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001 現実の終わりと空想の始まり

心機一転。読み手から書き手への挑戦。目指せ10章。

1章完結までは毎日更新頑張ります。

2章以降は週一を予定

 

「やってしまった……」


 後悔してももう遅い。


 今はやりのソーシャルゲーム<創世記イグナシア>。いわゆるかわいい、もしくはかっこいいキャラ達が剣と魔法のファンタジーな世界で魔王と戦ったり、世界中の人たちと領地を争うゲームだ。


 イラストや戦闘時に動くデフォルメされたキャラ達が素晴らしく、戦闘バランスやシステムもしっかりしているため幅広く人気が出ている。

 この前5000万ダウンロードを突破したとかで盛大なキャンペーンが実施されていた。


 俺こと海里星一(うみさと せいいち)も友達に薦められて始めるとすぐにはまってしまい、今ではかなりの重課金者となってしまった。


 そして目的のキャラが出るまでガチャガチャするということを繰り返していると気がつけば貯金が底をついていたというわけだ。


「来月、どうするかな…」


 考えても仕方がない。今日は愛読している漫画の発売日だ。


 金がなくて困っていたのだが、気分転換にちょうどいいと外に出たのはいいがその道すがらも後悔は消えない。何故こうなってしまったのかと考え込むと、ついついこのゲームを薦めてくれた友人に文句を言ってしまう。


 でも、ゲームを始めると決めたのも、貯金が尽きるまでガチャにつぎ込んでしまったのも自分の責任だ。それを人のせいにする気はない。


「そもそも、こんなこと他の人にはなかなか言えないしな」


 ゲームに貯金全部つぎ込んで無一文になったなんて笑い話にもならない。馬鹿な奴認定されるのが関の山だ。


 現状、こんな状態に陥ってはいるが、仕事のほうはそれなりに順調だ。入っているのはよくある中小企業だが、同期の中では一番昇進が早いし、給料の上がり幅も大きい。上司にも認められ、後輩にも慕われている……と思う。


 特に仕事での昇進欲が強いわけでもなく普通に仕事をこなしていたら自然とこうなったので、逆にまだ実力が不十分のまま指導する立場まで持ち上げられそうで不安になっているくらいだ。


 世の中の人からしたらふざけるなと言われそうだが、昔から面倒をあまり自分から背負いたくないのだ。それに周りから認められても自分自身は自信が持てないのだ。


 リーダーシップをとれるような指導力もなく、コミュニケーションも苦手(話題作りができず、相手の気持ちを読み取れない)なので課長などにあてがわれてもやっていける気がしない。


 課長以上は会社側の立場になるので残業代も出ないと聞くとなおさらなりたくない。人生ほどほどが一番だ。そういうのはもっとやる気や人望があり率先して事を進められる人に任せたい。


 でも、仕事が順調な分かプライベートは目も当てられない。先の金銭面の話もそうだが、もう30歳になろうというのに奥さんどころか恋人すらいたことがない。


 バレンタインなどにチョコをもらったことがあるのでまったくモテないということはないと思うのだが、相手の勇気に応える勇気が俺にはなかったのだ。


 過去にバレンタインを貰った後、お返しのチョコを買いはしたが結局渡せなかったことがある。あれは中学生の頃だったか……。その日はバレンタインの翌日で休憩時間にちょっとトイレに行こうと教室を出たところで呼び止められチョコを渡された。


 そこにはチョコをくれた子の周りに友達か、応援している他の女の子もおり恥ずかしさと緊張でお礼を言ったのかも覚えていない。受け取った後すぐさまその場を離れてしまった。


 しかも何がひどいって、その時にてんぱって相手の顔もしっかり見れていなかったので、チョコを貰ったのって本当にこの子からだったかな? と不安に思っていた始末だ。それで結局お礼のチョコを準備はしたが、違っていたらどうしようと渡すことができなかったのだ。……我ながらひどい奴だと思う。


 とにかく人付き合いが苦手で自分に自信が持てない、それが俺自身に対する自己評価だ。


 そう自己嫌悪に至りながら歩いていると、前で何かを拾おうとして手を下ろしひょいひょいと何かをつかもうとする動作をした後、不思議そうに首を傾げながら立ち去る人がいた。


「何だ……?」


 気になって同じ場所まで歩いてみると道端に薄いタブレットのようなものが落ちていた。


「これは……」


 画面部分はうっすらと地面が透けているので、透明の液晶のみで電子回路やICチップなどが細い銀色の枠かこの液晶パネル内に仕込まれていることになる。最先端の技術でペラペラ曲げられる透明の画面なんかが開発中なのは知っているが、見るのは初めてだ。


「開発中の人が落としたのか?」


 開発中の新商品とかなら今頃はかなり焦ってるか、上司に怒られてそうだなと思い拾おうとしてからふと、先程これを拾おうとしていた人を思い出し手を止める。


 その人はこれを取ろうとして触れず不思議に思っている感じだった。


「もしかしてトリックアートか何かか?」


 そうは見えないがと思いながら拾い上げてみると普通に触れた。非常に軽い。でも画面は光を放っているわけではなく、表示されているだけみたいなので太陽の元では反射してよく見えない。


「ちょっと家で調べてみるか」


 普通なら交番に届けるべきなんだろうけど、興味のほうが勝ちそのまま漫画を買った後自宅まで持ち帰ってしまった。


 自宅は普通の3階建てのアパートだ。部屋は2階の205号室で一番奥になる。5畳の2LDKだが一人暮らしする分には十分なので気に入っている。棚には漫画やゲームソフトが収納されていて、特にファンタジー系のものが多い。


「さて、と」


 買ってきた漫画を机の上に置き、拾ってきたタブレットを取り出す。どうしまうか悩んでいた時に気付いたんだが、どうも画面の対角部分を持って動かすとサイズがある程度自由に変えられるようになっていた。


 サイズの範囲はだいたいクレジットカードくらいの大きさから17インチの液晶画面程だ。手を離せばその位置で固定される。


「やっぱりつなぎ目なんかは見えないな。どういう機構なんだ? 金属自体が伸び縮みしてるなんてことはないと思うが」


 設計関係の仕事をしているため、どうにもこういうのは気になってしまう。指でなぞったり、はじいたりしてみるが機構も材質もよくわからない。


 一番驚きなのは画面部分で、文字や操作パネルっぽい各アイコンがなければ、抜き穴になっているようにしか見えないほどクリアなのだ。触っても指紋のような跡が付くこともない。


 でもタッチすると確かに感触が返ってくるのでパネルが存在しているのがわかる。画面も移行しているっぽいのでタッチパネルになっているようだ。


 しかも、正面からだと背景が透けているのに、裏から見ると同じように背景は透けるが文字類が見えない。透明のパネルに映し出されているのに、表と裏からでは見えるものが異なるのだ。


「仕掛けがよくわからないがデザインはいいな。映画によく出てくるような未来の最新端末みたいだ。何に使うものなんだ? 普通に超次世代型スマホとかならすごいな。サイズが変えられるのでタブレットにもなる画期的な感じじゃないか。出たら即効で買いそうだ」


 さっきまでの憂鬱な気分は抜け、謎のタブレットに夢中になる。いや、問題が解決したわけじゃなく棚上げにしているだけなので結局後でまた後悔することになるのだが、一度集中すると周りが見えなくなるタイプなのでもう頭からは抜けてしまっている。


「まずは色々と試してみるか。持ち主が誰か、もしくはどこのものかわかるかもしれないし」


 そう思い画面を見てみるが、アイコン以外の文字列は見慣れない文字ばかりだ。


「英語とかじゃないし、言語に詳しいわけじゃないが見ない文字だな。背景でくるくる回っている星? も地球じゃなさそうだ。取り合えず適当に触ってみるか」


 とアイコンをピッピッとタッチし、現れたスクロールバーをいじったりしていると見慣れた文字が見えた。


「おっ、“日本語”ってことは言語設定画面か?」


 運よく設定画面に入れたようで迷いなく日本語をタッチする。機能は問題なく言語設定画面だったようで今まで読めなかった文字が読めるようになった。


「んっ? 確かに読めるようにはなったが……」


 あり得ないことが起きた。表示される文字が変わっていないのだ。なのに内容が理解できる。できるようになった。意味が日本語で並列表記されているわけでもない。まるで頭にその言語知識を転写されたかのごとく書かれている文字がそのまま理解できるのだ。


「大丈夫なんだろうな。今さらだが少し怖くなってきたぞ」


 脳に直接情報データを送る。そんなことが可能なんだろうか? それこそSF映画じゃあるまいし現代の技術でできるとは到底思えない。そんなことが可能ならそれは脳を書き換えるということだ。つまりそれは人を洗脳するに等しい行為だろう。


 今は2018年なんだ。そこまで技術は進んでいない……と思いたい。


「体調に影響は特にないな……。ここまでやったらもう同じか。何かあったらその時考えよう……」


 もう何度目かの現実逃避に入りつつ再度タブレットを手に取りホーム画面らしきアイコンを押す。すると4つのメニューが表示される。


「マイメニューに適性診断、所有者登録、オプションか……。オプションはさっき言語をいじったとこだろうな。んっ? マイメニューはグレーアウトっぽく色が薄いな」


 試しにタッチしてみると、『所有者が登録されていません』と表示された。


「登録しないと見れないのか。まぁ当然っちゃ当然か。流石に勝手に登録するのはマズいだろうし、さっきの感じから解除も簡単にできるかわからないからな。登録してしまって、架空請求並みの法外な金額が表示されたりしたらそれこそ終わりだ」


 現実逃避していた失態を思い出し顔をしかめつつも、再びタブレットに目を落とす。


「今できることとしたらこれか」


 そう言いながら適性診断のメニューをタップする。するといくつかの記入窓が出現する。


「名前、性別、年齢、あとはアンケートか。これ、本当に変なとこに送信されたりしないよな……? 本名で打つか、適当な名前にするか……。ま、お試しだから危険を冒すよりは適当にするか」


 どんな名前にするか考えていると、ふとファンタジーRPGのゲームパッケージが目に入った。


「ちょうどいい、昔ゲームする時によく使ってた名前にするか。確か、レクトル・ステラマーレっと」


 中二病気味だったときに考えた名前だ。確か名前の星や海をラテン語に置き換えたりして、それを支配する者的な感じで考えて途中で諦めた記憶がある。若気の至りというやつだ。


「年齢は……取りあえず成人前ってことで16歳くらいにしておくか。性別は男性でOKっと」


 さっき中学生のことを思い返していたからかもしれない。やり直したいんだろうか?


 あとは表示される設問に答えていくだけだ。適性診断なんだから後で色々試してみるのもありかも知れない。そもそも何の適性診断かわからないが……。


「なになに……何だこれ?」


○設問1

 あなたには魔王を倒す程の強力な力があります。この国の王より世界を救ってくれと頼まれました。あなたがとる行動に近いものを選んでください。


 ①勇者となって魔王討伐に向かう。

 ②王の要請を断り、隠れて静かに暮らす。


 いきなりぶっ飛んだ設問が来た。さっきまでは機密情報満載の重要機器だと思っていたのに、いっきになんかのゲームアプリレベルに落ちた感じだ。これで一体何を見ようというのか全く分からない。


「なんか気が抜けたな。新製品のスマホっていうよりは子供向けのゲーム端末か。それでもこの技術なら最新製品に変わりはないが、こんなレベルのだったら気楽に答えられそうだ」


 せっかくだし正直に答えてみようと思い、ベッドに横になり設問を読み直す。


「やっぱり俺には魔王討伐なんて向いていないので、断然②だな」


 ②の回答をタッチすると次の設問が表示される。

 どうやら、設問1つごとに画面が切り替わるタイプみたいだ。


○設問2

 あなたの前にモンスターが現れました。あなたがとる行動に近いものを選んでください。


 ①剣を抜いて斬りかかる。

 ②杖を取り出し魔法を放つ。


「って、おい」


 思わず突っ込んでしまった。


「さっき隠れて静かに暮らすって回答したばっかなのに次が戦う選択肢のみとか。逃げるはないのか。まぁ、隠れて暮らすっていってもモンスターが出る世界なら戦う時はあるのか。さっきみたいに自分にあてはめるなら①しか選べないが、なんかゲームっぽいしどうせなら夢見るってことで②にするか。やっぱり魔法は憧れだし、近接より遠距離のほうが多少は安全だろうしな」


 魔法のほうをタッチするとまた次の設問が表示される。ちょっと楽しくなってきた。


○設問3

 あなたの判断が生死を分ける状況です。あなたがとる行動に近いものを選んでください。


 ①恋人を捨て、国を守る。

 ②国を捨て、恋人を助ける。


「げっ、えげつないの来たな。生死って、自分じゃなくて他人のかよ。しかも、2択だし救済措置もなし。でも背景描写がなさ過ぎて実感0だな。これじゃ感情移入もできやしないだろう」


 といいつつも、恋人がいない身としてはせっかく恋人がいるんだったら助けたいと思ってしまう。


「こんな自分を好きになってくれているわけだし、それに対して国に関しては国民と記載されていない以上もしかしたら国がなくなるだけで誰も死なないかもしれないしな。ここは希望的観測も込めて②だな」


 冒頭に生死を分けると書いてあるのにそれは無視する。仮に国民を含むとしても、人の命を背負うのはきついがそれは見知った相手だったらの話だ。ニュースで誰かが殺されたと報道されていても、その人と自分がまったく関わりがなければまた物騒な事件が起きたな程度にしか感じない。


 身近な一人の恋人か見知らぬ大勢の他人かなら、俺は前者を選ぶ。自己中な生き物なのだ。だから、いろんなしがらみが増える上の立場にはなりたくない。まぁ、そういう事態なんてそうそう起きないだろうが。


 次の設問が表示される。


○設問4

 魔術師にとって必要なものは何だと思いますか? あなたが思うものに近いものを選んでください。


 ①体力

 ②魔力容量

 ③物理的攻撃力

 ④物理的防御力

 ⑤魔術的攻撃力

 ⑥魔術的防御力

 ⑦反射・思考・行動速度


「一気に選択肢が増えたな。魔術師限定ってことはさっきの設問が関係しているっぽいし回答に応じて分岐していくタイプなのか? 魔力容量っていったら所謂MPだよな。見た感じよくあるRPGのHP、MP、攻撃、魔法攻撃、防御、魔法防御、素早さって感じだ。普通に考えたら②か⑤なんだろうが、魔法使いなんて魔力がなくなればただの人なんだよな。生きる為に必要な力で言ったらやっぱり逃げる力かな。ここは⑦にしとくか。色々関わる項目が多いし、素早い魔術師っていうのも面白そうだ」


 でも、魔法使いじゃなくて魔術師なんだなと思いながら⑦をタップする。すると『最後の設問です』と表示され、画面に入りきらないほど大量の選択肢が表示された。


○設問5

 スキルを自由に取得できる場合、あなたはどれを選びますか?(場合によっては複数回答が可能です)


 ①筋力強化

 ②魔力強化

 ③守護強化

 ④感覚強化

 ⑤速度強化

 ⑥魔術適正:地

 ⑦魔術適正:水

 ⑧魔術適正:火

 ⑨魔術適正:風

 ⑩魔術適正:雷

 ⑪魔術適正:緑

 ⑫魔術適正:聖

 ⑬魔術適正:光

 ⑭魔術適正:闇

 ⑮魔術適正:時空

 ⑯剣術

 ⑰槍術

 ⑱弓術

 ⑲斧術

 ⑳杖術

 …以下省略。


 ズラっと、表示されたものに目を通していくが途中で疲れてくる。スクロールを下まで動かし通し番号を見てみると1000以上ある。各種強化や適性、耐性の他、技や魔術、鷹の眼や、魔眼といった特殊なものまで多義にわたる。


「選択肢の増え幅がおかしいだろ…。適正診断じゃなかったのか? なんかオンラインゲームのキャラクリエイトをしてる気分になってきたな。それでも最初から全部のリストから選べるのは珍しいが。複数選べるのも『場合によっては』っていうのがよくわからん」


 最初の各種強化のようなショボいのから物理無効や輪廻転生、次元掌握、精神支配といった明らかにチートっぽい感じのまであるので、そういう能力の強さやレア度で決まっているのかもしれない。それならポイント表示くらいしてほしいものだ。


「でも、場合によってはなんて書き方するくらいなら1個選べるのが普通っぽいよな。慎重に選ぶべきか……って何真剣に悩んでるんだ、遊びじゃあないか。ま、こういうのは選び直しが出来るのが基本だけど。色々選んで複数できるか試してみるか。おっ!」


 そう思いスクロールしていると、ある事に気づく。


「スキルを長押しすると詳細が表示されるな。よくわからないのは見てみるか」


 流石に全部は量が多すぎて眼が疲れるので気になったものだけ見るようにした。すると、とあるスキルを見つけた。


「無限の魔力なんてのもあるのか。仮にも魔術よりの選択をしたんだからそっち系がいいよな。さっきは逃げる為に速度を選んだが、限りがないなら魔力切れの心配がないし魔術師にとっては夢のようなスキルだ。試しに選んでみるか」


 項目をタッチした瞬間、『これで設問は全てです。お疲れ様でした。』と表示された。


「え? 終わり? やり直しはできないのか?」


 思わず口に出してしまった。まさか1個しか選べないだけでなく再選択も戻るも無しとは不親切設計極まりない。


「お試しでやっただけだからいいが、普通ならメーカーにクレームものだな。で、結局なんの適正診断だったんだ?」


 疑問に思って再度画面を見てみると、『結果を送信します』の文字の下に『OK』の選択肢のみが表示されていた。


「……『いいえ』がないなら聞く意味ないだろ。押して大丈夫か……これ?」


 まぁ、今入力した内容で後々困るものもないだろと思ってOKをタップする。その瞬間メッセージが表示され、タブレットが光を放ち出し周囲に魔方陣みたいなのが描き出された。


「な、はぁ!?」


 思わずベッドの上にタブレットを投げてしまう。これはヤバイ、内心でそう思い瞬時にその場から離れようとした時にはさらに光が強くなり視界は白一色に染まる。


 そのあと奇妙な浮遊感に襲われ身動きさえ取れなくなる。


 頭には最後に見えたタブレットに記載された文字列がよぎる。


 『あなたの現実はここで終わりです。ようこそ、わらわのセカイへ』


 そこで意識は途切れた。


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