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僕はただ強くなりたいだけなのに  作者: suger
2.エル
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教えて、ケイちゃん先生!~魔力と魔法~

「教えて! ケイちゃん先生! ということで、今回は前回おっしゃっていた通り、魔力についての話をしていただきます」

「はぁ、また来たのか。マジでいつまでやるんだ、これ。私以外と忙しいんだけど」

「それでは魔力とは何かからお願いいたします」

「話し全く聞いてねぇ」


~魔力とは何か~


「まぁいいや。魔力? 空気中に存在している魔素を体内に取り入れて、それを魔力変換器官が魔素を変質させて、エネルギー源にするんだ。このエネルギー源が魔力だよ。”皆”に分かりやすく言えば、ATPとかADPとか(C₆H₁₂O₆)(グルコース)とか2C₃H₄O₃(ピルビンさん)とかだとでも思ってくれ」

「AT……?」

「気にすんな。読者の”皆”にイメージしやすいように言った例えだから。お前が解んなくていいんだよ」

「分かりました。ところで、魔力変換器官とは何でしょう。他にも魔素とかも」


~魔力を使うために必要な要素~


「魔素の方が早く出てきたから魔素を先に説明するぞ。魔素っていうのはこの空気中に存在している物質の一つさ。二酸化炭素が0.03%、アルゴンが0.9%、酸素が21%、窒素が50%。そして魔素が28%ある。30%を超えてしまうと、中級以上のモンスターが多く出現してしまうよ」

「では、魔素はないほうがいいと?」

「そうは言わないよ。魔素がないと多種族は生きていけないからね」

「成る程」

「で、魔力変換器官は魔素を魔力へと変化するための体内器官だよ。水車のような見た目をしていることからウィンドミル器官とも呼ばれているね。普段から回っているけど、魔法を使うときは回転速度と回転数が上がるんだ。まぁ、回転をし続ければ気持ち悪くなってしまうんだけどね。それでも無理に回転させ続けてしまうと、水車が壊れちゃうんだよね」

「もし壊れてしまったら」

「壊れたり外れたりしたら、もう二度と魔力が使えなくなってしまうよ」

「成る程。注意しなければなりませんね」

「とはいっても、そんな危険な状態になったら、心臓辺りが痛むはずだから、それを参考に」

「まぁ、私がそこまで魔力を使うことはないでしょう」

「そうだね。ちなみに魔力は外由来だけど、内由来の力もあるよ」

「そうなのですか?」


~内由来の力について~


「内由来の力は神力という」

「あまり聞いたことありませんね」

「使えないからね。狐獣人族とか天使族とかは使えるっぽいけどね。会ったことないし、見たことないし、よく分かんないけど」

「私も会ったことないですね」

「ちなみに神力は体内の生命力を削って作り出したエネルギーを使って放つ超常現象だよ。体力依存って考えた方がいいかな」


~魔法の種類~


「魔法にはどれほどの種類があるのですか?」

「全部で12種類かな。半分は分かりやすいけどもう半分は分かりづらいかな」

「成る程」


「まずは火属性魔法。文字通り炎を出す魔法だよ。そこからあんまり順番関係なく言っていくよ」

「ハイ」

「然属性魔法は植物を操る魔法。風属性魔法は風を出す魔法。地属性魔法は地面を操る魔法。氷属性魔法は氷雪を操る魔法。水属性魔法は水を出す魔法。今の順番でそれぞれに強いかな。火は然に強い的な、ね」

「成る程。私は魔法を扱えないため、羨ましいですね」


「続いて難しい魔法だね。まずは光属性魔法。これは扱える者が多い印象があるよ。身体能力向上する魔法だね。相反する魔法に闇属性魔法があるよ。こっちは相手の身体能力を低下させる魔法さ」

「私は光属性さえないですからね」

「……金属がありそうだけど」

「金属? あまり聞いたことないですね」

「ここからは何かと弱点有利関係があるわけじゃない魔法だね。まず理属性魔法。相手自分を回復させる魔法。雷属性が雷を出す魔法。これは水に効果があるんだけど水属性には弱点とかじゃないんだよね。金属属性魔法は鋼鉄を加工しやすくする魔法だよ。これに適性がありそうだから鍛冶師とか目指すといいよ。ただ、そこまで適性はないから食い扶持にできるかって言うと、無理っぽそうだけど」

「え」

「最後に暗黒魔法。これは謎が多すぎる魔法かな。何か暗黒っぽいものを打ち出したり操ったりできる魔法だね」



~次回について~


「というわけで、今回は魔力についてのお話を聞いて行きました。次回は各種族についてのお話を聞いていきたいと思います」

「次回は長そうだな。34種族はいるからな」

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