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森の小屋で
チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえる。
「うぅ・・・ん。」
ベッドから起き上がりあたり見回すナモミ。
「家?ログハウスか・・・・?そうだ!みんなは!?」
我に返りあたりを見回すナモミ。
扉がガチャリと開く。
「物音がしたと思ったら、目が覚めたのね。他の子たちはダイニングにいるわよ。」
「あれ、あんたどっかで・・・・。」
・・・・
--森の家 ダイニング--
「みんな!無事だったか!」
「うん、ただ情況は全くわからへんけど。」
包帯の巻かれた腕をさすりながら話すローズ。
「それについては今から私が話してあげるわ。とりあえず座って。」
カラーズの黒髪の女性が髪をかき上げる。
・・・
「また会うことになるなんてね。何かの運命かしら?」
「やっぱどっかであってるよね。どこだっけ?」
「覚えてないかしら?ラムチソでぶつかったの。ただあの時はコルを外してたからモノクロだったけれど。」
「ああ、あの時の!梨の!」
「知り合いですか?」
首を傾げるスミレ。
「ラムチソで商店街歩いてるときに肩がぶつかっただけだ。あんたがあたしらを助けてくれたんだな、ありがとうな!」
「助けたことになるのかしら・・・。」
「そういやドラゴンはどうなったんだ?」
「呼んだか?」
黒髪の女性の膝の上から小さな羽根つきの黒トカゲがひょこりと顔を出す。
「トカゲが喋ったぁぁぁぁ!」




