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記憶の欠片  作者: Miyabi
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このブレスレットはカレーの時の人と一緒に、お小遣いを出し合って買った物だ…

その人は、初めて会った時の翌月末に引っ越すことが決まってて思い出に何か残そうと思って、2人でデパートの装飾屋さんに行き、革紐で編まれている手作りのブレスレットを買って遊ぶ時に着けていたんだ。

それから私はその人が引っ越した後でも時々腕に着けていて、お前には似合わないってクラスメイトに言われてブレスレットを取られてハサミで切られたんだ…

やり過ぎたと思ったのかクラスメイト達はブレスレットを捨ててその場から走っていって、私は無残に捨てられたブレスレットを拾って泣きながら家に帰ったんだ。

泣いてる私を親が見て何でやり返さないんだって言われてたんだよな。

やっぱり嫌だった記憶って根深く残ってるものなんだよね…

良かった思い出だけ残ってれば良いのに…



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