表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天国からの剣Lite  作者: 新山翔太
9/19

現代東京旅行 1

2080年の世界にいる私、ソツネは待合室にてヤマケとイロハ、セスと旅行計画を立てていた。

事の発端は、3日前。

アイから依頼の報酬で2日休みを取ることが私達4人に許可された。

そこで、イロハが、貴重な休みを怠惰に過ごすのは勿体ないと、皆で旅行しよう、という案が出たのだ。

そしてトントン拍子に話は進み、2020年の東京を旅行しようということになった。

「ホテルは何処にする?」

筆記担当のセスが言った。

「ああ、それなら〇PAホテルでいいだろう。そこなら安いし、かの有名な〇PAカレーも食べれるぞ。」

何故ヤマケが〇PAを知っているのかは謎だ。

「じゃあ、決まりね。明日朝に2020年東京駅前に集合で。」

という事で、旅行計画が決まった。

・・・・・・

ああ、懐かしい匂いだ。

ここは2020年東京駅前。

今全員集合したところだ。

「皆集まれたわね。じゃあ、東京駅ホーム内に行きましょうか。」

イロハは皆を仕切り伝えた。

「何故戻るの?」

私はイロハに質問した。

「いや、ヤマケとセスが最近鉄道にハマってね。それで、1番優れているこの時代のシンカンセン?だっけ。それを見たいんだって。」

「成程。男の子なら誰でも乗り物に憧れるものね。」

にしてもハマる年齢が遅すぎると思うが。

というわけで入場券を購入し、新幹線ホームに向かった。

・・・・・・

長いエスカレーターを登っていく。

詳しくは知らないが、切符売り場が地下で、ホームが地上なのでこの様な仕組みになっているらしい。

光が刺す。

北海道新幹線ホームに到着だ。

「到着の列車は、はやぶさ○○○号、新函館北斗行きです。自由席は・・・」

新函館北斗・・・ここから北海道に行くのか。

「見ろ!E5系だぞ!」

「あっちはE7系だ!」

2人は子供みたいにはしゃいでいる。

「・・・まあ、私達はベンチでゆっくりしましょうか。」

「まあね。2人なら大丈夫でしょ。」

私とイロハは、はしゃぐ2人と次々行っては来る新幹線を眺めていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ