スキル
目の前にいた獣は
徐々に参加者を追い詰め悲惨な最後を見せつけている
むりだろ……つよすぎる……
う……ぅ……はぁ……はぁ……はぁ……
すでに参加者に10名ぐらいの被害者がででいる。
ゆりと和人は作戦を考えていた
「とりあえず落ち着いて解析で僕達の情報をまとめてみよう」
「そ…そうねでもこんなことしてる間にあいつがきたらどうしよ う」
周りを見渡し、獣との距離を確認するゆり
「大丈夫だよまだあんなに参加者もいるしあっちがやられるまでは大丈夫だろ」
「わかったわとりあえず自分の能力だけでも確認したいし」
二人はお互いを見ながら解析で確認し会う
ゆり
level20
クラス
人間
スキル
解析
ゲート
!!
「なによこのスキルよくわからないじゃあない」
「それよりもゆりのlevelなんでそんなに高いの?」
「分かるわけないでしょ」
「じゃあ僕の解析でみてみようか」
「あんたが見ても一緒じゃあないの??」
「解析は使う人に、よってさらに細かい情報が、得られるんだよ」
「はあぁ!だからなんで、あんただけ使えるのよ」
「えっと僕だけじゃあ、ないんだけどね…解析を何回も使ってると自然に見れるように、なるよ」
「なんかさらに、聞きたいことあるけどじゃあとりあえず見てよ」
「えーとじゃあ」
ゆりの頭上付近にある情報を見てみる
ゆり
level20
クラス
亜人間
スキル
解析
(対象の真実を明かす)
特殊スキル
ゲート
(代償と引き換えに魔の扉を開くことができる)
!
「なんかおまえのスキルとんでもないものかもしれないよ?」
「ほんと!?で!どんな能力なの??」
「何かの代償と引き換えに魔の扉を開けるらしい…」
「代償ってなんなの?ちょっと怖いんだ、けど」
「そうだね。できれば使わない方が、いいね」
和人はゆりのステータスが他にも変わっていたことは黙っていることにした。
「じゃあ今度は、和人のステータスみてあげる」
和人
level 0
クラス
不明
スキル
なし
「あんたlevelゼロって書いてる……」
「しかも他の項目もなにもないし……」
「うそ、最弱なの?」
「うーんなんでだろうね?」
答えながら首を触ろうとしたところで思い止まり、手を下げる…
「ふーんでも私が見た感じだと強かったんだけどなぁー」
じと目で和人を眺めていたが、獣がついに参加者50人ほどだろうか、餌食に、なったところでこちらを見ている。