相談
--アオサ 海岸--
「ここならいいかな。」
「はい、大丈夫だと思います。」
「んじゃフォセ、頼むわ。」
「はーい。」
フォセカがそっと右耳の耳飾りに触れ、アクアリスが目の前に現れる。
「昨日はごめんなさいね。あまり人を驚かせたくないから。」
「いえ、お心遣い感謝いたします。」
お辞儀するスミレ。
「アクアリス様、今回は風の谷がどこにあるかわからないので情報を聞きたくて呼びました。
なんか知りませんか?」
質問するナモミ。。
「うーん、風の谷・・・。姉様ならすぐわかると思うのだけれど。」
「それが、キュアリスはどっかいっちゃってて。」
そういいながらフォセカが左耳の耳飾りに触れる。
ポンッ。
外出中。そのうち戻ります。
追伸 わからないことはアクアリスに聞きな~。 以上。
「なんか追伸が増えてんな。」
「というわけなんです。アクアリス様。なにかご存知ありませんか?」
「そうねぇ・・・。どこが風の谷だって断言はできないのだけれど、
基本的に私達の祠は、私達の物理属性にまつわる場所に建てられているはずよ。
私の祠は水辺にあったでしょう?姉さまは空に。
ウィンダーは風をつかさどる神だから、風にまつわる場所に祠があるはずよ。
あとは・・・あなた達ヒトの中でも地理に精通しているような人物に相談してみる、とかかしらね。
ごめんなさい、このぐらいしか思いつかないわ。」
「いえ、ありがとうございます。私達ももう少し相談してみます。」
「ええ。また何かあったら呼んでちょうだい。」
そういってスッと消えていくアクアリス。
「風にまつわる場所だってさ。スミレなんか思いつかない?」
「う~ん。少なくとも、今まで私達がまわってきた場所でそれらしいところはありませんでしたよね。」
「あ、もしかしてクロユリやったらなんかわかるんちゃう?いろんなところまわったって言うてたやろ?」
「そういや言ってたかも。スコーンに集中してたから朧気だが。
じゃあ森の家だな。フォセ、また頼むわ。」
「は~い。んじゃいっくよー。
疾風の神 ウィンダーよ。懐かしきあの地へ我々を運びたまえ。
モドルーナトゥ森の家!」




