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10.運配者-6



(さて、上手くやってくれたかな?)



 第二車両、車両内の中心に立ち。

 優は自ら一人を残して、もぬけの殻となった辺りを見渡しようやく一つ溜息を吐いた。



(極力目立たないようには動いたけど、まぁまず間違いなく姿は記憶されたよな)



 主戦力である男達の無力化は彰人に任せたとはいえ、優もやはりそれなりには目立ってしまった。

 ビフレストの制服だと言うだけで目についてしまうのに、そこに来て優の跳び抜けた容姿だ。

 まず記憶に残らぬ筈がなく、いくら誤魔化そうが優の姿形は後に事情聴取をするアスガルズの隊員の耳には入ってしまうだろう。



(目立てばそれだけこれからの護衛がやり辛くなるし……。ほんと何でこんなタイミングで事件に巻き込まれるんだよ……)



 だが巻き込まれていなければ、自らがこの場に居なければ笑い事では済まない惨事になっていたかもしれない。

 そう考えると、今の現状にはあまり文句も言えずに。



(文句を言うならこんな事しでかしたジャック犯達に、か。あーやっぱり自分であいつらを殴っとくんだったかな)



 そんな事をしていれば更に目立つ事になっていたと言う悪循環に、優は遣る瀬無い怒りと共に嘆息を零し。

 そうして両手で拳を作り、優は視線の先、先頭車両への貫通扉を見捉えた。


 ――瞬間、背後に気配を感じ優は振り返っていた。


 その右手には咄嗟に袖口から取り出したナイフが一丁煌めき、軌跡を描かきながらも振り向きざまに背後を斬り付ける。



「──おっ、あぶね」



 だが、まるで危な気も無しな軽い口調で、()()は優が斬り付けた空間から次には消え去っていた。

 まるで初めからそこには存在していなかったかのように、気配さえ一瞬で霧消し。気の所為だったかと聞かれれば、そうだったのかもしれないと錯覚してしまうほどに。



「んだよ、随分と好戦的になったもんじゃねぇか。ええおい」



 だがやはり気の所為では済まないのだろう。次に声が聞こえて来たのは──気配を感じとったのは、また背後からであった。

 今度はゆっくりと振り返り、そうしてその姿をようやく視界に捕える。

 赤い褐色の古ぼけたコートを纏う、中年の男。

 好き勝手に遊ばせていたのだろう頭髪は天然のパーマのように縮れ、伸び悩んだ前髪が男の右目を完全に隠している。

 その見るからに不清潔そうな容貌の男は、さて何が可笑しいのか薄気味悪い笑顔を浮かべており。



「貴方が死神ですか?」



 ナイフを握った右手をだらりと垂らし、優は目つきを鋭く男を睨んだ。



「おぉう、こぇえこぇえ。そんな殺気を振り撒くなよ……、つか、まさかお前がビフレストの学生をやってるとはな、こりゃ驚きだ」



 どこか自分の事を知っているかのような口ぶりに、優は僅かに眉間を寄せた。

 優の記憶ではこの男と会うのは今この時が初めてであり、今の姿である自分を知っているのも深山家の一部の人間を除き存在しない筈なのだ。



「おいおい、だんまりかよ。俺とお前の仲だろうが、隠し事は無しにしようぜえ」



 親しげに、だが歪に口元を吊り上げて提案する死神に、ただ優は右手を振り上げた。

 その手から撃ち出されたのは空を裂く、矢の如き銀のナイフであった。



「っぶね!」



 死神は慌ただしく咄嗟に右に体を傾けそれを躱すが。



「……どこから僕の情報を得た。答えろ」



 次の瞬間には優の姿が死神のすぐ目前に在り。その左手に新たに握られたナイフの切っ先が、死神の首元に突き付けられていた。



(やっぱり見覚えはない顔だ。だけど、ならこいつは何処で……)



 明らかに自分の事を知っているような口ぶりな死神。だが自分がこの姿で接した人間は限られている。

 ……であるならば、この死神が本当に自分のことを知っていると言い張るなら、それは恐らく本来の権藤優の方で間違いないはずであり。

 更に加えれば、この死神に今の自分が権藤優で間違いないのだと、そう情報を漏洩させた人間が深山家の内部に居る可能性もある。

 と、そこまでを優は関連づけ。



「ハッ……! いいじゃねぇか、そっちが本性かよ。普段の澄ましてるお前よかよっぽど好きだぜ、つか好みだよ」



 この状況でまだ軽口を叩く死神に、優は僅かにナイフの切っ先を肌に食い込ませた。

 薄く切れた肌から鮮血が滲み、ナイフの刀身を伝っていく。

 それでも死神は怯えるどころか、一向に態度を変える様子も見せず、むしろ更に口角を吊り上げ。



「いいじゃねぇか……、昂るぜぇ、その冷酷な瞳……。万が一にも俺を殺してくれるんじゃないかっつー希望を持たせてくれる。いいじゃねぇか……、いいじゃねぇかよ――なぁ運配者ッ!」


「え――」



 恍惚とした声色から一転、怒声のように語尾を荒くし叫んだ死神の言葉に、優は思わず目を見開き動揺し。

 その僅かな一瞬が仇となり、次には死神が視界から消え去っていた。



「く……ッ」



 一瞬とはいえ隙を見せてしまった自らに舌を打ち、優は気配を覚えた後方に左手を払う。

 するとそこに居たのは寸前まで目の前に居た筈の死神の姿。


 だが、優の左手が描いた銀の軌跡が自らに斬りかかる前に、死神は再度優の視界から姿を消してみせた。 



(また一瞬で……!)



 視界から予備動作無しで姿を消し、気づいた時には背後を取られている。

 神力で得た身体能力を持った上で、視認させない程の速度での移動を行っている……なんて事は優には考えられなかった。

 それほどの速度で動けるのなら、自らの目を誤魔化せるほどの身体能力を出せるのなら、彰人のように正面から無力化にかかる方が堅実だと考えたからだ。

 だが、死神はそうはしない……、否そうできないのか。



「はッ! よく反応するじゃねぇか、背中に目でもついてんのか?」



 声が聞こえたのは背後、優は咄嗟に振り返るが。そこには既に死神の姿は無く。



(しまっ――)



 そう思った時にはすでに、死神の両腕が優の背後から両脇に回され、拘束された後であった。



「つっかま~えた。とんだ子猫ちゃんじゃねぇか、にしてもお前……、何だ少し反応が鈍くなったか?」




 殺気立つ優とは対象に弾んだ口調の死神。優は拘束を解こうともがくが。



(だめか……。やっぱり女の力じゃ強引には……、動きにくいし、ほんとデメリットしかないなこの身体は……)



 また一つ内心で舌を打つ優に、死神は陽気な口調で続けた。



「それにお前、髪も染めたのか? 前の若白髪はどうしたよ、ストレスでも解消されたってか?」



 面白おかしそうに表情を歪める死神の問いかけに、だが疑問符を頭の上に浮かべる優。



(髪……? 染めるも何も男の時と色は変わってない――)



 そこに来て、優はある可能性に思い至る。

 運配者の正体を優と称し、どこか知っているような口ぶり。更には髪の色までを指摘し。

 だが何れも優には思い当たりが無く、だがそれらが全て……最初から優自身へと向けられた言葉ではないとしたなら。



(さっきから話が噛み合わないとは思ったけど、まさか人違い……、なのか?)



 この死神は、現在の優を別の人間――運配者と勘違いしているのではないか。それが最も辻褄が合う優の考え。



(世界には自分と同じ顔をした人間が三人は居るって聞くし、でもだとすると僕の今の顔によく似た若白髪の、恐らく女の子がその運配者?)



 死神の言葉を拾って纏めると、それがこの騒動の中心人物の特徴。おそらく死神が如何なる理由かで求めているのが、その優によく似た女の子――運配者なのだろう。



「おいおい、まーただんまりかよ。ようやく会えたんだぜ? もっと嬉しそうにしてくれてもいいじゃねぇか」



 死神の様子を見るに、優――運配者に元より危害を加えるつもりは無いようだ。

 どう言った用件でこんな大罪を犯してまで運配者に会おうとしていたのかは判らないが。



(少し探ってみるか)



 今の優は死神の目を誤魔化せる程度には運配者と瓜二つの様だ。なら、それを利用して色々と情報を引き出せるはず。



「……貴方は私に会いたいが為に、ただそれだけの為に乗客を皆殺しにしようとしたのですか?」



 優の問いに、死神はわざとらしい嘆息交じりに言った。



「仕方ねぇだろう……? こうでもしないとお前は出て来てくれねーじゃねぇか。ああ、俺は別に殺すつもりは無かったぜ? お前が冷徹そうに見えて実は正義感がつえー事はよ~くよく知ってるからな、どうせ出てくると踏んでた」



 死傷者を出すつもりは無かった、と言う死神だが。結果としてジャック犯らを無力化したのは彰人の協力合っての優であり、運配者は出て来ていない。つまり優が居なければ今頃死者が出て居なかった可能性は捨てきれず。



「……それで、こうしてまで私を引きずり出した要件は何ですか?」



 湧き上がる怒りを押し殺して問いを投げた優だが、中々死神からの答えは帰って来ず。

 僅かな沈黙の後、死神は口を開いた。



「お前、()だ?」



 瞬間、爆発したように溢れ出た死神の殺気に、優は反射的に右足を後方に蹴り上げた。男の急所を容赦なく狙ったそれに、死神はまたもその場から姿を消してそれを躱す。

 拘束が外れた優は咄嗟にスカートの下に隠されていた右太腿のホルスター、そこから拳銃を左手に一丁抜き、それをそのまま左手に構えた。



「てめぇは誰だって――」



 殺気を纏った気配と声を頼りに背後へと振り返ると、いつの間に、どこから取り出したのか死神は右手に一振りの刃を握り、それを今まさに優へと振り下ろそうと構えていた所であった。



「――言ってんだよぉおッ!!」



 怒声一杯、刃は振り下ろされる。どす黒い光が刃を成す、異形の刃。鉄を打ち鍛え上げられた刃ではなく、それは――。



(神力兵器……! それもこれは――)



 縦に振り下ろされる刃を右に床を蹴り躱す。すると寸前まで優が足を着けていた床が、文字通り――ただ音も無く消えた。



(アスガルズで試作中のADW――神技依存兵装、何でこいつがッ!)



 神力兵装とは神力を糧に動く次世代の兵器、今はもう定着しつつある主流の兵器だが。ADW――正式名称、神技依存兵装と呼ばれるそれは……神技を扱えるものだけにと考えられ開発中の、神技使い専用の兵器なのだ。

 使用者の神技の特徴に合わせて、専用に開発される筈の特注品であり。



「おらぁあッ!!」



 優が思考する間にも死神は怒声を上げて刃を真横に一振り。優はそれを屈んで躱し、左手に握った拳銃を死神に向けるとトリガーを連続で三回引いた。

 ミシンで糸を縫うような音ともに銃口から跳び出したのは、死神の刃とは対照的な淡い青の光。それが僅かな時差で死神を三度襲い。



「はッ……! 当たらねェよッ!」



 だが、死神は音と同速のそれをまたも優の背後に回る事で回避した。



(やっぱりこいつ――)



 もう疑いようも無い、ADWを使っている事からも一目瞭然である。



(神技使いッ!)



 景と同じ男性の神技使い。それの意味するところは、自然災害なんて危険レベルではなく、もはや一国を滅ぼしかねるほどの天災。



「いくらお前がちょこまか動いてもよぉ」



 背後から、声。優は反射的に振り返り。



「まぁ、速さで俺の右に出る奴はいねぇわな」



 振り返った先でまた背後から刺す――、閉幕の言葉。

 優がもう一度背後に振り返った頃には、すでに漆黒の刃がすぐ眼前に迫って居た。

 視認出来ても、反応できても躱し切れない位置。神力持ちと生身の人間、それ以上に大きい絶壁な壁。



「……は?」



 ――だが、権堂 優はそんな壁をも糸も容易く乗り越える。砕くのではなく、乗り越えた。



「男性神技使いと対峙するのはこれで三度目ですが――」



 呆気にとられた死神の背後から刺す、聞こえては成らない筈の──声。



「その中でも、貴方は一番未熟ですね」



 信じられない、といった表情で背後に振り返った死神。するとそこに居たのは、澄ました表情で死神へと銃口を向けている、優の姿。

 次の瞬間、死神はまた姿を消す。次に姿を現したのは、優が寸前まで立って居た場の背後であり。

 そして、同時に死神の後頭部に突きつけられる銃口。優の姿はすでに死神の背後にあった。



「……おまえ、何しやがった」



 冷や汗を頬に伝わせる死神からは、先程までの余裕ぶった態度は感じられず。そんな死神に対し、優は見当違いの答えを返した。



「あなたは決して高速で移動しているのではなく、文字通り一瞬で相手の死角に移動している。瞬間移動、とでも言えばいいのでしょうか。それがあなたの神技ですね」



 相手に視認させない程に早く動けるのであれば、正面から叩き潰した方が手っ取り早い。なのにそれをしないのは、自らの座標を特定場所に移動する事しか出来ないから。

 つまりいくら相手の目前に一瞬で移動する事が出来たとしても、元の戦闘力で相手に勝って居なければすぐに反応されてそれで終わりだからだ。

 だからこそ、この死神は相手の死角に自らの座標を飛ばすといった方法を取り、反応させないままに片をつけようとしていた。



「それを知った所で、お前が俺をやれるとでも?」


「はい」



 即答する優に、死神は口元を吊り上げ。



「馬鹿にされたもんだなぁ、これでも俺は天災とされる天才野郎神技使い――」


「その中でも、戦闘力だけ取れば貴方は最弱でしょうね」



 不愉快そうに息を吐き捨て、死神は神技を扱い優の背後を取った。すでに振り上げた漆黒の刃。それを優に向かって振り下ろし。

 だが、その姿が死神の目前から消えた。否、消えて見えた。空を振った刃は触れた床を消し去り、後頭部に再度突きつけられる銃口に。



「……てめぇも神技使いかよ」



 死神の言葉に、優は威圧的に返した。



「そのADWはどこから手に入れたのですか。未だアスガルズの最重要機密での試験運用中であったはずですが」


「はッ、それを知ってる嬢ちゃんもただの学生なわけねーわな。あいつと顔が瓜二つな時点で普通の嬢ちゃんじゃ有り得ないんだろうが……。ま、こいつは察しの通りくすねたんだよ。ぱぱっと神技を使って世界樹の中を散歩してた時に見つけてよ。どうも話に聞いていた分だと使用者のオーダーメイドっつー話らしいが、こいつは俺でも扱えたからそのまま頂戴したって訳だ。他にも幾つかあったが、まぁ俺じゃ使い方がさっぱりでな」



 つまりこの男が持つ力は、世界樹の内部に不法に侵入することが可能であり、そのまま何事も無く抜け出せる程の神技だということ。

 やはり男性神力持ちだけはあり、その神技も破格だ。



「逃亡の手段はその神技だった、という訳ですね。最初からお仲間は切り捨てるつもりだった訳ですか」


「おいおい、俺は大切な仲間を見捨てて逃げる程腐っちゃいねーよ。ま、ただあいつらはその大切な仲間じゃあなかった……ってオチだなぁ」



 目的の運配者に接触し、あとはこの場から神技を扱い逃亡。策も何もあったものじゃない、ただの力任せな犯行である。

 だがそれを可能にしてしまえる程の、どんな事態を引き起こそうともその場から瞬時に逃亡を図れる力……やはり滅茶苦茶な力だ。



「……悪事を働くのに、これ以上は無いうってつけの神技ですね」


「だろう? こんな力を持っちまったらそりゃ好き勝手もしたくなるよな。ってことで、理解したか? 嬢ちゃんはどう足掻いても俺に従うしかねー訳だ。これで判ったろう?」



 死神の言葉に無言を貫く優。確かに、自分の任意の場所に瞬間移動などができるのなら、この場から乗客を集めた第四車両、第五車両の何れかに赴き人質に取る、なども可能になる。武力で優を屈服させなくとも、屈服させる方法はいくつもあると死神は遠回しに言っているのだ。



「そうですね、ですが……、もう遅いです」


「あ?」



 優の意図が掴めぬ言葉に、死神は呆然と言葉を漏らし。



「――貴方はすでに、敗北しているので」



 次の瞬間、死神の意識は暗転を始める。



「な……、んだ。てめ……、何し――」



 膝から崩れ落ちる死神の背後、優は死神の頸椎をナイフの柄の裏で叩き意識を刈り取った。

 呆気の無い最期、だが優としては見慣れた光景であった。



(多いんだよなぁ、こういう奴。神力に頼り切ってちっとも基礎がなってないの。長々話してる暇があればさっさと動けばいいのにさ)



 先に死神は優の事を神技使いなどと誤認していたが、優は神技どころか神力すら持たない生身の人間である。

 世間一般的には、神技使いなんて者は越えられない壁のさらに奥。だが、それは元の個人の力量が等しかった場合の話だ。

 赤ん坊に機関銃を持たせて裸で立ち会った所で、正面切って向かわなければどうとでも対処できる。力を扱う者が未熟であるなら、それは力を持たないのと同義だ。


 そう、優はただ()()()()を捻っただけに過ぎなかった。



(あとの事後処理はアスガルズに任せるとして……)



 車内から窓を通し、優は外の風景を見つめた。

 流れていく高層ビルに、ふと一本の電柱が過り。


 ――その上に立つ、一人の少女と目が合った。



「え……?」



 窓に駆けより、過ぎ去りゆく電柱を追って窓越しに覗く。

 だが、そこにはすでに少女の姿は無く。



(見間違え……? いやでも) 



 一瞬の出来事ではあったが、鮮明に脳裏に焼き付いた姿。

 陽光を拡散させ、神々しく発光して居る様に映した白銀の長髪。


 ――鏡越しにこの七日間目にし続けた、自らと()()()をした少女の儚げな眼が、優を見つめていたのだから。





 ◆





「第二分岐点」



 ――狂った歯車が、名も知らぬ時計の針を動かした。



   ──Ⅱの時と、その針は時を示した。



     ──女神はまだ、一人幸せな夢を……視ていた。


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