療養期間
--アオサ 広場--
「よーし、今日はマンゴー味とパパイヤ味にするか。」
「かしこまりました~。少々お待ちください。」
そういうと店員がディッシャーでアイスクリームを紙製の皿によそう。
「お待たせいたしました~。アイスクリームダブル、マンゴー味とパパイヤ味になります!」
「支払いはこれで頼む。」
そういうと右手人差し指と中指で挟んだフリーパスポートをチラリと見せるナモミ。
「フリーパスポートですね。確認しました。またどうぞ~。」
・・・
近くのベンチに腰掛けるナモミ。
「さてさて、お味の方は、、、。」
アイスクリームをスプーンですくおうとするナモミの肩が、ポンと叩かれる。
「またアイス食べてるの?ナモナモ好きだね~。」
そういうとフォセカがナモミの隣に座る。
「おお、フォセ。お前も食べるか?買ってきてやるぞ?」
「いやいいよ。あたしもフリーパスポートあるから!食べたいときは自分で買いに行くよ!」
「そりゃそうか。」
「でもどんな味か気になるから一口だけもらおうかな?」
「おう。いいぞ。」
そう言うとナモミが木製のスプーンでアイスクリームをすくい、フォセカの口に運ぶ。
「う~ん。これは、、、マンゴー!」
「それパパイヤ味。」
そう言いながら再度アイスクリームをフォセカの口元に運ぶナモミ。
「確かにそう言われればパパイヤ味かも。」
二口目を口に含みながら答えるフォセカ。
「そっちはマンゴー味だぞ。」
「え~。わっかんないや~。」
「お前は普段からお菓子ばっかり食べてるから、味覚がおかしくなってるんだ。
ちゃんとしたもの食べろよ。」
「まさかアイスばっか食べてるナモナモに言われることになるとは。」
自分のおでこをペチンと叩きながら笑うフォセカ。
「イヒヒ。なんかさ、最近、段々と壮大な旅になってるし、大変なことも多い気もするけどさ、
こういうのすごい楽しい。」
足をぶらぶらとさせながらフォセカが話す。
「うん。学校時代思い出すな。」




