講義の成果
--アオサ周辺--
岩の上に腰かける二人。
「屋台で売ってたゴーゴーココナッツ美味しいな。」
「そうですね。初めて飲みましたけど、飲みやすくておいしいです。
他に魔法のことで何か質問とかありますか?」
「んー。実はスミレに見て欲しいものがあったんだけど、
今日の説明聞いて、何となく解決したかもしれない。」
「といいますと?」
「ちょっと見てて。」
岩から飛び降りるナモミ。
「フレイム!ステイ!」
ナモミの左手のひらの上で火の玉が留まる。
「んで・・、アクアバレット!ステイ!」
右手のひらの上で水球が留まる。
「ここまではいけたんだけど。」
「ええ!?どうやってるんですか?
魔法を手のひらにとどめておくなんて、見たことも聞いたことないですよ。」
「そうなの?なんか手のひらに意識集中して止まれーって思ったら止まった。」
「ええ・・・・。」
「んでんで、本題はここから。この二つを複合させて放とうとすると。」
ナモミが胸の前で両手を近づけると、消えさる2つの魔法玉。
「こんな感じで消えちゃってたんだよ。
でも今日のスミレの説明受けてわかったわ。
属性が反属性だから相殺しあってたんだな。だから・・・」
「フレイム!ステイ!」
「サンダーストライク!ステイ!」
胸の前で両手を合わせるナモミ。
「フレイムサンダーストライク!」
雷と炎の入り混じった玉が、近くの白い木に飛んでいき爆発音とともにはじけ飛ぶ。
「できた!やったぜ!」
「・・・信じられない。」




