水の女神アクアリス
「女神アクアリスよ。お会いできて光栄でございます。」
「お姉さんが神様ですか?あたしはナモミって言います。
今世界の色が無くなって困ってるんです助けてください。」
「ちょっとナモミ。アホ!跪け!あと言葉遣い!」
ナモミの頭を押さえつけるローズ。
「大丈夫ですよ。気を楽にしてください。
人は皆私の子供のようなもの。かたくなる必要はありません。」
「ほら、神様もああ言ってるじゃん。」
「アクアリス様が優しい神様やからや!」
「ナモミさん。今あなた達が私を解放してくれたことで、
私がつかさどる深青色は解放されました。
私の仲間たちの封印を解き放つことで世界の失われた色も、いずれ元に戻るでしょう。」
「ありがとうございます、アクアリス様。」
感謝を述べるナモミ。
「しかし、私たちを封印した彼の者。あれを野放しにしておくわけにはいきません。
私達の解放が終わったら、彼の者を討ち滅ぼしてください。この世界のために。」
「はい、私達もそのつもりでおります。」
返答するスミレ。
「ありがとう。それまでは私もあなた達に協力します。この耳飾りをお持ちなさい。
私の心はあなた達と共に。」
「光栄でございます。アクアリス様。」
「あなた達4人の中だと・・・そちらのツインテールのお嬢さん。」
「ディモール=フォセカです。」
「ディモール=フォセカ。あなたが私との親和性が一番高いように感じられます。
耳飾りはあなたが身に着けておいてください。困った時、あなた達を助けに現れます。
・・・あら?あなた・・・いいえ、何か理由があるのでしょう。では必要があるときにまた。」
「ああ、お待ちくださいアクアリス様。他の神の所在についてはご存知ないでしょうか?
手がかりがなくて困っております。」
跪いたまま手を合わせて問いかけるスミレ。
「おそらくですが、私の姉キュアリスは空の祠に封印されていると思われます。」
「空の祠・・・ですか。」
「はい。あなた達ヒトがあそこにたどり着くには、転移の神殿を使う必要があるかも知れませんね。」
「転移の神殿の場所はご存知ですか。」
「この祠の、近くの洞窟の奥に転移魔法陣があったはずです。そこで王家の証を示せば空の祠に行くことができるでしょう。」
「わかりました。ありがとうございました。」
「では、旅の無事を祈っています。」




