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記憶の欠片  作者: Miyabi
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私は頭を強打してからなのかはわからないが、子供の頃の、それも楽しかった記憶だけ思い出せない。

その事を院長に話したら、また院長は少し寂しそうな顔をしながら答えてくれた。

『一時的に記憶を無くしているが他の箇所も検査して損傷は無いから無理せずゆっくり思い出していきましょう。身体の方は相変わらず丈夫みたいだから、経過を見てあと1日で退院で出来ますよ。あとは1週間に1度通院して思い出していきましょう』

そう私に伝えると、院長は病室の外に出ていった。

明日で退院できるんだ、すぐに仕事に戻らなきゃな。

それにしても院長が言ってた相変わらず丈夫…

なんで身体が丈夫だって知っているのだろうか…

結局、退院してもその理由はわからなかった。

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