ナモミの場合
--ケスタレア広場周辺--
「500Gあるからなぁ。まず100Gでアイス買うか。
んで、残りの400Gで防具そろえよう。武器はユグドラシルあるしな。
さすがにあたしだけ未だに初期防具だけってやばいしな。」
看板地図に目をやるナモミ。
「アイス屋は屋台で公園に出てるっぽいな。公園は・・・繁華街を抜けて、東側だな。」
・・・
--繁華街--
「いらっしゃいませー!」
「安いよー!」
「見てって、見てってー!」
「おー、賑やかだなぁ。」
周りを見回しながら歩くナモミ。
「本日新装開店モンスター闘技場ケスタレア支店でございます!
本日はサービスといたしまして、当たった際には掛け金の3倍の賞金がご獲得いただけます。」
それを聞いてナモミが耳をピクリと動かす。
「へ~。そんなのもあるんだな~。でもまずはアイスアイス。」
3歩ほど歩いて止まるナモミ。
「・・・」
(1500Gあればアイスダブルにして、かっこいい防具一式揃えれるのか・・・)
・・・・
--宿屋--
「あ、ナモミおかえり。」
「ナモナモ見て~。今日はもらったおこづかいで新しい武器買ったよ。
名前はミミコにした~。」
フォセカが頭の上にうさぎの人形を乗せながら話す。
「ヨロシクオネガイシマス。」
お辞儀するうさぎの人形。
「おぉ、よかったな・・・」
生返事を返すナモミ。
「なんだか元気がありませんね、何かあったんですか?」
心配そうな顔をするスミレ。
「あー、ちょっとスミレにお願いあるんだけどさ。いいかな?」
「はい、なんでしょうか?」
「ちょっと、ガル貸してもらえない?」
「買いたい装備でもあるんですか?いいですよ。何ガル必要ですか?」
「えっと・・・2000Gほど。」
「2000Gですか?!あるにはありますけど、先ほどいただいたお小遣いの残りが300Gだから、
今日の宿代を引いたとして・・・・、全部で2190Gですね。ぎりぎりですが、何買いたいんです?」
「ちょっと借金しちゃってさ・・・はは。今日中に返さないと明日には3000Gになるって・・・。」
「「「ええー。」」」




