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「てーへんだてーへんだー!!!」

「あっしいいいいいいいてーへんだてぇへんだああああああ!!!」


 既に日付はアルトロに初めて入った後から1日経過していた。

 あの後特に俺の体がゴーレムになってたりタマに変化があったりはしなかった。

 だから別にあの世界の影響とかは無いらしい。よかったよかった。

 ……で。


「てーへんだてーへんだー!!!」


 なんだこの産業廃棄物(神)は。

 なぜか神の様子がおかしい。確かにいつもテンションは高いがここまで高くなるときはあまりないのだが……っていうかうるさい。


「で、なんだよ神。まだ朝の6時だぞ……寝かせろ」

「ばかやろう!てーへんなんだよ!ちょっとお前俺んちこい!」

「えっ、いや、お前俺まだ寝まkうおおおおっ!?」


 結局俺は何も知らされないまま寝巻姿で神の家にドナドナされていた。

 ここに来る途中の周囲の犬の散歩をしているご老人の視線といったらもう……。

 俺はあとでこいつを一発ぶん殴ろうと心に決めていた。


「で、なんなんだ?別にこんな朝早くに連れてこなくても」

「ちょっとあっしそこで待ってろ!連れてくる!」

 

 そういうと神は自分の家に走り去っていった。

 え?何を連れてくるって?

 聞き間違いだろうかと考えていると30秒もしないうちに神はこっちに……え?

 は?いや、はっ?


「はぁ……はぁ……あっし、こいつを見てくれ…こいつをどう思う?」

「すごく……大きいです……」


 そう、神は縄につないだすごく大きいものを連れてきたのである。しかももっふもふ。

 俺の記憶ににある限りこいつは――


「あ、アルパカ……か?」


 そう、神はアルパカを引き連れてきたのだ。

 アルパカを知らない人は首の短いキリンに羊のもふもふが加わった動物だと思ってくれればいいかな。


「ああ……俺もそうだと思う。なんか朝起きたらこいつが枕元にいたんだ」

「へえ……アルパカってやっぱ可愛いな」


 そう思って撫でてみると。


「ふぇぇぇぇ」


 か、かわええ!アルパカの鳴き声ってこんな可愛いのか!

 ぜひアルパカの鳴き声は一度聞いてもらいたい。


「ってかなんでアルパカが突然……」


 そこまで言った俺はある一抹の予感がよぎった。

 まさか……まさかな?


「もしかしてお前…家に光が出てきた所とか無いよな……?」


 そう。まさかあの異世界につながるゲートが開かれているのではないだろうか。俺はその予感が当たらないことを願っていた。

 

「ああ……実は机の引き出しの中に不自然な光があってな……」


 いやあああああああああ!!やっぱりかああああ!

 てか机の中かよ!ドラ○もんのタイムマ○ンみたいになっちゃうじゃねえか!

 まあそんな事はどうでもいい。

 

 多分このアルパカは俺のタマと同じβテスト参加資格の動物なんだろう。

 しかし、何故突然現れたんだ?条件は捨てられたものを拾ったやつじゃなかったのか……?

 あーもう意味わからん。

 とにかく、この光の正体を神に話さないとな。


ー10分後ー


「――というわけなんだ」

「きもいわー」

「……ですよねー」


 まあこうなりますよねー。

 俺だってあの光はオンラインゲームにつながってるとか言われたら同じことを言ってただろうし。

 

 しかし、どう説明したものか。

 ……もう直接やってみたほうが早いか?


「あー……じゃあおまえん家入れてくれ。証拠見せたほうが早い」

「……ベッドの下とか探るなよ」

「探んねえよ!」


 そうして神の部屋に案内してもらった。アルパカは外に放置してきたが。

 問題の机を開けてみる。なるほど、確かに光ってる。……さて。


「よし飛び込め」


「お前はいったい何を言っているんだ」


 神が変態を見るような目で見てくる。

 ああ、視線が痛い。みないで!俺をそんな目で見ないでぇ!


「とにかく飛びこんでください。お願いします。てか行け」


 めんどうくさくなった俺は若干やけくそ気味に神を机に押し込む。

 油断しきっていた神は簡単に机に落ちてしまった。


「あっし!貴様裏切ったなあぁぁぁっ……」


 神とその黄色い悲鳴が光の中に消えていく。いや。結構どす黒い悲鳴だったな。末代まで祟られそうだ。

 部屋の主が消えたことで自分しか残ってないこの状況、なんか、こう、殺人を犯した心境になってくるな……。

 ま、まぁ神をあっちに送ったまま放置するのも不味いし俺もあの世界に行くか。

 

 ふと俺は神の消えていった開けっ放しの机が目に入った。

 ……そういえばほかの所の光から自分のデータには飛べるのだろうか。

そう思い光に手を触れてみるが感触はない、というか空洞だな。つまり…… いけるか?

 ……ちょっとワクワクしてきた。

 

 俺は寝間着姿ということも忘れドラ○もんのタイムマシンよろしく、引き出しの中に潜った。



猫オン保存しないで登山いきました。

そしたらPCがマウス認識してもポインターでてこなくて当然キーボード操作を知らない俺は電源ぶちぎり。つまり…猫オンほぼ消えてました('ω')

かなり短くなってしまい申し訳ない…思い出せるのここまでなんだ…w


直した方法が

バッテリー抜いて

シャツ脱いで

コーヒー入れて

砂糖と塩間違えて

1時間後くらいにバッテリーいれたら治りました。('ω')

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小説家になろう 勝手にランキング ←押してくれるとうれしいのです by水戸 感想とかくれたらうれしいな~。
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