表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンジョンおじさん  作者: 広路なゆる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/120

91.ウサギさん、ファッション狂人

「失敗しやがって……この役立たずが!!」


「……す、すみませんでした……」


 不甲斐なく失敗をし、叱責されるウルトマがウサギに対し、許しを請う。


「いや、今日はそう簡単には許さないぞ……」


「くっ……!」


 ウルトマは唇を嚙み締める。


「おやおや、どうしたのです? ウサギさん……いつもの余裕がまるでないじゃない?」


「っ……!?」


 その時、別の声が割り込む。


「ヒロ……」


 緑のおじさんが猫耳の少女と共に現れる。


「いやぁ、すまないね。サロマコから来るのに時間が掛かってしまってね」


「変な奴に邪魔されたニャ!」


「そうか……残念だったな……」


「でも、実は、君とアングラ・ナイトとの戦いは拝見させてもらったよ」


「っ……!!」


「戦ってみた感じ、どうだったかい?」


「ま、まぁまぁ……だな……」


「ふふ……そうかい……通常攻撃に緊急回避スキルを使用するとは随分といいサービスだね」


「そ、それは……」


「ところで君、キルしてくれる相手を探しているんじゃなかったの? ほら、いつも言ってたじゃない? その人なら、僕をキルしてくれるかな……って! その割に引き際が潔かったんじゃない?」


「っ……!」


「あっ、もしかして……ファッション狂人?」


「っっっ!!」


 ウサギは明らかに顔を曇らせる。


「た、確かに奴の底知れぬプレッシャーは今まで感じたことがなかったのは事実だ……だが、僕はまだモンスター化を使っていなかった」


「うーん……確かにそうだね……!」


 ヒロは穏やかな表情でその言い訳を受け入れる。


「でも、まぁ、ウルトマくんとパンマが不甲斐なく失敗したのは確かだ……」


「えっ!?」


 自分から逸れていた責任問題が再び掘り起こされ、ウルトマは動揺の表情を見せる。


「というわけで……パンマには死んでもらおうか」


「へっ?」


 失敗はしていたものの別に叱られるだけだろうと、能天気にぼんやりしていたパンマに突如、火の粉が降りかかる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【作者新作】

<新作のリンク>

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ