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再会。
ここは、ミリアム・キルズ学園。
『変わり者』が集まる名門校だ。
そんな学園に『変わり者が集まる学園』とは知らず、
転入してきた高杉織姫(小6)は、校門の前でたちどまっていた。
「ここが・・・ミリアム・キルズ学園・・・?」
織姫がポツリとつぶやいた、そのときだった。
「お前・・・。」
(後ろから、懐かしい声。
とても大好きな声。)
そう思い、織姫はそうおもいながら
後ろをふりかえった。
「神羅・・・。」
織姫の真後ろには、織姫の小さい頃の友達『時飼神羅』がいた。