変わらぬ退屈な日々。


 魔術やスキルのような力は使うことができない。


 もしそれが可能なら、【怠惰】の力を持つ私にとって封印などいとも容易く打ち破る事ができるもの。


 今、封印の確認に来たのは村に住む子供のようだった。


 王国の兵士から監視を任された村の住人は、それさえ億劫になり自身の子供に確認を押しつけたようだった。明らかに怠惰の悪魔たる私への嫌がらせだ。


 それほどまでに人々は平和に怠けていた。まだ生きた魔王がいるにも関わらず、もはやその宝玉が何かを知る者も少ないのだから。


「こんなのに意味があるのかよ? えっと、ここに触れるのか?」


 親に頼まれ宝玉の確認に来たであろう少年は宝玉の前に置かれた魔術道具に手を触れる。その瞬間、祠が薄っすらと光を帯びる。


 流石勇者の一味が施した封印、その輝きは数十年経っても変わらず輝いていた。


「光ったな。問題なしっと。さて、今日は何をしようかなぁ~」


 それを確認した少年は踵を返して村へと戻っていった。次は誰が来るのか、私にとって数少ない楽しみとまでは言えない小さな日常の変化だった。


 村は私を封印した村娘が住んでいた貧しい村だった。だけど、その村娘は私を封印したことで聖女となりもうこの村にはいないらしい。いつか来た兵士が話していたことを思い出す。


 自身が成長しない身体となった事、勇者の仲間の一員となったことで様々な目を向けられた事など、聖女にも色々と思うことがあり、勇者と生活を共にするために村を去ったらしい。私にとってはどうでもいい。


 それからさらに数年が経った頃、私が封印された宝玉の元を2人の男が訪れた。でも、その2人はいつもの封印の確認をしていた者たちとは様子が違っていた。


「ふむ、これが魔王の封印ですか。……これは雑なようでかなり厳重ですな」

「あなた様でも難しいのですかぁ?」

「そうですな。流石勇者一家が施した術式と言ったところです。これは長丁場になりそうですな。私には他にすべき事があるので、これはあなたに任せるとしましょうか。適当な贄を捕まえるといいでしょう」

「私がぁですかぁ?」

「問題ありますかな?」

「いえいえ、ブライン様のおおせのままにぃ」


 白衣の男は執事の男に「ははぁ」と大仰な礼をするとこの場を2人揃って立ち去っていく。嫌な予感しかしなかった。


 立ち去りながらも男たちの会話は続く。


「怪しまれない者なら商人とかですかねぇ」

「それならちょうどいい者がいましたな。あの憎しみを利用すればいい駒になるかもしれません」

「肝心の素体や魔核はいただけるのでぇ?」

「魔核はなんとかしますが、素体と贄くらいはそちらで集めなさい」

「わかりましたぁ。確かにこれは長丁場になりそうですねぇ……」

「まぁ、こちらは保険のようなものですからな。既存のものを利用するよりも、新たに生み出した方が御すに容易い。急ぎでもありません。気長にやるといいでしょう」

「はぁい。うけたまりましたぁ」


 はぁ。明らかな面倒毎に私はため息をついた。


 勘弁して欲しいわね。封印するなら静かに眠らせなさいよ。誰かに利用されるなんて真っ平ごめんよ。


 だからといって私に出来ることは何もない。精々祈るだけなのが辛い。自身に対して進められる企て事をただ黙って見ていることしかできなかった。


 そしてしばらくして白衣の悪魔と進行役として選ばれた商人に連れてこられたのは一人の小さな幼女だった。執事の男はあれから一度も顔を出していない。


 白衣の男である悪魔は商人の男に再召喚されたらしく、その力は依然よりもさらに低下していた。でもそれを気にした様子はなく、いつも不気味な笑いを浮かべていた。気持ち悪い。


 男たちが連れてきた珍しい桃色の髪をした僅か4歳の幼女は、さらに珍しい“緋焔の巫女”の称号を持っていた。


 その小さな身体に、悪魔の中でも上位に属する“魔人の柱”たるフェニックスの魔核が取り込まされた。


 フェニックスは白衣の悪魔、ハーゲンティと同格の“魔人の柱”のはずなのだけど……。


 しかもその序列はハーゲンティを上回るはずよね。どうやって手に入れたのかしら。


 幼女はその所業にうめき苦しむが、巫女の称号を持っているだけはあり、死ぬことはなく苦しみながらも耐え抜いていた。


 あの子が私の憑代に選ばれたのね。ほんと、人間ってどこまでも屑ね。魔王と一体何が違うのよ。あいつらの方がよっぽど魔王に向いてるじゃない。


 己が欲望を叶えるために、平気で他を苦しめる。悪魔を、魔族を、魔王を、分別なく悪と定め断罪するのに、それは目の前で幼い子供を魔王の生贄に捧げようとしている商人と一体何が違うのか。


 全ての人が同じでないというのなら、それは悪魔にも言えることだ。実際、好き好んで人を殺す悪魔など、そうでない者の数と比べたら圧倒的に少ない。


 基本的に悪魔は無気力な者が多いのよ。私が例外というわけじゃない。積極的に攻勢に出る者なんて限られている。そうでなければ、魔王が世界に4人で済むはずがないのだから。


 もし悪魔が全て好戦的なら何百、何千、何万という悪魔の軍勢が人の世など破壊し尽くしてしまうでしょうね。


「どうです?」

「問題ないですねぇ。流石巫女の血筋、耐性が高いですからぁ、問題なく魔核を取り込んでいますねぇ。しかしいいんですかぁ? フェニックスの魔核ともなれば人類の夢である【不老不死】を得られるかもしれませんのにぃ」

「ふん、今私に必要なのは絶対的な力です。自分が不死になっても力がなければいたぶられるだけですからね。それよりも私に忠実な最強かつ不死身の駒が必要なのですよ!」

「でも、完全に浸透させるには時間とさらなる生贄が必要になりますねぇ」

「わかっていますよ。準備は進めていますとも。私の力を恐れ、貴族からも追放したあの王都を火の海に沈めるのが今から楽しみでなりませんよ」

「後は死なない程度に餌を与えればいいですよぉ? だいたい5年からぁ長くて10年でしょうかぁ?」


 ハーゲンティは私が封印された祠を見ながら期間を口にする。その長い振れ幅は私が抵抗することを懸念しているのかもしれない。


 いいじゃない。全力で抵抗してやるわよ。


 私はその挑戦を受け取った。別に生贄となった幼女に情が湧いたわけじゃない。


 私を利用しようとする奴らが気に入らないだけなんだから。


「10年ですか……まぁ、その程度でこの私の憎悪は消えませんからな。よろしく頼みますよ」

「えぇ、任せてくださぁい」


 商人は、醜い笑い声とともに立ち去っていった。


 ここからは私とあいつらとの闘いだ。私の眠りを妨げようとする不届き者のいいなりになんてなるつもりはない。


 いいように操られ、そして何れ勇者に殺されるくらいなら、封印の解除にだけ利用して即座に殺してやる。


 私にできることは限られている。それでも、対応は十分可能だった。


 ……可能な、はずだった。


 結果として、私の考えは甘かった。


 私が抵抗して被害を被るのは憑代となった幼女だった。


 強く抵抗すればするほど、あの子は呻き声を上げて苦しみだす。


 私が悪いわけじゃないのに、何故か罪悪感にかられる。


 とても見ていられなかったわ。思わず抵抗をやめて逆に彼女と同調するように自ら働きかけてしまうほどに。


 いっそのこと最大限に抵抗を強めて殺してしまおうとも考えた。


 魔王の憑代としての人生。復活してしまえばその意識は消え、身体は私のものへと作り変えられるはずだもの。


 数年苦しみ続けた果てがそれではこの子も報われないでしょう。それが優しさなの。


 これは私の不注意が招いた結果よ。だから、私が始末をつける。


 そう、思ったけれど……できなかった。


 ただ抵抗するだけでは彼女は余計に苦しむだけで命にまでは別状はなかった。


 それどころか、あの子の中に取り込まれたフェニックスが彼女を癒しているようだった。


 話し相手になり、儀式にも抵抗しているように感じた。


 あの子の中に眠るフェニックスからの抵抗なら苦痛が増すことはないようだった。


 なら、私は受け入れるべきね。彼女の全てを。せめて今だけでも苦しみが減るように。


 そしてフェニックスの抵抗が功を奏したのか、儀式は10年が経過しても完成にはいたらなかった。


 でも、それも今日で終わり。


 儀式の動力として度々運ばれてきた人の生贄。【錬金(アルケミー)】の力を持つハーゲンティが生み出した呪具で操り人形となった村の住民は数ヶ月毎に自らこの地に足を運び、生贄として死んでいった。


 かけられた呪いは村から出られず、生贄となるまではただ普通の生活を繰り返すというもの。


 出番が来れば、自らここに足を運びその命を捧げる。


 まさしく、悪魔の呪具らしいわね。


 幸いなのはその光景を例の少女が目にしていないことかしら。だってトラウマものだもの。目の前で人がただ死んでいくところを見せつけられるのは。


 悪魔である私でさえ気分が悪くなる。なのに、それと同時に封印は緩み、私の力は確かに戻っていく。それでも封印の効果はあるからその力も自由に振るえるわけじゃない。


 忌々しいものね。本当に。


 そして今日、その最後の生贄が決まったらしい。

 

 村の住人は既に一人もおらず、あの悪魔と商人は外に生贄を求めた。


 旅人、盗賊、冒険者。種類は様々だった。けど、国の兵士では万が一にも計画がバレたら台無しだと選ばれることはなかった。


 今日訪れたのも腹を空かせて村の近くを彷徨っていた少年、少女とのことだった。


 しかも魔力が高いらしい。


 なら、私も覚悟を決める時が来た、ということね。


 操り人形となるか、最後の抵抗をしてこの子を……


 そう思っていたら、事態は思わぬ展開を見せた。


 最後の生贄の少年が憑代の少女を檻から助け出そうとした。


 その時に魔法陣に触れ、少女を通して私にも膨大な魔力が流れ込む。


 って、何これ……! 魔力が高いなんてものじゃないじゃない!


 人一人が持つ魔力の許容値を明らかに超えている。


 確かに、彼がいれば不足していた残りを十分に補えると断言できるほどだった。


 ただ、物事はうまく運ばないものね。


 商人たちに見つかり、洞窟の中で戦闘が始まった。


 善戦はしているようだけど……あの青髪の少女は何者なの? S級魔術をあの歳で扱うなんて……


 もう! この状態が恨めしいわね。私も力が使えれば……


 使えたら、どうだって言うの? 私には――って


 きゃあ! ちょちょちょっと! 汚い口で咥えないでよ!


 余計なことを考えていたのが悪かったのかもしれない。いや、戦いに集中していても私には何も抵抗出来なかったわけだけど……


 気持ち悪い姿となったハーゲンティに咥えられ、魔王復活の儀式が起動した。してしまった。


 ど、どうするのよ、これ! まだ、か、覚悟が! 心の準備が!


 操り人形? 少女を殺す? 助けが来ているのに? でも儀式は……!


 焦る私に、さらなる信じられない事実が付きつけられた。


 少年が放った魔術が、商人を取り込んだ悪魔、ハーゲンティの姿を憑代たる少女へと変貌させていく。


 でも、それを見た私はそれどころではなかった。


 だって、だってあれは……


 うそでしょ!? ま、待って! あ、あれが私の元になるの!? じょ、冗談じゃ……!


 憎き悪魔と商人が元となる変貌した素体。長きにわたって同調していた実績もなくなった。気持ち悪さに拒否感が増して激しく抵抗する。


 ただ、見た目あの少女になったことで少し隙ができたのかもしれない。


 私の抵抗空しく儀式は進行する。


 儀式はきっと失敗に終わる。


 その時、復活を果たそうとした魔王たる私は一体どうなるのか。考えたくもない。


 きっと怠惰に生きた私への、これが罰なのかもしれない。


 なのに、魔王復活の儀式は成立した。一部おかしなことになってはいたけど、身体はちゃんと私のものだった。私は呆然と自身の身体を見つめていた。


 あの少年が放った無属性魔術、【鏡幻囮(デコレフシア)】は思いがけない精度で効果が発揮されていたのが要因かもしれない。通常の見た目や魔力の偽造なんてものじゃない。込められた魔力が異常だったもの。


 まるで存在そのものの複製。魔核の質も、同調した波長も元の少女そのもの。正しき憑代がそこにはあった。


 だからこそ、私の存在はかなりあやふやだった。偽りの身体に上塗りする形でかろうじて存在を保っているだけ。能力値(ステータス)は本来のものより程遠い。スキルも魔王となって増えたものからかなり減っている。


 いつはがれるかもわからない、金属に施されたメッキのようなもの。チョコレートのコーティング。


 それでも、私は復活を果たし、少女は無事だった。


 私はこの事態を成し得た少年が気になり、彼のもとへと舞い降りる。


 憑代の少女も無事目を覚ましていた。見逃してほしいと懇願されるが、そもそも私には闘う気などさらさらない。


 少年も、魔力以外はいたって普通に見える。力がうまく働かないので詳しく見れないのがもどかしい。


 私に戦う気がないと察したのか、少年は厚かましくも助力を求めてきた。


 流石の私でもそこまでする義理はない。なにせ怠惰な悪魔なのだ。


 なのに、少し脅してやろうと放った熱閃は謎の力にかき消されてしまった。


 それどころか逆に私が脅される。


 ほんと、何者なの? 魔王になった私にケンカを売るつもり?


 さらに一歩踏み出そうとしたところで横にいた青髪の少女が前に出てきた。


 また邪魔がと文句を言おうとしたところで違和感に気づく。


 魔力ではない異質な力。澄んだ青の神力。


 ってえっ!? こ、こいつ神子じゃない! なんで人間なんかと!


 しかも、目の前の少年を神子はご主人様(マスター)と呼んだ。もう意味がわからない。


 神子がただの人に降ったっていうの!? そんな、それに一体この地でどうやって存在を……!


 そして迫られる選択に、私は白旗を上げた。


 別に神子の言葉にビビったわけじゃない。


 でも今の私に、神子にあらがう力はないもの。しょうがないじゃない。せっかく不完全とはいえ復活を果たしたのに、ここで死ぬつもりなんて毛頭ないのよ。


 せめてもの対価を要求したら、それはあっさりと認められた。


 本当に分かっているのかしら? 私は魔王なのよ?


 それに、魔王核を失えば不安定な私は確実に消失する。


 もしかしてそれが狙いかと思っていたら、彼の力は私の想像を上回っていた。


 彼がなんでもなく説明する力は、別格ともいえるものだった。


 無限に近い魔力? 何よそれ、人が持っていい力なの? 世界そのものじゃない。


 なんだか、彼を見ていると私の悩みなんてバカらしく思えてくるわね。


 私はなんだか楽しくなってきて、パスを繋ぐのに親愛の契約を選んだ。驚いたことにその契約は問題なく成立を果たした。


 彼は本当に、魔王である私を助ける気でいるらしい。出会ったばかりなのに、全てを信用してしまうほどに。


 憑代の少女も私に続く。あぁ、彼らとならこの先も楽しくやっていけるかもしれない。


 ここまで笑ったのも久々だった。


 なら、私のやることはひとつだけね。見捨てられないように、私も惜しみなく力を貸そう。元々魔王になど興味はなかったのだから。


 私が願った安心して暮らせる場所は想像を絶する場所だった。これ以上ないくらいに私の要望を叶えていた。


 神子とともに暮らすことになるとは思っていなかったけど、それも気にならない。


 そう、私が嫌っていた退屈な日々は、こうしてこの日を持って終わりを告げたのよ。


次回3/30に追憶2、次次回3章キャラ紹介をはさみ、4月より4章に移行予定です。

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