ケスタレア13世
--謁見の間--
「お前たち下がってよいぞ。このもの達とゆっくりと話がしたい。」
齢40ほどであろうか。
体格のよい短髪の男が王の風格を放ちながらゆっくりと発言する。
「かしこまりました。何かありましたらベルでお呼びください。」
そういうと周りの仕官たちが部屋の外へと出ていく。
バタンッと4人の後ろで扉のしまった音がする。
「おっす。ナモミ久しぶり。でっかくなったなぁ。」
近づいてきてナモミの頭をワシワシする。
「やめろ!成金じじい!離しやがれ。」
抵抗するナモミ。
「いやいや、別に成金じゃねーから。ちゃんとした王家の血筋だから。
誤解を生むような発言すんな。」
男がナモミの頭をげんこつでぐりぐりする。
「ちょっとナモナモ。ダメだよ~。失礼だよ~。」
「すみません。国王様。こいつ礼儀とかに疎くて。
今腹切って詫び入れさしますんで。ほらナモミ、腹切りや、腹切り!」
焦るフォセカとローズ。
「ああ、いいのいいの。大丈夫大丈夫。
あれ?もしかしてそっちのボインちゃんはスミレちゃんじゃね?
うっわー、美人になって。正直たまんねーわ。」
「お久しぶりです、おじさま。」
スミレが営業スマイルで答える。
ナモミが男の手を振り払う。
「エロジジイ、きっしょ。」
「え、スミレどういうこと?ウチらにもわかるように説明して。」
ローズが状況を把握できずにうろたえている。




