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不感症  作者: ぬぬ
3/4

睡眠欲<金

いらっしゃいませーとかいう気の抜けた返事に

目も向けず、事務作業だけをとっとと済ませる。


漫画を借りに来たおにーちゃんがこっち見て、

驚いたような表情。



誰だっけ。




親しげな笑顔でこっちにくるおにーちゃん。



やばい、どういう知り合いかすらも思い出せない。








「やばいわー超久しぶりじゃね?」





黒髪短髪、綺麗な鼻筋に薄い唇に添えられた髭。

身長おおよそ175cmくらい?






誰だっけ。










「ん。」




「なにーそっけないなあ。え?いつぶり?」









そう言いながら半ば強引に手を引かれてく。





漫画のコーナー通りすぎて、

ドリンクバーの手前、止まるおにーちゃん。

素直に止まる僕。









「ていうかさ、まだウリやってるの?」






そっち系の客か。






「やってるならちょっと買ってもいい?最近相手いなくてさ」









見た目普通の大学生。

相手くらい彼女作ればいいのに。








「ん、いいよ。いくら?」







「今金欠だからわりーけど3万くらいでどう?」












無言で頷きカウンターに逆戻り。




最低料金だけ払って満喫でてネオン街に逆戻り。











眠い。





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