空の祠
--カクチョーニ洞窟 深部 転移の神殿--
「これが魔法陣だな。」
「どうすればいいんだろ?」
「とりあえず掲げてみたらええんちゃう?」
「ではみんなで中央に。」
「んじゃ王冠掲げるぞ。」
「お願いします。」
ナモミが王冠を掲げると辺りがパッと明るくなり目が眩む4人。
「うあ、まっぶし。」
「・・・徐々に目が慣れてきた。おぁ~。これが空の祠かな?でっか~。」
目の前の大きな建物を見上げるフォセカ。
「下は雲みたいやけど、歩けんのかこれ。」
恐る恐るつま先で下の雲をつつこうとするローズ。
「ほれ。」
後ろからローズの脇腹を人差し指でつつくナモミ。
「やっめぇや!うぐぐっ!うわー!クソミドリィィィ!」
バランスを崩し前に倒れこむローズ。
バフンッ。
軽くその場でバウンドした後、雲にのめりこんで動かなくなるローズ。
「セーフ。」
「アウトじゃあほーーーーーーーーーーーーー!」
・・・
--空の祠--
「だから言ってるじゃん。押す前にちゃんと歩けるのこっそり確認してあったんだって!」
「やとしてもやっていいことと悪いことがあるやろ。ほんまに死んだと思ったわ。」
「悪かったよ。でもぶつのはよくないと思います。」
二つ目のたんこぶをさすりながら抗議するナモミ。
「いらんことせんかったらウチだってぶてへんわ!」
「二人ともあったよ、キュアリス様の神具かな。」
目の前の台座に飾られている空色の耳飾りを指さす。
「おお、んじゃスミレ、またよろしく頼む。」
「わかりました。」




