謁見で初見
--ケスタレア城 謁見の間--
「今、仕官達は下がらせた。これで、ここで起こったことは俺とお前ら4人以外誰も知らない。」
真剣な面持ちで話すケスタレア。
「そんな気張ることでもないと思うけど。」
ケスタレアのあまりの気の入り用に怖気づくナモミ。
「ナモナモは神様を召喚することに対して、簡単に考えすぎなんじゃないかな。」
「正直なところフォセだってそこまで深刻には考えてないだろ?」
「あ、ばれた?」
舌を出すフォセカ。
「じゃあ、フォセ、スミレ。頼む。」
「うん。」
「はい。」
返事をしてそれぞれ神具に触れる2人。
ピーピードンド!
ピーピーピドンド!
ズンチャ!ズンチャ!ズンチャ!ピャー!
ピーピードンド!
ピーピーピドンド!
ズンチャ!ズンチャ!ズンチャ!ピャー!
響き渡る太鼓と笛の音。
「うお、なんだこの音楽は!?」
身構えるケスタレア。
「なぁ~。忘れてた~。」
ぐったりするナモミ。
「ケスタレア王!ケスタレア王!何か大変大きな音が!大丈夫ですか!?」
扉の向こうから仕官達が心配して声をかけてくる。
「おお!大丈夫だ!気にすんな!引き続き警備の方を頼むぞ!(ズンチャ!ズンチャ!ズンチャ!ピャー!)」
ケスタレアが大声で仕官達に命令する。
「やあ!」
「なあに?」
「呼んだかい?小さなプリンセス。」
「一人だけにした方がよかったかもね。(ズンドコズンドコ)」
「確かに。(ドコドコドン!)」
呼んでから失策に気づくフォセカとナモミ。
「フレイア!音楽止めて!」
「はいはい。」
・・・
「・・・これが神か。」
3人の神を見て、言葉が出てこないケスタレア。
「ナモミ、この子は?」
キュアリスがケスタレアを見ながらナモミに問いかける。
「エロジジイ。そいつがみんなを見てみたいって言うから呼んだ。」
「ちょっと、変なこと考えてるんじゃないでしょうね?あたしにはダーリンがいるんだから!」
そう言いながら体を両手で隠すキュアリス。
「ナモミ!お前誤解させるようなことを言うのやめろって!
我はケスタレア王国現国王、ケスタレア13世である。
神たちよ、あなた達にお会いできたことを光栄に思う。」
我に返り、慌てて正式な挨拶をするケスタレア。
「今更取り繕っても遅いぞ。」
「誰のせいだ!誰の!」




