ある日森の中魔物さんに出会った
--森の中--
「だいぶ歩いたな~。3時間ぐらいか?」
「まだ15分も歩いとらんわ。」
「え~。ああ、あたし時間操作魔法使えるからだわ。ただし無意識に。」
「あほ。」
「なんとか夜までにはサッチス村に着きたいところですね。」
「そうだね~。」
ガサッ。
草むらの茂みから犬型の魔物が飛び出してくる。
「モンスターだ。フレイム!」
クゥン!
ナモミの放った火球がモンスターの息の根を止める。
「双打掌底!」
キャンキャン!
2つの灰色の毛玉がうずくまった後砂に変わる。
「ふぅ、こんなもんやな。」
「あたし達もだいぶ戦闘慣れてきたな。」
「そうですね。
ナモミさんが装備なくて、
苦戦してたアシタヘ村出たばかりの頃が懐かしいです。」
「その話まだするのか。」
「ウチは一生覚えてるつもりやで。」
「なんて性格の悪い。」
「まあまあ、二人とも。・・・・あれ!?やばいよナモナモ!」
「ん?」
「後ろ!」
「ん?・・・あ。」
先ほどナモミが魔物に放った炎が、
森の木に燃え移り、メラメラと煙をあげて燃えている。
「わあああああああ。」
「あわわわわわわわ。」
「あ、あ、アクアバレット!」
ナモミの放った水球が、燃えていた樹木をなぎ倒す。
横たわった木から、さらに他の木に燃え移り火が広がる。
「あかんって!水量足りなさ過ぎて焼石に水やん!いや焼け樹に水か!」
「今そんなことにこだわってる場合じゃないから!」
「うわああああああああああああああああああああああああ。」




