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紅き閃光.ヴァリキュレス  作者: しまりす
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出陣!、キュピレス先鋒隊~黒い悪魔、バスター城に迫る!

 出陣!、キュピレス先鋒隊~黒い悪魔、バスター城に迫る!



『この場で、臆する者は去るがよい!』


『命は一つ、己で道を定めよ!』


『闇の軍団との戦い、生きて帰れる保証は、どこにもない!』


『それゆえ、逃げ出したからといって、責めはせぬ!』



『女神エリスの子供たちよ!』


『この場に集いし英傑、賢者たちよ!』


『汝らに告ぐ!』


『英雄は死んでも国民の心の中に記憶として永久に刻まれ代々に渡り語り継がれる!』


『しかし、国難の時に、背を向け自らの名誉を投げ捨てる者は(しかばね)となり、それを拾うものは無いと知れ!』


『我は、戦乙女ヴァルキリーなり!』


『汝らの命、我に預けよ!』


『さすれば、例え戦場で命、尽きようとも救済の国士の魂は


 聖所ヴァルハラで光輝き再び再生されん!』


『いざ!、この紅き救国の旗印キュピレスに続けぇぇぇぇええええ◼◼◼◼◼◼!!!』


 キュピレスは塔の上で見送るバルキ.シオン宰相と視線を合わせた。


『我、勝利の祈り、天に届けんーー!!』


 キュピレスは背中から無尽火矢(ソアラー)の弓を取り満月のようにしならせ空に射放った。


 ゴオオオーーーーーーーーーーッ》》》》》》》》》》》》》


 たちまち、火矢は大きな火の鳥へと姿を変え大声で鳴響号した。


 キェーーーーーーーーッ))))》》》》》》》》》》》


 火の鳥の声は辺りに響き渡り山々に幾重にも木霊した。


 これと共鳴するようにバスター城の空に大きな金の(ゴールデン.ドラゴン)が、その姿を見せた。


 悠然と空を滑空しキュピレス先鋒隊を見送るように幾度も旋回し火炎噴射で空を染めた。


 兵士たちは口々に叫ぶ.......。


『我らの後ろには、女神エリスとアリス、ナリス、そして黄金の(ゴールデン.ドラゴン)が付いているぞーーー!!』


『オーーーーーーーッ!!!』


 全軍の士気は天を突くばかりに高揚した。


 バスター城、及びキュピレス先鋒隊士気高揚!!【MAX↑↑↑】





 キュピレスの檄に応じ参集した戦士、賢者たちは誰も逃げ出さず、その固い決意を戦乙女に示した。


 城門を出て行くキュピレス先鋒隊。


 先頭に戦乙女ヴァルキリーことキュピレス。


 傍らに二頭立て戦車に乗る大賢者.ソー.ジャと飛剣ブリュナークを帯びた若き貴公子アン.スウェラ。


 その後ろに騎馬隊を率いる警告の使者モーサ。


 そして中天を飛ぶアストラル聖戦士、槍の名手ロンゴミアント及び黄金の湾曲剣ハルパーを唸らせるペルセシウス。


 彼ら二人は同じアストラル闇戦士軍団に圧倒的な強さを持つ。




 時を同じくして、北の裏門から静かに城を出る者たちもいた。


 ゾロイーダの魔導師たちは城の裏手にある非常門を開け放った。


 遥か遠くに見える大船団、南の雪(火薬)と大麻(カンノビノイド)を積みへーベル河を上流へと昇りバスター城を目指している。



 風は追い風……帆を大きく脹らませ水面を音もなく滑るように走る大型大砲船団。


 月の光を黒雲が隠した。


 黒い悪魔の群れがバスター城の背後に迫っていた。



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