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Light and Dark  作者: 宇恵野キヅナ
出会い(2)・恋愛
4/13

Ⅱ-1

スチュアートだけが真ん中に立っている



スチュアート「アンソニーがいなくなってから約一年が過ぎた。風の噂によると、アンソニーは本当に僕の住んでいる所から遠い所に住んでいるらしい。・・・アンソニー、君は今どこにいるんだ?」



スチュアート、退場   アンソニーだけが真ん中にいる



アンソニー「あれから一年が過ぎた。友人の恋は叶ったんだと思う。もう一年も連絡していない。幸せに過ごしていればいいけど・・・」



暗くなる   アンソニーが真ん中にいる



アンソニー「あの日、俺はパーティーへ行った。何故、行ったかって言うと、キャサリンを忘れるためさ」



暗くなる   パーティー会場に変わる   アンソニー、あちらこちら見ている



アンソニー(大きなため息)「はぁ・・・。女は皆、ブスばっか。綺麗な女には皆、男がいる。つまらないから、そろそろ家に帰るかな」(立ち上がり、ドアの近くまで歩く)



慌てたアリスがドアから入って来て、ドアの近くにいたアンソニーにアリスがぶつかる



アリス「ご、ごめんなさい!!大丈夫ですか?」


アンソニー「あ、大丈夫、大丈夫(アリスを見ながら)じゃあ」



ドアから出て、ドアの横に止まる



アンソニー「さっき、ぶつかった子はまあまあかもな」



(そう言いながら)暗くなる   アンソニーが真ん中にいる



アンソニー「それから、そのぶつかった子と、喋るようになった。喋ると言っても、そのぶつかった子が一方的に喋って、俺はその子の話をただ聞くだけだったけど・・・そのぶつかった子の名前はアリス。アリスがいつも話すのは恋愛話。おっと、アリスがやって来た」



喜びながら、アリスがアンソニーの近くまでやって来て、早足でアンソニーのところに行く



アリス(笑顔で)「アンソニー!!・・・(真面目な顔で)今日はね、とっても大事な話をしようと決めて来たの」


アンソニー「大事な話?」


アリス「そうなの。私の大事な話はね、(今まで以上にないくらい真面目な顔で、アンソニーを見つめながら)・・・・・・・・・私、アンソニーのことが好きで好きで好きでたまらないの!


愛してるの」


アンソニー「・・・・・・」


アリス「アンソニー?」



アンソニー、急に歩き出して退場   それを追いかけながらアリスも退場   暗くなる

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