治癒の女神キュアリス
--空の祠--
「治癒の女神キュアリスよ。
愛の源、聖なる母よ。
我らの前に姿を現し、
その力を示したまへ。」
台座の耳飾りが光り始める。
「んー、良く寝た!」
アクアリスとよく似た青色の女性が目の前に現れる。
「お初にお目にかかります。私は薩摩スミレと申します。」
「スミレちゃんね。あたしはキュアリス。あなた達は治癒の女神って呼んでるみたいね。」
「はい、お会いできて光栄でございます。」
「スミレちゃんだっけ?あなたかたいわよ。光栄ですとか。今どきおばあちゃんでも使わないから。
お友達からもそう言われない?」
「なんかアクアリス様とちょっと雰囲気違うな。」
ローズが呟く。
「あら、アクアリスもいるの?」
「はい、います。」
フォセカが右耳のイヤリングに触れると、アクアリスが現れる。
「姉様。お久しぶりです。」
「アクアリス~。あなたも大丈夫だったのね、よかったわ。てかあんたも相変わらずかったいわね~。
その性格直さないと彼氏できないわよ。
それにしてもあたしらを封印したあいつ、絶対許さないわ。
ぶっ飛ばしてやるんだから。」
「キュアリスって治癒の女神だよね?なんかイメージと違うんだが。
まあこっちの方が話しやすいけど。」
本心を言うナモミ。
「あら、あなた人の割には話せる感じね。好きよあなたみたいなの。」
「じゃあ、あたしも呼び捨てにしーようっと。キュアリス!イエー!」
親指を立てて掲げるフォセカ。
「イエー!」
一緒に親指を立てるキュアリス。
「「何だか思ってた感じと違う。」」
ため息をつくスミレとアクアリス。




