サッチス村 清々しい朝
--サッチス村 翌朝--
ピーヒャー!ピーヒャー!ピーピーピー!
ズンドコ!ズンドコ!ドコドコドン!
「うるせぇ~なぁ~。・・・ん~、水飲みたい。・・・・井戸に行くか。」
宿の外に出るナモミ。
「嘘だろ・・・・。」
ナモミが言葉を失う。
目の前には昨日の宴の舞台。
舞台の上では、フレイアと老人の二人だけが踊り狂っている。
昨日の夜からずっと踊っていたのであろう。
「おい、お前らマジか・・・。」
「ああ、ナモミ。おはよ~!今日もいい天気だね!」
「いい天気だけれども!じいさん大丈夫か!」
「こんなまたとない機会・・・、無駄にしてなるものか!」
汗を振りまきながら踊り続ける老人。
「おい、フレイア!その辺にしとけって!じいさんが死んじゃうって!」
「はぁはぁ、そうだね。おじいちゃん、ナイスソウル!」
「ひぃひぃ・・・、ありがたき・・・ひぃ・・・幸せですじゃ・・
ひぃ・・フレイア様!村長としての・・・ひぃ・・・責務を果たせました。
サティスファクションで・・ひぃ・・胸がいっぱいですじゃ。」
そう言い残して倒れる老人。
「じいさーーーーーーーーーーーーーーん!」
・・・
病院のベッドの上で横たわる老人。
「無理のしすぎですね。」
冷たく言い放つ村の医者。
「でしょうね。あなた達の村の村長ですよ。ちゃんと言い聞かせといてくださいね。」
真顔で応対するナモミ。
「お恥ずかしいかぎりです。」
眉をひそめる医者。
・・・
--サッチス村 広場--
「あれ?ナモナモ、おはよう。どうしたの?ケガした?」
病院から出てきたナモミに気づいたフォセカが、ナモミに話しかける。
「おお、フォセ。ん~・・・、人が神になる瞬間を見た・・・かな。」
「?」




