---- 二章の登場人物
王の都アウストラリス:
〇神官フェルディナント:Age:28 所持エレメント:光
かつてヴォイドの災厄を鎮め、アウストラリスを築いた王が遺した力「退魔の力」を継ぐ男性神官。
剣士としての十分な腕前も持ち、勇者とともに前線に出ることもある。
西の大陸やヴォイドに脅かされる中、先代に負けじと王都からマーシアを変えてみせるという強い意思を持っており、冒険者や傭兵の導入や起用に力を注いでいる。
一方で規律には厳しく、例外的な措置はなかなか聞き入れようとしない頑固さも併せ持つ。
〇神官アウラ:Age:24 所持エレメント:光
兄フェルディナントと同じく、王が遺した力の一つである「継承の力」を継いだ女性神官。
異世界ヴォイドに対抗できる力を持つ《勇者》となる者を選び、現在に至るまでその監視役を担う。
おっとりとした性格で王都に来る者を拒まず、どんな相手にも敬意を払う良識者で王都の民から広く慕われている。
一方で温厚さが災いして兄フェルディナントとは意見が対立しやすく、王都の威信や運営を巡って日々心を砕いている。
〇神官カムト:Age:18 所持エレメント:光
兄フェルディナントと姉アウラと同じく、王が遺した力「英知の力」を継ぐ男性神官。
神官の末っ子でありながら王都の施政を担当しており、時に兄、姉の二人相手にも屈しない発言力と行動力を持つ。
だが、自身のこだわりに固執しがちな面があり、少年の面影が色濃く残っていることもあって人との商談は少し不慣れという側面も持つ。
〇勇者アヴァラン:Age:23 所持エレメント:光
王の都アウストラリスが誇る、数年に一度に与えられる《勇者の力》を授かった青年。
アウストラリス軍の分隊長も務め、神官フェルディナントと行動することも多い。
並の戦士では到底敵わないほどの剣術を操り、光のエレメントの使い手としても一流の腕を持つ。
それでありながら気さくさも兼ね備えており、彼を慕う兵士や住民も多い。
シェラタンから来たばかりの兄妹を偶然目撃し、彼らの可能性を密かに期待している。
学術の都アトリア(+港町クルサ):
〇軍事部門講師ドリュー:Age:25 所持エレメント:土
学術の都のシンボル、アカデミーの卒業生にして、その軍事部門の講師として身を置く青年槍士。
熱心な性格で騎士の都との紛争解決にも積極的に解決しようと乗り出している。
一方で卒業してなお学生ならではの熱さや勢いが抜けていない面があり、年上のアカデミー創業者らとは運営や方針がしばしば対立している。
〇学長グルーク:Age:45
アカデミーの最高責任者。数多くの生徒と講師を束ねる立場としてアトリアとしても重要人物と指定されている。
隣の都エラセドとの不穏な情勢を懸念しており、ヴォイドの存在をも使う強引さも併せ持つ。
クルサがエラセドと対峙した際、ドリューをアカデミーの使者として派遣した。
〇市長モーラン:Age:48
かつて学術の都のアカデミー創設に携わり、今は都の外れにある港町クルサを取り仕切る市長。
ドリューを学生時代から長く見ており、彼がアカデミーの講師となってからも交流を続けている。
ドリューをはじめとする学生たちに熱心な指導を行っていたが、退役後は市長としての振る舞いに徹し、まだ歴史が短いアカデミーを静かに見守っている。
〇マグダレーナ:Age:21 所持エレメント:光
幼い頃に騎士の都エラセドとの紛争で両親と村を失った孤児。
村を離れた後はアカデミーと関わりのある叔母に引き取られ、人生の半分近くをアカデミーで過ごしたが、叔母の体調悪化を理由に学士の単位を取ってアカデミーを卒業している。
表面的には明るく振る舞うが、孤児や戦争を受けた心の傷が癒えたとはいえず、再燃しつつある騎士の都との紛争に頭を悩ませている。




