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僕はただ強くなりたいだけなのに  作者: suger
4.ケイ
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教えて、ケイちゃん先生!~種族(2)~

「それでは今回も『教えて、ケイちゃん先生!』を始めていきましょう。各回8種族ごとで行うということでしたね」

「そうだね」

「では、今回は獣人ですね」

「獣人って17種族いるんだぜ」

「え」


~犬獣人族~


「十段階評価で言うなら、攻撃力5、防御力4、知性6、魔力総量4、魔法攻撃力2、魔法防御力3、敏捷8、機敏性7、器用さ4、体力9、体格5だね。最高110のうち犬獣人族は57」

「確か人間族が30でしたよね」

「そうだね」

「そこまで離れている気がしてきませんね」

「吸血鬼族とか龍族のせいだね。ちなみに犬獣人は狩猟民族だよ。だから人間族と同じくらい道具の扱いが上手いよ。それに人間族以上に隠密も索敵も上手だから犬獣人族に狩猟をお願いする村落があるくらいだからね」

「成る程」

「何も道具を持っていない状態でも牙や爪を持っているから、結構攻撃性能高いんだよね。数値以上の強さを感じる人もいるくらいだよ」

「噛みつきで殺人したという事件もありましたね」

「指が5本あるんだけど、親指に当たる指が退化し始めていて、異常に小さくなっているんだ」

「それで道具が握れるのですか?」

「親指を使わないような道具を使っているよ」

「そのようなものが」

「犬獣人族限定店でしか見ないからね。視力は少し弱いけど、その代わり嗅覚がとても強いよ。その鼻を使って索敵を行うんだ」

「その印象が強いですね」

「縄張り意識が強いから、敵をすぐに察知するよ」

「仲間想いなんですね」

「寿命は男女ともに90歳。身長は男性が168㎝、女性は162㎝。体重は男性が75㎏、女性は70㎏だね」

「人間族に置き換えても遜色ないですね」


~狼獣人族~


「十段階評価で言うなら、攻撃力7、防御力3、知性7、魔力総量4、魔法攻撃力2、魔法防御力3、敏捷性8、機敏性7、器用さ4、体力9、体格7だね。最高110のうち狼獣人族は61」

「犬獣人族より高いですね」

「それは禁句だよ。お互いに意識しているからさ。犬獣人族は狼獣人族のことをお高くとまりやがって、狼獣人族は犬獣人族のことを完全に見下しているんだ」

「確かにそれは禁句ですね」

「ちなみに犬獣人族と同じく狩猟民族だからそこも敵視ポイントだね。犬獣人族と同じように牙も爪もあるからちゃんとライバルだぜ」

「ど、どちらのほうが依頼されるんでしょう」

「どんどん死地に向かっていくな。狼獣人族だよ。特殊能力があるからね」

「特殊能力ですか?」

「そう。自分の眉毛を通して世界を見ると、その人の本性が分かるっていう能力さ」

「何ですか、その能力は」

「全狼獣人族が持っているから会う時は気を付けなよ」

「はい」

「狼獣人族は犬獣人族と違って完全に指が4本になっているよ。犬獣人族と同じ道具を使っている。灰褐色の毛並みが多いかな」

「他にもいるんですね」

「茶とかもいるかな。夏毛と冬毛があってね、春先と秋先に換毛期が訪れるよ」

「あのモフモフ好きなんですよね」

「あっそ。ちなみに4~8人の群れを成すよ。群れ内はα、β、……って序列があって最下位はωだけど、一夫一妻制の意識が強いよ」

「それでも群れを成すんですね」

「ソウダネ。寿命は男女ともに67歳。身長は男性が198㎝、女性は187㎝。体重は男性が112㎏、女性は108㎏」

「犬獣人族よりも短命ですが、体格はいいですね」


~猫獣人族~


「十段階評価で言うなら、攻撃力5、防御力3、知性6、魔力総量3、魔法攻撃力3、魔法防御力4、敏捷性8、機敏性10、器用さ5、体力7、体格3だね。最大110のうち猫獣人族は57」

「犬獣人族と同じですね」

「だから比べられやすいんだよね」

「犬獣人は狼獣人族とも猫獣人族とも比べられるのですね」

「まぁ、獣人族は基本的に各獣人族と比べられやすいからね」

「成る程。ということは猫獣人族も狩猟民族なのですか?」

「いいや。あの種族は自由人が多いよ。拘束を嫌うような種族だからね。定職に就いている方が少ないよ」

「レイベルス国には衛兵となっている猫獣人族がいらっしゃると聞いたことがあります」

「少ないだけだから少なからずいるよ。猫獣人族は基本的に好奇心旺盛でね、何にでも興味を持つんだけど、その代わりにすぐに冷めるよ」

「だから定職に就けない」

「そうだね。すぐに飽きて辞めちゃうんだよね。一応一度誓った忠誠は生涯守るんだけど」

「かなり気まぐれですね」

「まぁね。指は4本で収納可能な爪を持っているよ。犬獣人族よりも縄張り意識が強くて範囲は狭いね」

「そこも比較されやすいところのようですね」

「そうだね。寿命は男女ともに42歳。身長は男性が167㎝、女性は162㎝。体重は男性が58㎏、女性は47㎏」

「軽いですね」

「身軽にしているんだよ」


~虎獣人族~


「十段階評価で言うなら、攻撃力9、防御力6、知性4、魔力総量4、魔法攻撃力3、魔法防御力5、敏捷性6、機敏性5、器用さ4、体力8、体格9だよ。最高110のうち虎獣人族は63」

「虎獣人族なら私の部下にいますよ」

「へ~、珍しい。あの種族は森林とか密林とかに居住地を作るからね。あんまり外に出てこないよ」

「そうだったのですか」

「まぁ、虎獣人族は環境適応能力が高いからね。外に出てきてもなんだかんだ言って生きていけるんだよね」

「確かに、かなり仕事をこなしてくれていますね。まぁ、一人行動の時が多いですが」

「虎獣人族は孤高。決して群れずに行動することが多いからね」

「では、そのような仕事をこれからは振っていきましょうかね」

「ま、それでもいいんじゃない? 虎獣人族は指が4本だね。体が大きくて手足は短めだね。横幅というか肩幅が大きいから、背が高くないのにデカく感じちゃうんだよね」

「威圧感ありますよね」

「黄褐色に黒い縞のような毛を持っていて、街中だと分かりやすいね。体がガッシリしていて、マッチョであることが多いよ。さっきの3種族の獣人族よりも鋭く硬い爪と牙を持っているし、結構強く感じるよ。肉体派って感じだね。耳が小さくって裏面は黒色をしているよ」

「部下の特徴と一致していますね」

「寿命は男女ともに62歳。身長は男性が175㎝、女性は172㎝。体重は男性が128㎏、女性は125㎏」

「身長に対して重いですね」

「筋肉は結構重いからね」


~獅子獣人族~


「十段階評価で言うなら、攻撃力9、防御力7、知性6、魔力総量6、魔法攻撃力4、魔法防御力6、敏捷性6、機敏性6、器用さ4、体力7、体格9だね。最高110のうち獅子獣人族は70」

「流石百獣の王。……と言いたいですが110のうちって考えると、そこまで」

「うん。強くなさそうだよね。吸血鬼族とか龍族とかと比べると弱いからね」

「比べれば弱いですが、普通に強い気も……」

「虎獣人族と同じく森林に居住地を作っているよ。鋭く硬い爪と牙を持っていて、筋肉が多くて力強い」

「何か虎獣人族と似てますね」

「ま、虎も百獣の王と呼ばれているし」

「……そうなんですか?」

「特徴的な(たてがみ)は生後10年ほどの雄からしか生えてこないよ。体色は黄褐色から大人になるにつれて黒っぽい色になるよ」

「確かに黄色っぽい獅子獣人族と黒っぽい獅子獣人族がいますね」

「縄張り意識が強くて、分かりやすくグループを作っているよ。1、2人の雄と複数の雌でグループを作ってハーレムを築いているよ。ちなみに雌の方が強くって、狩りは雌の仕事にだよ」

「雄の方が強そうなのに」

「見た目だけね。寿命は男性が71歳、女性は82歳。身長は男性が149㎝、女性は172㎝。体重は男性が38㎏、女性は85㎏」

「男性、小柄ですね」

「大きい男性は基本獅子獣人族と何かのハーフだね」


~飽きた~


「飽きた!」

「えぇっ!?」

「だいたい、何だこの企画は! 僕がつらいだけじゃないか!」

「い、いえ。意外と好評でして」

「意外!? 意外って言ったか? それはつまり、君もこんなに受けるとは思っていなかったってことだろ!」

「いえ、そんなことは」

「ほらぁ! 心の中で思ってんじゃん!」

「う! さ、流石魔眼族」

「だいたい設定なんてあんまり言わずに作品内で読者が考察するのがいいんだるるぉ!!」

「う、わ、わ、分かりました~~!」



――――――これ以降、音声は途切れている――――――

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