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僕はただ強くなりたいだけなのに  作者: suger
1.ミデリー・ランレイグ
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教えて、ケイちゃん先生!~十段階評価編~

「教えて! ケイちゃん先生! ということで、今回は前回おっしゃっていた通り、十段階評価の話をしていただきます」

「はぁ、また来たのか。まぁいいけどさ」


~十段階評価の前に~


「十段階評価について話していくけど、その前に、何に十段階評価を使っているのかを話した方がいいよね」

「お願いいたします」

「十段階評価は各種族やモンスターのそれぞれの力を、全体から見てどれくらいかを示したものだね。たとえば君みたいな人間族であれば、成人男性の平均で、攻撃力が一で防御力も一ってな具合に。要素は攻撃力、防御力、知性、魔力総量、魔法攻撃力、魔法防御力、敏捷性、器用さ、体力、体格、機敏性の九つある」

「成る程。私は一なんですね」

「種族平均だからね。君自身が一かどうかは分からない。時折、レイベルス王国のミデリー・ランレイグみたいに、人間なのに攻撃力が十もある奴ってのはいるもんさ」

「成る程。ですが私は筋力はそこまでありませんので一の可能性が高いですね」

「ソウダネ」


~各要素について~


「では、先程おっしゃっていた九つの要素について、詳しくお願いできますか?」

「あいよ。じゃあ順番通り行こうか。まずは攻撃力からだね」

「攻撃力と言われると筋力が思い浮かびますね」

「その認識で大きく間違っていないかな。その種族が持っている力の一つとして、相手を攻撃する時の力だね。殴るとか蹴るとかみたいな物理的な攻撃に限定した力さ。これが高ければ高いほど、拳一つで地形が変えられるよ」

「恐ろしいですね」


「次は防御力。相手からの攻撃を防ぐ時の力だよ。物理的な攻撃を食らった時に、どれだけ耐えられるかが決まる。高ければ高いほど、刃で刺されたり斬られたりしても傷がつかなくなるよ」

「首や眼などの急所でも同じなのですか?」

「同じ。槍の穂先を眼球で止める技見たときはビビったね」

「それは、ビビりますね」


「次は知性だね。その種族の頭の良さを表している値さ。紙面上の頭の良さも、地頭の良さもこれに含まれるね。よく悪知恵を働かせたり罠を作ったりするから、人間族は七と高めだよ」

「それはよかったです」


「続いて魔力総量。その種族が持てる魔力の多さだね。基本的には多い方が有利だけど、全魔力を消費して使う最終奥義として扱う技は発動が遅くなっちゃうから、一長一短だね。魔法を使うのに魔力の消費は必須だよ。魔力に関してはまたいつか話そう」

「では次回は魔力に関してですね」

「魔法に関して、にするね。そっちの方が話しやすい」

「分かりました」


「じゃあ、続けよう。魔力攻撃力だったね。相手を攻撃する時の力なのは攻撃力と同じだよ。でもこっちは魔法を繰り出した時の力だよ。これが高いからエルフは魔法が強い」

「羨ましいですね」

「わっかる~~」

「魔法なんて生活に使えるか使えないかレベルのものしか使えませんからね」


「続けて、魔力防御力だね。相手からの攻撃を防御する力なのは防御力と変わらない。でもこれは魔法攻撃力の時と同じで魔法攻撃に対する防御力だよ。魔力で防御する印象が強いから、魔力総量に依存する可能性が高いね。まぁでも、魔力総量が少なくても魔法防御力が高い奴ってのはいるもんさ」

「私とかどうなのでしょうね」

「ん~、弱い」

「そ、そうですか」


「七番目は敏捷性かな。敏捷性はその種族の脚の速さを示しているよ。まぁ、恒常的な足の速さ。瞬発的なやつじゃない、マラソンみたいなやつだね」

「私は足の速さに自身があるのですが、人間族はどれくらいなのですか?」

「いつかに種族について話すけど、まぁいいか。人間族の敏捷性は2だよ」

「あ、はい」


「で、器用さについて」

「何となく想像できそうですね。手先ですか?」

「そうだね。道具を作る際の手先の器用さだよ。魔法を針の穴に通す、みたいなものはこれに含まれていないよ」

「そういった器用さは」

「十段階評価には含まれていないね」

「……なるほど」


「体力は、スタミナに影響しているよ。他にもダメージを受け続けられる最大値や防御力、状態異常への耐性とかにも影響しているよ。僕は体力の値はあるけどスタミナはないね」

「総合しているのですね」

「そうだねぇ」


「体格って欄もある」

「体格」

「筋肉の付き方で見るのが一般的かな。身長とか体重とかもこれかな」

「では私は十段階評価で3くらいはありそうですね」

「体格3ってエルフの平均だぞ」

「え、エルフで3……」


「最後に機敏性。その種族の足の速さを示しているよ。こっちは敏捷性と違って瞬発的な足の速さだ。行動速度とか回避とかの、突発的かつ咄嗟の行動力がこれに当たるよ」

「私は想像つきますよ。人間族は十段階評価で1ですね」

「いや、2だよ?」

「あれ?」


~10個の数字の見方~


「十段階評価はどのように見ればいいのですか?」

「1,2はいくら鍛えてもできない。3,4,5は弱い。6,7,8は強い。努力で辿り着けるのはここまで。9,10は突出した才能。いわゆる天才だね」

「機敏性の2……」


~次回の話~


「では、次回は魔力編でお会いしましょう~~」

「なぁ、これ、いつまで続けんの?」

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