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カンガク  作者: HAL姉
2/10

第2議論(1:1:1)

男性1人、女性1人、不問1人、計3人用台本です。

使用は自由ですが、前もってお知らせ下されば喜んで聞きに参ります!

シリーズ物ですが、単発でも問題無い仕様になっておりますのでどうぞ♪

(所要時間7分)

キャスト

後輩(不問)



後輩

「あのぅ、先輩…何で今日、呼び出されたのかそろそろ教えて(もら)いたいんですけど…」


「それは、コイツに聞いてくれる?」


後輩

「え?

あ、お疲れ様です!

お久し振りですね、先輩!」


「おお、何だ、久しいな!

1人メンバーが増えるって言ってたのはお前の事だったのか〜」


「どうせアレやるんでしょ?

だったらメンバー多い方がいいと思ってね」


後輩

「えっ、アレって……あぁ、アレ、ですね?」


「よし、理解が得られた所で早速(さっそく)始めるぞ!

カンガク!!」


後輩

「先輩が発起人(ほっきにん)のカンガクサークル、まだ大学で残留(ざんりゅう)してるらしいですよ。

侃々諤々(かんかんがくがく)…とにかく、どんな議題に対しても大いに議論していくっていうの、結構好きな人多いみたいですね」


「そうねぇ、私もその1人だけど…ちょっと不本意なのが(くや)しいわ〜。

で、今日の議題は何なの?」


「そこっ!不本意とか言うな!!

…まぁいい、今日の議題は〜、『ミニスカートの女性への対応』についてだ!」


「………はぁ?」


後輩

「ミニスカートの女性……あ、分かりました!

つまり先輩、ミニスカートの女性が階段登ってるのを下から見て(にら)まれたんですね?」


「んなっ、何故(なぜ)分かった!?」


後輩

「ふふん、先輩が議題を持ち込んでくる時って、大抵リアルに()った話ですよねぇ」


「うん、正解!

毎回くっだらない議題なんだけど、リアルだから何だかんだで盛り上がるのよね」


「んん!?

何だこれ、俺は(けな)されているのか?

()められているのか!?」


後輩

「どっちでもいいですよ。

で、ミニスカートの女性への対応、ですよね…

取り敢えず、先輩としての希望から聞いてみましょうか」


「こ、後輩に仕切られている…だと…!?」


後輩

「あっ、気を悪くしたらすみません!

先輩が卒業してから、進行役を務める事が多かったもので、つい…」


「構わないわよ、それよりもとっとと議論しましょ。

で、どうなの?」


「あ、あぁ…俺の希望、だったな。

それは勿論(もちろん)、見たいに決まっている!

というか、本能で視線が定まってしまうのだからこれはもう不可抗力(ふかこうりょく)と言っても差し(つか)えないんじゃないか!?」


「差し支えだらけじゃない!?」


後輩

「いや、でも本能というのであれば、(いた)し方ない事かもしれません。

というか、ミニスカートを()く女性というのはそもそも、見せたいという願望があるんじゃないかと思うんですが」


「ええっ!?

いや、それはどうだろう…そう決めつけるのは早計(そうけい)じゃないかしら」


(ちな)みにお前は、ミニスカートなるものを所持しているか?」


「そりゃ、女ですもの…それなりには」


「そのミニスカートを所持するに至った経緯(けいい)は!?」


「えー、普通にお洒落(しゃれ)って言うか…可愛いじゃない?ミニスカートって」


「つまりはそういう事だ!」


後輩

「そういう事ですね」


「は?

え、ちょっと待って、そういう事って、どういう事??」


「はん、まさか自分で分かっていないとはなぁ…

今まさに!お前自身が答えを述べたではないか!」


後輩

「うんうん、間違いない」


「な、何なのよ2人とも!

えーっ、ちょっと待って…私自身が答えを述べた…?」


「ふっふっふ…分からないか?

お前は今、ミニスカートを履く理由としてお洒落の一環、可愛いからだと述べたのだ!」


「確かにそう言ったけど、だから何なのよ!

それのどこが、ミニスカートの女性への対応の回答になるっていうの!?」


後輩

「簡単な事ですよ。

お洒落をする、という事は、そこに他者の存在ありきって事です。

ね、先輩」


「その通りだ!

お洒落をする、(すなわ)ち演出だ!」


「演出だぁ!?」


後輩

「あ、先輩その表現ドンピシャです!

演出…なるほど、女性にとってのお洒落は、自分を良く見せる為の演出なんですね!」


「そうだ!

良く見せたい、見て欲しい、可愛いと言って貰いたい!

と思っているから、ミニスカートの女性への対応は、見てもいいんだ。

いや、(むし)ろ見なくてはならない!」


「…分かった、百歩譲って、見てもいい事にしましょう?

でもそれって、どんな女性でもアリなの?」


後輩

「おおっ、新たな議題ですか?」


「そこが難しい所だ。

好みは人それぞれだしな。

因みに俺の好みはポッチャリ系だ!」


後輩

「それって度合いにもよりますよねぇ…

すらっとした美脚の方がどっちかっていうと万人(ばんにん)受けするかと思うんですけど」


「2人とも、そこで私を見るのってどういう事なの!?

ねぇ、どっちの意味なの!?」


「本日のカンガクはこれまで!」


後輩

「お疲れ様でした〜!!」


「あ、ちょっ、勝手に()めるなっ!!」

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