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結果市  作者: namekowakame
2/25

第一話 "けっかいち"

第一話です!

今回もぜひ感想・イチオシレビュー等よろしくお願いします!

ふむふむ、なるほど...? どうやら、この紙に自分の予定と日時を書き入れて、裏面の丸い枠に100円玉を合わせると、100円玉が消え、紙にその予定の結末が浮かび上がる...?なんだそりゃ。

僕には信じられなかったが、試しにやってみるのもいいと思った。だが今は登校中。100円なんて持っているはずもなかったのだが...どうやら初回は無料らしい。ネットのサービスかここは。


とりあえず、次の日に控えている試合のことを書いてみた。すると、本当に浮かび上がってきた。でも、不思議と変だとは思わなかった。紙には、"あなたのチームはこの試合に勝利します"と書かれていた。へえ、こんな風に教えてくれるんだ、と無料体験を終え、すぐに通学路に戻った。

 学校についた。が、当然ながら大遅刻だ。すでに1時間目が始まっているほどだった。先生にはこっぴどく怒られ、親に連絡するとまで言われたが、僕はさっきまでの経験が本当に現実なのか、ということで頭がいっぱいだった。

 次の日の放課後。ついに試合が始まった。自分のチームははじめはあまり調子がいいとは言えなかったが、後半で逆転し、見事勝利を勝ち取った。その瞬間、結果市の効果が僕の中で証明された。

 それからというもの、僕はひたすらお母さんの手伝いをするようになった。理由はもちろん、結果市のためだった。結果市は1回100円と、絶妙な料金設定なので、毎月のお小遣いから払うとほしいものが買えなくなるのだ。そこで、1回10円のお手伝いで結果市用にお金を貯めることにしたのだ。

いかがでしたでしょうか。

第二話もすぐに出ますので、引き続きお楽しみください。

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