不明
血の槍が突き刺さり、ヴィシュヌは動けずにいた
「なんだよこれ見たことないよ動けないね……」
「でもこれならどう?」
神々しい光が周りを包む
何か現れる
天使
level 150
クラス
神
スキル
瞬間移動
予知
願い
眩い光が一面に咲き開く
「怒ったよ!この天使1000体で天に返してあげるよ」
天使達は膝をつき、手を合わせ、天へと願う
ヴィシュヌが残念そうに
「あーあ自分で殺したかったのにーしょうがないでもこれでほんとに終わりだよ?絶対即死の願いだからね」
暗闇の空から一筋の線が舞い降りる
次第に数が増えていき全ての暗闇を照らし出した
光が照らした場所は全て天に帰り消滅するのみ
ヴィシュヌの血の槍は消えない………??
「え!?なんで?」
動揺が隠せずに槍を抜こうともがく
出せる力で抜こうとするが、微動だにしない
「んー僕じゃあなかったら今のは危なかったね」
理解できナイならミテヨ
……
なんだ今のは
頭に直接入ってきて……
和人の身体、ステータス共に歪みだす……
和人の体は熱湯に砂糖を入れたように溶けてゆく
ヴィシュヌと和人の空間に歪みが現れ、
和人が消えたり、現れたりしている
生きているとは思えない肉体に変化していた。
不明
クラス
不明
スキル
不明
全てが不明なステータス
「なになに!?不明?僕が見ても?なんで?」
ヴィシュヌは思いつく情報を思考の中で考えてみた
ん?
話ぐらいは聞いたことあるかなぁ