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Soul Blame-ソウルブレイム-  作者: 偽座イル
1/3

天使の園 1話

初めまして。イルと言います。


小説はこれが初投稿です。


よろしくお願いします。

-人間は神の子供である-


これは、この世界に伝わるお話の一文。最も古く、広く知られているらしい。


まだこの世界が「楽園」だった頃、神は天使という物を作った。


天使は楽園の中で、神の下に生きていた。


でもそれは間違っていた。その中での幸せは、作り物だった。


天使の一人が、楽園から逃げ出した。



神は、その者を堕天使と呼んだ。




神は、天使に命じた。堕天使を殺すように。


堕天使は願った。この世界を神から取り戻すと。





-この世界には、神がいる-


俺が生まれてから物心がつくまで意識もしない、この話は、親から何度も聞かされて今では


記憶の中を反響するまでになっている。



この世界には、神と呼ばれる存在を信じる考えが深く根付いている。


それは、俺を始め他の大人たちも見たことは無く、けれど、「いない」等と口にした日には


親父から鉄拳を食らう程、当たり前のように信じられていた。


「フィート、起きてきなさい。いつまで寝てるの」


扉の向こうから、俺を呼ぶ声が聞こえる。母親の声だ。


朝から煩いぐらい響き渡るその声で、微睡ながらも起きかけていた俺は、すっかり目が覚めたようだ。









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