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騎士セント・リーコンと郷愁のほうれん草そば②

 ハイゼンとアダマントからフミヤ・ナツカワを影ながら護れという密命を受けたセントは、早速その日から任務についた。といっても門番よろしく店の入り口に立ったり、店内を巡回するのではない、あくまで不自然にならない程度にそれとなく周囲に目を光らせるのだ。それと並行して店に通って食事をし、常連として周囲に認識されることで良からぬ輩に対する一種の抑止力となる。簡単なようで難しい任務だ。ちなみに任務なので食事代は騎士団から出るそうだ。


「さて……」


 時刻は昼。今現在、セントは件の店、フミヤ・ナツカワが営むナダイツジソバの前に立っている。

 この世界にはない、異世界のものだという謎の料理、ソバ。表のガラスケースにそのソバを模した精巧な蝋細工が置いてあるのだが、それを見るに、どうもソバというのは麺料理らしい。それもスープの中に麺を沈めた奇抜な料理だ。田舎の農村育ちのセントは旧王都に出て来るまで、そもそも麺料理自体食べたことがなかったのだが、それでも麺をスープの具にするという行為が変わっているという認識は持っている。

 ハイゼンもアダマントも口を揃えてソバは絶品だと言っていたが、はたして如何ほどのものか。


 入り口付近で突っ立ったまま考え込んでいると、不意に背後から声がかかった。


「セント様? 何やってるんです?」


「え?」


 振り向くと、そこには騎士団の後輩、セントと同じ平民出身の兵士オーモンドが立っていた。

 彼とはそこまで仲が良いという訳ではないが、全く喋らないという訳でもない。会えば普通に挨拶くらいは交わす程度の親交はある。

 以前は『セントさん』と呼ばれていたのだが、騎士に昇進してからはこうして『様』付けの呼び方に変わっているのが何だか距離が出来て淋しいような感じがする。


「ソバ、食べに来たんでしょ? 入らないんですか?」


 オーモンドもソバを食べに来たのだろう、店を指差してそう訊いてきた。

 確かにそれはそうなのだが、しかし純粋にソバを食べたいが為に来たという訳でもない。あくまで任務の為。任務がなかったら来ていない。


「ああ、いや……」


 店に来る動機が不純なので思わず曖昧な返事をしてしまった。

 オーモンドは一瞬怪訝な顔をしたのだが、すぐに表情を戻してセントの横を通り過ぎて行った。


「入らないんなら、お先しますね。俺、腹減ってるんで」


「ああ……」


 オーモンドが入り口の前に立つと、自動でガラス戸が開いた。先ほどから来客がある度に見た光景だが、やはり何度見ても不思議だ。店を出すだけでも異質なのに、こんな魔導具まで再現するとは本当に不思議なギフトである。30年前にこの国に現れた少年のストレンジャーも変わったギフトの持ち主だったとハイゼンが言っていたので、ストレンジャーとは概ねこういった存在なのだろう。


「いらっしゃいませ!」


 入り口のガラス戸が開くのと同時に、店の中から威勢の良い女性の声が飛んできた。


「ん? 女?」


 見れば、先日遠くから見かけたフミヤ・ナツカワと同じ恰好をした女性が入店したオーモンドに接客していた。ぱっと見、店内に彼の姿はない。

 フミヤ・ナツカワは男性だし、1人で店をやっていた筈。報告書にも女性のことは記されていなかった。あの女性は何者なのか。そしてフミヤ・ナツカワは何処に行ったのか。セントの任務上、調べない訳にはいかない。

 心を決め、セントも店に足を踏み入れる。


「いらっしゃいませ!」


 オーモンドの時と同じように女性が元気な声を飛ばしてくる。

 不躾ではあるが、セントはまじまじと女性を見た。整った顔立ちをした金髪の若い女性。黒髪黒目で肌の色も違うフミヤ・ナツカワは一目で異邦人だと分かるが、この女性はどうやら現地人のようだ。しかしながらこの女性の服装は彼と同じもの。ということはこの店で雇われたということだろうか。


「すまんのだが……」


 セントは意を決して女性に話しかけた。


「はい、何でしょう?」


「あんたは誰だ?」


 そう訊くと、女性はほんの一瞬目を見開いた。


「え?」


「ここはフミヤ・ナツカワ氏が1人でやっている店だと聞いたのだが……」


 セントがそう言うと、女性は得心がいったというように「ああ、なるほど」と頷いた。


「そういうことですか。私、先日から働かせてもらっている新人なんです」


「そうなのか? では、ナツカワ氏は何処に?」


「はい、店長なら厨房におられますよ。お呼びしましょうか?」


 それを聞いて、セントは内心で安堵する。接客や配膳は彼女に任せて、フミヤ・ナツカワは調理に専念するということだろう。彼がいなくなったとなれば一大事。そんな最悪の事態にならず正直ホッとした。


「いや、結構。いるのならいいんだ……」


「そうですか……?」


 セントの心の内など分からない女性は不思議そうに首を傾げているのだが、すぐに席に着いたオーモンドから注文が入り、そちらの方に向き直る。


「ルテリアちゃん! 注文いいかい?」


「はい、只今! ……と。お客様、お好きなお席へどうぞ」


「ああ……」


 新人だと言う店員、オーモンドがルテリアと呼んだ女性に促されたので、セントも適当な席に座る。任務なのでオーモンドと喋りながら食べるという気にもならず、彼とは離れた席にした。

 席の前には調味料らしき謎のガラス瓶や爪楊枝の瓶、それにスリットの入った細長い木片がギッチリ詰まった筒、それに一流レストランよろしくメニューが置かれている。


「どれ……」


 セントは早速メニューを手に取った。

 まず、メニューを間近で見て驚いたのだが、手に取った感じが紙ではない。紙と同じく薄いのだが、しかし光沢があり、固さがある。見たこともない謎の素材だ。

 そしてメニューに分かりやすく絵が添えられているのだが、その絵が驚くほど精緻に描写されている。まるで宮廷画家に描かせたような、本物の姿を写し取ってそこに貼り付けたかのような見事な出来である。

 しかもどのメニューも驚くほど安い。一番安いカケソバとモリソバが360コル、他のメニューも概ね500コルかそこらだ。普通、外食をすればどんな安い店でも一食で1000コルは取られることになる。気軽に買える屋台の料理だとてここまで安くはないだろう。こんな値段で本当に利益が出るのだろうか。不思議なことである。


 しかし、ソバだけで随分色々とメニューがあるものだ。冷たいソバというのは想像もつかないので今は頼まない。カレーライスという料理はソバではないようだが、これも謎なので頼まない。とりあえず初回は冒険せず、無難に温かいソバを頼んでみるべき。セントがそんなふうに考えながらメニューを眺めていると、とあるソバの写真が目についた。


「んん? ホウレンソウソバ? こ、これはまさか……サヴォイか!?」


 深い緑色を湛えた葉野菜がたっぷりと乗せられたソバ。このホウレンソウなる葉野菜、これは恐らく茹でられたサヴォイだ。


「まさかこの旧王都でサヴォイが食えるというのか!?」


 周りの目があることも忘れて、セントは大きな声で独り言を喋っていた。


 サヴォイ。このカテドラル王国では北方のとある寒村でのみ作られている葉野菜である。生産量が少ない野菜なので王都やアルベイルのような都会までは出回らず、生産地近辺の村や町でのみ食されている。

 何を隠そう、そのとある寒村というのがセントの故郷であるホルベルグ村であり、セントの家は先祖代々サヴォイ農家を営んでいる。

 家がサヴォイ農家なので当然食卓にはサヴォイ料理が並ぶのだが、幼い頃のセントはこのサヴォイがあまり好きではなかった。アクやエグみが強く緑臭く、噛めば茎の部分が固くて筋ばっていて、子供の舌でそれを味わうのはいささか苦行であった。だが、両親や祖父母はこの大地の滋味を感じるクセが良いのだと言い、何より栄養があって成長期の子供には良い野菜だからと、セントを含む子供たち全員がこれを食わされていた。

 セント含む兄弟たちは皆、このサヴォイが好きではなかったが、故郷を離れた今となっては家族の団欒を象徴する良い思い出だ。


 家を出てから今の今まで、セントはずっとサヴォイを口にしていない。この旧王都ではサヴォイが出回っていないからだ。正直、今でもサヴォイが美味いという印象は持てないが、しかしセントはどうにもこのホウレンソウソバに強烈な郷愁を感じ、惹かれてしまった。普段は食にあまり興味のないセントではあるが、こうなっては頼まずにはいられない。


「…………すまない、店員さん。注文いいだろうか?」


 そう言ってセントが手を上げると、ルテリアがすぐさま注文を取りに来てくれた。


「はい、只今!」


 言いながら、ルテリアはメモ用紙のようなものとペンを取り出す。彼女は新米店員、きっと、誰が何を頼んだか忘れないように記しているのだろう。


「ご注文でしたね、何になさいますか?」


「ホウレンソウソバを頼む」


 メニューの絵を指差してセントが注文すると、ルテリアはニコリと笑みを浮かべてペンを走らせた。


「はい、ほうれん草そばですね、かしこまりました」


 ルテリアはセントに軽く頭を下げると、すぐさま背を向けて厨房の方へ行ってしまった。


「店長、注文入りました! ほうれん草1です!」


「あいよ!」


 店長、フミヤ・ナツカワの威勢の良い声が厨房から返ってくる。セントにとっての護衛対象だが、どうやら悪意のある誰かに害されたりもせず元気なようだ。良いことである。彼がこれからもこのように過ごせるよう、セントも任務を頑張らねばならない。騎士として、今も何処かでこの店を見ているのだろう暗部にばかり任せてはおけない。今日は久方ぶりのサヴォイを食べて、その英気を養うのだ。


 ソバを待つ間、それとなく店内を見回してみる。客足は上々。席は半分以上埋まっている。それに実に綺麗な店内だ。手洗いが併設されているのも珍しい。今は催していないから行かないが、きっと手洗いですらも綺麗なのだろう。魔導具を使って流している歌も初めて聞くものだが良い。妙に耳に馴染むし、何処となく落ち着く感じがする。


 と、何故だかすぐさまルテリアが引き返して来た。どうやら水を持って来てくれたようだ。


「どうぞ、お水です」


 そう言ってルテリアがセントの眼前に置いたコップには氷の浮いた水が入っていた。冬でなければ調達の難しい氷をこの季節に提供出来るというのは凄い。これも魔導具で作ったのだろうか。それに水の澄んでいること。寸分の濁りもない上質な水だ。ここまで贅沢な一杯の水など、普通に考えれば上位貴族か王族くらいしか飲めないだろう。


「ありがたいが、頼んでいないぞ?」


 若干呆気に取られながらもセントがそう訴えると、ルテリアは僅かに苦笑しながら口を開いた。


「こちらはサービスですから、どうぞお飲みください。おかわりが必要な場合は仰ってくださいね。お注ぎしますから」


「何と、無料なのか? ここまで澄んだ水が……」


 こんな贅沢なものが無料でおかわりももらえるのだと言う。これは全く、規格外の店である。流石、ストレンジャーのギフトなだけはある。この分だと、ソバの方も期待して良いだろう。ハイゼンとアダマントがこの店のソバを褒めちぎっていたのも頷ける。


「おそばの方、もう少々お待ちくださいね」


 ルテリアは丁寧におじぎすると、すぐさま別の客の注文を取りに行ってしまった。


「………………」


 グラスを手に取り、まずはその冷たさを掌で堪能、そのままグイ、と口の中に水を流し込む。


「!」


 美味い。何の雑味もない透き通った味。しかもキンキンに冷えているから溜まった熱が奪われてゆき、口内がさっぱりとする。食時の前には丁度良い。実に考えられている。

 次は氷も一緒に口に入れてみる。舌の上でコロコロと転がる氷が少しずつ溶けてゆくのが良い。何だか雪解け水をちびちび飲んでいるような気持ちになる。本来、この季節に氷を食すなど、魔法使いを抱える高位貴族や王族にしか許されないものだ。


「ふ……」


 似非貴族の自分が高位貴族のような贅沢を味わっていることが妙に滑稽で、セントは思わず苦笑してしまった。

 その苦笑を飲み込むよう、もう一口グビリと水を飲む。

 そうして、十分に喉が潤ったところで盆にどんぶりを乗せたルテリアが来て、セントの眼前にそのどんぶりを置いた。


「お待たせいたしました、こちらほうれん草そばになります」


「おお、これが……!」


 上からどんぶりを覗き込んだセントは、思わず感嘆の声を洩らしていた。

 茶色なのに濁らず透き通ったスープに沈む灰色の麺、そしてその上にたっぷりと乗った茹でサヴォイ。そして、そのサヴォイの上に更に乗せられたペラペラとした紙切れのようなものが、スープの湯気を受けてゆらゆらと踊っている。

 湯気と共に立ち昇る香気が鼻孔をくすぐり、この料理が美味なるものだとしきりにセントに訴えかけてくる。

 これが大公であるハイゼンや騎士団長アダマントまでもが絶賛したソバ。実に美味そうだ。


「ごゆっくりどうぞ」


 そう言ってルテリアが別の客のところに行くのだが、その声はすでにセントの耳には届いていなかった。それだけソバに魅せられているのだ。

 意識せず、ゴクリと喉がなる。

 もう、辛抱ならない。今すぐにでも食べてしまいたい。そう思ったところで、セントははたと気が付いた。食べようにもフォークがない。スプーンすらもない。ルテリアがうっかり持って来るのを忘れたのだろう。

 そう思って顔を上げたところ、少し離れた席でソバを啜るオーモンドの姿が目に入った。


「……え?」


 セントは困惑していた。何故なら、オーモンドは細長い木の棒を2本使って、器用にソバを食べていたからだ。


「これは、ああやって使うものだったのか……」


 言いながら、セントは卓上に置いてある、スリットが入った木の棒がギッチリ詰まった筒を見つめていた。

 最初に見た時は何に使うものだったのか分からなかったが、これはフォークやスプーンのようなカトラリーに属するものだったのだ。恐らくはフミヤ・ナツカワがいた異世界のカトラリーなのだろう、この世界では、少なくともカテドラル王国では見たことがないものだ。


「………………」


 無言で筒から木の棒をスッと一本取り出すセント。この木の棒を使って食事をするのがこの店の作法だというのなら従うのみ。

 パキリ、と小気味良い音を立てて木の棒を割ると、セントはまずどんぶりを両手で持ち上げ、杯を干すようにしてスープを飲んだ。

 口内に流れ込む暖かなスープ。飲み込むと、野菜とも肉とも違う丸くて優しい味が喉の奥へ、そして香気が鼻に抜ける。


「……美味い」


 ホッと熱い吐息を洩らしながら、実にしみじみとセントは呟いた。

 腹いっぱい食べれるだけでありがたい、だからあまり食に興味がないセント。そんなセントでも美味いものを敏感に感じ取り、素直に感動する舌は持っている。決して味オンチという訳ではないのだ。


 次はソバの方に手を付ける。

 見様見真似のぎこちない動作でどうにかソバを掬い上げ、それをチュルチュルと口に運ぶ。

 弾力あるソバが舌の上で踊り、これまた独特の香気が鼻に昇る。これもまた美味い。牧歌的で素朴な滋味を感じる。嫌いではない。それに何処かホッとするような安心感があるのもまた良い。


 さて、次はいよいよ本丸、サヴォイに取りかかる。15で故郷を出てから実に10年ぶりに食べるサヴォイだ。

 茹でられて緑色がより深くなった葉の部分と、より鮮やかになった茎の部分。くったりとした葉にはスープが十分に絡み、何とも美味そうに見える。

 セントの実家で作られていたサヴォイは火を通しても濃い緑の臭いがしたものだが、このソバの上に鎮座するサヴォイからはそんなドギツイ臭いはしない。同じサヴォイなのに不思議だ。


「どれ……」


 味の方はどうだろうか。高揚する気持ちを努めて顔に出さぬよう、あくまで表面上は平静を保ったまま、セントはサヴォイを口に入れ、咀嚼した。


「……ッ!」


 瞬間、セントはあまりの衝撃に目を見開いた。

 柔らかい。葉も茎もあれだけ固かったサヴォイが柔らかいのだ。しかもあれだけ主張が強かった臭いがナリを潜め、その豊かな滋味だけを残して喉の奥へ消えてゆく。


「ああ、美味いなあ……」


 そう言うセントの声は震え、頬には一筋の涙が伝っていた。

 セントの記憶に強く残るサヴォイの味。故郷の、実家の味。幼い頃はあれだけ苦手だったサヴォイの味だったが、今、この瞬間にそれが至上の美味へと変化した。

 家族一緒に過ごした暖かな記憶はそのままに、サヴォイの味のみが美味なるものに更新された。

 そして思い出した。確かにセントはサヴォイが苦手だったが、しかし決して嫌いではなかったのだ。それがセントの家の味だったからだ。

 幼き日の良き思い出。今も忘れぬ故郷での日々。家族への想い。これは郷愁だ。このナダイツジソバのホウレンソウソバは、そのセントの暖かな記憶を優しく柔らかく想起させてくれた。


「美味い、美味い……」


 セントは人目も憚らず、涙を流しながらサヴォイをパクついていた。

 最初はハイゼンやアダマントが言うほどのものなのだろうかと疑っていた。そこまで感動するような、ソバなるものに人の心に訴えかけるような力があるものだろうかと。

 だが、このホウレンソウソバを食べて確信した。ナダイツジソバのソバには、このホウレンソウソバには確かに人の心を動かす力がある。人を感動させる暖かな滋味がある。


 これは、通わずにはいられない。任務など関係ない。セントの心はツジソバを求めている。

 己が任務でここに来ていることも、影でこちらの様子を見ているのだろう暗部のことも忘れてセントはソバに向き合っていた。美味い美味いと、声を出してソバを食べた。こんなことは初めてだ。

 最後に故郷の家族に手紙を送ったのはいつだっただろうか。確か騎士爵に任ぜられた2年前だっただろうか。あれから自分の身に大きな出来事が起きたことはないが、それでも近況を綴って家族に送ろう。そうだ、どうせなら長期の休暇でも取って少し里帰りしてみるのも良い。手紙でしか知らない新しい家族、家を継いだ兄の子供たちを見に行こう。

 そんなことを考えながらも、セントがソバを啜る手は止まらない。


 そんなセントの様子を見ながら、フミヤ・ナツカワが満足そうに微笑んでいた。


※西村西からのお願い※


ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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