痛恨のミス
--ケスタレア城 謁見の間--
「おーお前ら、元気だったか。なんか急に世界に青色が戻ったんでみんな浮足立っててな。
慌しくてすまんな。」
「ようエロジジイ、元気そうだな!」
「おま!・・・諦めるわ、それでいいよもう・・・。」
がっくりと肩を落とすケスタレア。
「おじさま。青色のことも含めてご報告させてください。」
・・・
「なるほどなー。色が失われたのは魔女ではなく別のやつに原因があると。
んでお前らが女神アクアリスの色力解放したから青色は戻ったってことか。」
「そゆこと。」
「やるじゃねえかお前ら!見直したぜ。」
「そうだろう、そうだろう。よし、私達をもてなす権利をやろう!」
ふんぞり返るナモミ。
「バッカ、調子乗んな!」
人差し指でナモミを小突くケスタレア。
「それでですね、おじさま。
私達は残り6人の神様の色力解放に向かおうと思っているんですが、
神の祠についての情報と王家の証について何かご存知ないですか?」
「神の祠なぁ。・・・すまん、わからん。だが王家の証の方についてはわかる。
王家の証ってのは王冠のことだな。」
(ん?)
「かなり昔、少なくとも俺が王座に就く前、
ケスタレア城に他の装飾品なんかと一緒に保管されていたと聞く。
金や宝石なんかがあしらわれていてTHEクラウンって感じのやつだったらしい。」
(うん?)
「だがある時、盗賊が城に侵入してな。その時に装飾品と一緒に盗まれたんだそうだ。
今もその王冠は見つかってない。その盗賊たちがどっかに隠したんだろうな。
まあ大昔の話だから、本当かどうかわからんがな。」
ハハハと笑うケスタレア。
「「「「んん?」」」」
冷や汗をだらだらと流しながら顔を見合わす4人。
「やばくね?」




