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記憶の欠片  作者: Miyabi
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入院して今日で二日目…

普段、仕事に行っている時より睡眠時間をより長めに取っていたため少しは疲れが取れていたが、自分が倒れたことで先輩や他の社員に迷惑をかけていないか、とても心配だった。


食事は味気がなかったが普段からインスタントや栄養の偏った物ばかりを食べてた為、栄養バランスがしっかりした物を食べたのは久しぶりだった。


ベットの上での生活なんて今まで無かったため戸惑っていると、隣で退院支度をしていたお年寄りの方に声をかけられた。

『自分を大切にね、あなたは1人しか居ないのだから…』

そう挨拶して病室を出ていった。

私は最近一人で悩みながら過ごしていたのもあって、久しぶりにかけられた暖かい一言に涙した。


それから看護師の人が定期的に脈拍や点滴の量を確認しに来て用紙に何か書いている。

院長も病室に来て体調が悪くないかとか変な所はないかとか、いくつかの質問に答えた。

頭の中で色々考えてみて一つだけ思い出せないことがあった。

それは子供の頃の記憶だった…



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