気付きたくない気持ち
掲載日:2026/01/09
クラスの高嶺の花に恋をした。
恋をしただけだ。
それなのに、
彼女が他の男子と喋っているのを見ただけで、
胸の奥がざわつく。
僕と彼女は、何の関わりもないのに。
一方通行な好意は、
行き場を失って、
いつの間にか別の形に変わっていく。
誰のものでもない彼女を
勝手に好いて、勝手に嫌う。
でも、彼女の近くを通る度
彼女と話をする度に
また、
「ああ、好きなんだな」
と、そう思う自分が単純すぎて
また嫌いになりそう。
そして僕は、
きっと楽な方を選んで、
好きでもない子と付き合い始めた。
それなのに、
僕の中に彼女の存在が大きく残っている。
僕は、彼女のことを忘れられるのだろうか。




