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闇崎先生  作者: むはくめい。
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5.転校生②

俺が後を付けていたのは俺のクラスに転入してくる予定になっている、谷岡宏(たにおかひろし)だ。

理由は、まぁ、生徒の普段の素行、人間性を調べるためだった。だから困っている人を送り込んだらり、財布が落ちていたらどうするかを調べようとした。実際は気づかれて当初の目的とは程遠い結果となったがな。


あの後、宏は無事に手続きを終え、柚木に来ることになった。今日は、初登校日。


「席につけぇ、HRを始める、実は今日は転入生が来ている。入ってこい。」


-----------------------------------------


今日は転校してからの初登校日。そして今は廊下にて先生に呼ばれるのを待っている。


「...入ってこい。」

呼ばれた。教室では同級生達が、「男かな?かっこよかったらいいなぁ」とか、「女かなぁ?美人こいっ!」とか言ってる。


「どうも。谷岡宏です。つい先週引っ越してきたばっかりなので、この辺についてはよく分かりません。宜しくお願いします。」


何とか無難に自己紹介できたと思う。その後先生に席を教えて貰い、席に着いた。その後はザワザワしながらもHRは終了した。

「ねぇ、ねぇどこから来たの?」「何が好きなの?」「なんで転校することなったの?」みたいに見事おれは質問攻めにあっていた。しかも主に女子から。ところで、自分で言うのもなんだが、おれは顔も性格もいい方だと思う。なぜなら、前の学校でも結構モテてた自覚があるからだ。と、自慢はここら辺にして、自分自身質問攻めにあうのは好きでは無いのでこの状況から抜け出す方法を考える。幸か不幸か今は放課後であるため授業だからーとか言う訳にもいかない。用事があるから帰ると言っても、家には誰もいないし新しい家だからまだ合鍵もない。そして今は5時半。親が帰ってくるのは8時。つまりそれまでどこかで時間を潰さないといけないわけで。そして時間つぶし中に「用事があるから」と言って帰った手前クラスメイトと会うと気まずいし。どうすることも出来ないわけだ。どうするか。。。


(次回に続く)

この後どうするか考えてない。どうするか。。。

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