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まっしろ大陸  作者: 竹石 環奈
魔女討伐編
16/178

ケスタレア13世


--謁見の間--

「お前たち下がってよいぞ。このもの達とゆっくりと話がしたい。」

齢40ほどであろうか。

体格のよい短髪の男が王の風格を放ちながらゆっくりと発言する。


「かしこまりました。何かありましたらベルでお呼びください。」

そういうと周りの仕官たちが部屋の外へと出ていく。


バタンッと4人の後ろで扉のしまった音がする。


「おっす。ナモミ久しぶり。でっかくなったなぁ。」

近づいてきてナモミの頭をワシワシする。


「やめろ!成金じじい!離しやがれ。」

抵抗するナモミ。


「いやいや、別に成金じゃねーから。ちゃんとした王家の血筋だから。

誤解を生むような発言すんな。」

男がナモミの頭をげんこつでぐりぐりする。


「ちょっとナモナモ。ダメだよ~。失礼だよ~。」

「すみません。国王様。こいつ礼儀とかに疎くて。

今腹切って詫び入れさしますんで。ほらナモミ、腹切りや、腹切り!」


焦るフォセカとローズ。


「ああ、いいのいいの。大丈夫大丈夫。

あれ?もしかしてそっちのボインちゃんはスミレちゃんじゃね?

うっわー、美人になって。正直たまんねーわ。」


「お久しぶりです、おじさま。」

スミレが営業スマイルで答える。


ナモミが男の手を振り払う。

「エロジジイ、きっしょ。」



「え、スミレどういうこと?ウチらにもわかるように説明して。」

ローズが状況を把握できずにうろたえている。


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