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闇崎先生  作者: むはくめい。
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1.柚木中等部

「よーし、おめーら座われぇ、HR始めんぞー」

俺は、闇崎橙李(とうり)だ。柚木(ゆぎ)中等部で教師をしている。ハッキリ言って、とても面倒臭い。

「出席とるぞー、1番安次嶺〜、2番新か...」

出席を取りながら考える。何故見りゃ分かるのに出席をとるんだろう。休んでる人の確認と、気分悪い人の確認だけで十分だろう。なんなら、気分悪い人の確認だけで十分だと思う。ていうか、そもそもHRって必要か?俺はァ、要らんと思う。おっと、事務連絡しねーとな。

「えー、今日から、オマエらが大好きで、待ちどうしかった期末テスト2週間前になってる。しっかり勉強しとけよ?」

そう。俺が働いている柚木中等部は、今日からテスト2週間前。つまりは教師は面倒臭いテストの問題を作り、終了後には、採点、席次を出さないと行けない、地獄の時期だ。そして、この学校からすれば一大イベント。その理由はこの学校が、学力重視の学校だからだ。生徒は、A~Eランクで分けられ、分けられ方は、1年からある定期テストの席次の順位の平均で分けられる。おまけに、席次は、国語、数学、英語、理科、社会の5つだけでなく、技術・家庭科、体育、音楽、美術の点数も入る。また、体育、美術に関しては、実技点も入る。そして、1教科で首席を取れば、+10点貰える。次にランクの分け方だが、1学年170人と決まっていて、1~34位がAランク、35~68位がBランク、69~102位がCランク、103~136位がDランク、137~170位がEランクとなったている。ランクの変動は、テスト終了後から、2週間後にある。そして、各ランクごとに、特権や、責任がある。...


(次回に続く)

読んでくれてありがとうございました!

次回は、各ランクの特権や、ペナルティについてかきます!

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