心変わり
--ケスタレア城 謁見の間--
「おっす、エロジジイ!」
「おう。お前ら旅は順調みたいだな。
ケスタレアでは青に続いて赤と緑も戻ったってお祭り騒ぎだ。
お前たちなんだろ?ありがとうな。」
「うん、そうだよ。褒めたかろう、褒めたかろう。私達をもてなす権利をやろう。」
「う~ん。こないだは適当にあしらったからな。
確かにお前らの活躍は十分評価に値する。
よし、しばらくはケスタレアにいるんだろ?
何か用意させよう。」
「え、マジで?」
目を丸くするナモミ。
「ああ、この11年間、たった一つの色でさえこの世界に
取り戻せたやつはいなかった。それをお前らはやってのけたんだ。
それも3色もだ。評価しないと逆に俺の方が国民から問い詰められるわ。」
「あ、ちなみに正確には4色らしいよ。青は深青色と薄青色の2色だから。」
ナモミが訂正する。
「え、そうなのか?」
「うん、解放された神様も今4人だし。」
「お前ら、仮にもこの国の王である、
この俺でも知らないことを知ってるなんて。
そのうち暗殺されるかもな。」
ハハハと笑っているケスタレア。
「不吉なこと言うなよ、エロジジイ。」
ケスタレアのお腹にパンチするナモミ。
「痛い痛い、やめろって。
にしてもすげーな、お前ら神様にあったことあるんだろ?」
「エロジジイも会う?」
「え、そんな簡単に会えんのか?」
驚くケスタレア。
「んー。簡単は簡単なんだけど、ローズとかスミレがうるさいかもしれん。」
「いえ、国王がそうおっしゃるのであれば何も文句はありませんよ。」
「スミレに同じく。」
「だってさ。呼ぶ?」




