表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶の欠片  作者: Miyabi
6/29

私は退院した後に会社の上司に連絡し、今週は大事を取って来週の月曜日から出勤することになったので、近所のスーパーに寄って自炊用の食材を買いに行くことにした。

カップ麺とかは当分やめて、料理して作り置きをしておこうかな。

一人暮らししてから半年経つけど仕事を家に持ち帰るようになってからは自炊をしなくなった。

コンビニ弁当やインスタント食品で済ませてて栄養も偏りがちだった。

スーパーに着く前に同僚にも心配を掛けてしまったので、電話で謝った。

同僚は2年目で部署異動による転勤になり、別の場所で頑張っていて、酩酊状態で電話を掛けていた時にはこっちの会社に用事があった為、すぐに駆けつけられたみたいだった。

今度お礼も兼ねて飲みに行く約束をして電話を切った。

その後、スーパーに着くと野菜を中心にかごに入れていく。

たまにはカレーでも作るか。

カレーのルーを選んでる時に何かぼんやりと子供の頃の記憶を

思い出した。

午前授業の帰りに自分が鈍臭いとクラスメイトに馬鹿にされてた時に助けてくれた人がいた。

顔と名前がどうしても思い出せない…

お昼時だったため、その人の家で話をするついでにカレーをご馳走になった。

その時に食べたカレーの味は今でも忘れないでいる。

2つのルーをブレンドしたあのカレーを…


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ