ナモミが感じた違和感
「何かしら?」
耳の辺りの髪を左手でふぁさりとかき上げるアクアリス。
「前にあった時となんだか違うような。」
違和感の原因を探るナモミ。
「そう言えば確かに・・・。」
「なんだろうね。確かに違和感が。」
「アクアリス、太ったんじゃない?」
ウィンダーにくっついていたキュアリスが、アクアリスの方を見る。
「!?」
青色の肌のアクアリスの顔色がさらに青色に変わる。
「うそでしょ?アクアミラー!」
目の前に水の鏡を作り出すアクアリス。
「あー、確かにアクアリスちょっとふっくらしたかもね。」
ナモミが違和感の原因に気づけて満足気に頷く。
水の鏡をまじまじと確認した後、ゆっくりと地面に崩れ落ちるアクアリス。
「そ、そんな。」
「あなたナモミ達と旅してる間、
神具の中でずっとお煎餅やらクッキーやら食べてたんじゃないの?
そりゃ太るわよ。ねーダーリン?」
「そうだね、キュアリス。アクアリス、今の君は美しくない、美しくないよ!」
辛辣な言葉をミュージカルのようにアクアリスに向かって伝えるウィンダー。
「う、うぅ。」
三角座りをしてメソメソと泣き出すアクアリス。
「ちょっとウィンダー言い過ぎだって。」
ナモミが注意する。
「そうです。アクアリス様がどんな姿になろうとも、私はアクアリス様が大好きです!」
両手にこぶしを作りふんふんと話すスミレ。
「スミレ・・・あんた、それフォローになってないで。」




