表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

偽物で嘘まみれの令嬢は、今日も心からの愛を囁く


死んで、幽霊になった私はいつの間にか異世界にいた。

しかもなんの関係もない金髪碧眼の天使のように愛らしい子にとりついて離れられない、なぜ?。

天使のように愛らしい女の子は、公爵家という偉い血筋の子みたいで、生まれた時から決められていた婚約者がいた。

それがこの国の王子であるアイールド王子。

優しさを絵にかいたような、穏やかで心優しい少年だった。

何かとわがままな公爵令嬢を、アイールド王子は子供とは思えない包容力で受け入れた。

公爵令嬢の後ろで彼をずっと見ていた私まで、好きになってしまったくらいだ。

でもわがまま放題の公爵令嬢にとってその優しさはーー魅力的にはうつらなかったみたいで。

彼女は、優しい王子を裏切った。

野性的で粗暴な旅芸人の男に入れ込んだ。

それを恥ずかしいこととは思わずにーー彼女は、王子も国も全てを裏切り旅芸人の男についていこうとした。

明らかに、裏があるその男の手を取ろうとした瞬間。

あまりの彼女の愚かしさにバカさ加減に、怒りが私の中に溢れて。


いつの間にか『彼女』は、体の中から消えていた。


ーーこれは、一人の少女の命を消してその命を奪った、卑しい悪霊の物語。

偽物の令嬢の物語。




短い話なのでお気軽にどうぞー( ゜∀゜)つ
両思いでお互いしか好きじゃないのに、もだもだやってる系。

前編・後編の二話完結。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ