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シンガープロゲーマーズ・クロニクル  作者: 中川優成
第1話・RPGプロゲーマー試験
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第1話(7)研究所

「ガーファンス!撤収だ!深追いするな!」


 威厳のある男性の声に銃を持った男性は深いため息をすると面倒くさそうに、駐車場から光の中に消えていった。


 外に歩いていき完全に見えなくなるのを見届けると私は、HPCに刀をデータ化してしまうと、負傷してる男性に駆け寄った。


「ありがとう。君たちは?」


「私は、高橋美樹です。使用武器は、刀の龍月丸と、遠隔斬撃武器のフェアリーボールです。ポジションは、前衛です。セットできる5つの魔法も全て攻撃魔法です。」


「私は齋藤姫咲と申します。使用武器は、デザート・イーグル(拳銃)と、刀の陽桜龍です。ポジションは、中衛。回復魔法と攻撃魔法を使ってます。」


 姫咲ちゃんは、ピンクのデザートイーグルと刃がピンクの刀の陽桜龍を使ってるの。


「俺は、高山唯。スナイパーライフルのドラグノフと拳銃のデザート・イーグルを使ってる。後衛で遠隔魔法で戦うことが多い。」


「僕は、人間軍所属のエース・ピースフルです。アンドロイドが生物になれば、この戦争は終わると思い、このアンドロイドを連れて行こうとしてました。」


 エースは、壊れたアンドロイドをお姫様だっこの様に大切に持ち上げた。


「研究所があるのか?」


 唯の質問にエースは、小さく頷いた。


「ここの下水道から行けるんだ。」


 地下にある研究所に着くと、大勢の研究員が慌ただしく働いていた。


「そのアンドロイドは、亡くなってるの?」


 案内された部屋に、ボブ髪で白衣を着た女性の研究員がいて、困惑してエースに聞いてる。


 エースは、優しく壊れたアンドロイドをテーブルの上に置いた。


「ごめんなさい。生きたまま連れて来れませんでした。でも、彼は生前アンドロイドの進化の為に身体を役立てて欲しいと話してました。」


「そうなの・・。分かったわ。ありがとう。生きたアンドロイドがいれば、ナノマシンを入れて調べられるんだけど、なかなか上手く行かないわね。」


「ごめんなさい。」


「ごめんね。責めたつもりは無いの。いつもありがとう。」


 私達が、自己紹介を済ませると外が騒がしくなってる声が聞こえた。


「皆さん、戦闘の時はお願いします。」


 女性の研究員に言われ私達は、「了解です。」と返した。


 入り口に向かうと、そこには5名のアンドロイドと新垣美優(あらがきみゆ)とチームメンバーもいる。

 美優さんのチームは5人チームみたい。

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