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Grim†Riepar
『グリム』古の時代から存在した死神に代わって運命を迎える人々を冥界へと導く者たちのことである。
彼らは死神に選ばれた
「人であって人を超えた存在である」
この物語は
とある死神と
そんな彼の元に集まった若者たちの
生まれるはずのの無かった
友情の物語である…
「ねぇ、黒いローブに変な仮面をつけた不審者さん。あなた、何者ですか?」
「ん、坊やぁ、もしかして私が見えちゃってるのぉ。」
「見えてるから呼んでるんじゃないですか。
それにちゃんと質問に答えてください。」
「ヒヒッ、ただのしがない死神さ」